- エンジン関連修理・整備
2020年06月20日 21:05ロータスエリーゼ VHPDエンジンのオーバーホール&チューニング
街乗りからショートサーキットでのパフォーマンスアップの為に、改造を含めたエンジンオーバーホールとサスペンションチューニングを施しました。
エンジンの耐久性を向上させたうえで、吸排気やバルブタイミングを見直し、実用回転域から高回転までストレスなく加速できるように仕様変更。
吸気システムは当社製SCUD吸気濾過システム。
リアにスタビライザーを新設することで、ロール剛性を上げ、トラクションを確保。
内輪の空転を抑制し、LSDのメンテナンスサイクルを長くすることが可能。
セッティングはエメラルド製からHALTECH製ELITE1000に変更。緻密な制御が可能になり、加速性能は勿論、使い勝手のよさもメリットの一つ。
純正に比べ格段に強化されたシリンダーライナーを製作。ライナーの保持部分も改良し、ヘッドガスケットのシール性を長期にわたって維持できます。
クランクシャフトの強化のため、窒化処理を施した。
ジャーナル部はラッピングフィルムを使い鏡面研磨。
ピストンピンはDLC処理で摩擦抵抗の低減。
処理後はコンロッドの小端ブッシュを製作し、圧入。
クリアランスが適正になり耐久性向上
ピーキーな特性を改善する為にはカムタイミングの変更が必須
排気系は当社製SCUDインテグラルエキゾーストシステム