旧車の整備　＃８　パオ　エンジン修理　その２ 　　シリンダーヘッドオーバーホール、吸・排気バルブ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回からの続編です。
シリンダーヘッドを取り外しました。
腰下部分には問題となるような損傷はありません。

ピストンヘッドにバルブと接触した形跡が確認できます。
少しカーボンが付いていますが、比較的良い状態です。
燃焼状態も良かったのだと思います。

バルブの状態を確認すると・・・
やはりバルブが湾曲して閉じていませんでした。
これでは圧縮が上がるはずもありません。
エキゾーストバルブは全滅です。

画像が不鮮明で分かりずらいかもしれませんが・・・
マークの部分のバルブが閉じ切らずに隙間が空いてしまっています。

ヘッドの分解を進めます。
バルブスプリング、吸・排気バルブを取り外します。
バルブシールも交換します。
取り外したバルブを見ると・・・
曲がっているのがはっきりわかります。

早速、ヘッドガスケット、タイミングベルト等の必要なパーツを手配します。
ところが・・・　(・_・;)
旧車整備のあるあるですが。。。
肝心の吸・排気バルブが生産廃止になっていました。(~_~;)
この状態では作業が止まってしまいます。(・_・;)
さて、どうしたものでしょう？

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