- エンジン関連修理・整備
- 三菱 ミニカ
- 作業時間:7時間
2016年06月30日 16:13エンジン焼き付き
今回の案件は、以前ご依頼があったものですが、非常に重要な内容なのでご紹介させていただきます。
走行中、エンジンから大きな金属音が出たとの事で点検のご依頼がありました。
確認すると、たしかに酷い音がしています。
しかもエンジン内部から出ています。
エンジンオイルの状態をチェックしました。
オイルが入っておりません。。
エンジンオイルの被膜切れによるエンジンの焼き付きです。
エンジンのヘッドカバーを外してみました。
画像をご覧ください。
これは重大なトラブルです。
エンジンオイル交換を忘れていたらしく、オイルが熱硬化してしまい固形物に変わってしまってます。。
ありとあらゆるところがカーボン状の固形物で覆われていました。
オイルを抜いてみましたが、ほとんど抜け出てきません。
ドロドロのオイルが0.5Lくらいでした。
残念ながらエンジンは交換となりました。
オイルパンを外して、オイルの吸い上げ口であるオイルストレーナーを確認します。
これではオイルを交換してもオイルは吸い上げられず、循環不良を起こしますよね。。
オイルストレーナーを洗浄してみました。
本来はこのような状態でないといけません。
今回エンジンが焼きついてしまった原因は、オイル交換を忘れてしまっていたためによるものです。
定期的なオイル交換は、エンジンを長持ちさせるための必須メンテナンスです。
意外と忘れがちなオイル交換、みなさまは大丈夫でしょうか?
この記事をご覧になられた方は、ぜひ愛車のオイルを点検してください。
オイル交換の目安は、おおむね5.000km走行ごとか、半年に一回の交換をお勧めいたします。
オイル交換を忘れたままですと、思わぬ出費につながる可能性があります。
弊社ではお客様のお車を丁寧に点検整備させていただいております。
エンジンオイル交換も丁寧に作業させていただいております。
この記事を見て弊社をご利用いただけたら幸いです。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成16年 | メーカー・ブランド | 三菱 |
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車種 | ミニカ |