フリード　エンジン不調（E/Gチェックランプ点灯）｜車検・点検・修理のグーネットピット

ホンダフリード　アイドリング不調・加速不良及びエンジンチェックランプ
点灯でのご入庫です。

空吹かしで確認すると、”ドババババ～ン？”て感じの鈍い吹け上りです。
まあ、よくある”1発死んでるな～”の症状ですね。
故障コードで確認します。

故障コードは、1番シリンダーの失火と出ました。
失火の原因として、プラグもしくはイグニッションコイルの可能性が最も高いです。
他の原因として、インジェクターの詰まりとか、変わったものではエンジンの
中にある、”エキゾーストバルブ”をガイドするための”バルブガイド”が、何らかの原因で
ズリ落ちていき、バルブを押し下げてしまい、圧縮不良なんてものもありました。
あ、ネズミが配線をかじって、断線なんてこともありました。

とはいっても、点火系から調べるのが順当というか、ほとんどそれなので
イグニッションコイルと点火プラグを外していきます。
このエンジンは、エンジンに向かって奥側にプラグがあるうえに、手が入らず
狭いんですよねー。
ワイパー周りのカバーを外していき作業します。

今回は、イグニッションコイルの内部不良のようです。

走行距離も10万ｋｍ近くは知っているので、プラグも摩耗しており交換します。

取り敢えずは１本でも、現状修理は可能ですが、順次他のコイルがダメになることも
多いですので、”まだしばらくは乗りたい”とのご要望もあり、コイルも４本とも交換しました。

取り外したパーツを復元し、作業完了となります。
テスト及び故障コードの消去をして、エンジン作業完了です。

追加として、運転席のパワーウィンドウが動かないということで
運転席側のパワーウィンドウ・メインスイッチも交換となりました。

ご入庫、ありがとうございました。

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