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オイル漏れ修理にてお預かり致しました！
エンジン下にオイルが垂れるという事で、まずは点検。
するとタペットカバー部分、リヤカムシャフトカバー部分、オイルクーラー合わせ面、オイルポンプ合わせ面から漏れており、またミッション合わせ面からオイル垂れも起こしておりました。
またミッションのドライブシャフト挿入口からオートマオイルが、ラジエターホース、エンジン側から冷却水も漏れ跡が見られました。



冷却水部分はホースバンド締め付けで止まったので良いですが、他の部分は基本的にオイルシール類の交換が必要。



ただ、ミッション合わせ面部分はミッションを降ろさないと作業が出来ない部分。タペットカバー、リヤカムシャフトカバー、オイルポンプ廻りは各パッキン類交換、ミッション合わせ面部分はリヤクランクシール不良かと思われるので、エンジンオイルの漏れ止め剤にて、オートマに関しても漏れ止め剤にて各対応する事になりました。

まずはタイミングベルトを外します・・。
ベルトカバー内部にオイルの付着は無し。
タイミングベルトは最近交換したばかりとの事だったので、ベルト、テンショナーは再利用する事に。



引き続き、オイルクーラー、オイルポンプを取外し、各オイルシール、パッキンを交換します。
またタペットカバー、リヤカムシャフトカバーもパッキンを各交換。



各作業完了後、エンジン始動！するとタイミングベルトカバー内部から「ヒュルヒュル」異音が・・。どうもタイミングベルトテンショナーからしている様です・・。ベルトの張り不良かと思い、再調整をするも改善しません。
部品を交換するしかありません。



タイミングベルト、テンショナー各々交換後は異音はしない状態。

引き続き漏れの有無を点検。
各パッキン類交換箇所は漏れが無い事を確認。
ミッション合わせ面部分は、暫くすると垂れてきましたが、漏れ止め剤は入れた直後に効果が出る訳では無いので、一先ずこちらは様子を見て頂く事としました。

オイルフィルター周辺、オイルクーラーとオイルポンプの各合わせ面からオイル漏れが見られます。

エンジンとミッションの合わせ面からオイルが垂れています。またオイルパン合わせ面も漏れている状態。
さらにドライブシャフト挿入口からも漏れが見られました。

タペットカバー、カムシャフトリヤ側のカバー部分からも漏れがある状態。

冷却水漏れ部分。こちらはホースバンド増す締めで止まりましたので、こちらはＯＫ。

タイミングベルトを外し、クランクのスプロケットを外した状態。クランクシールから漏れは有りません。カムシャフトも同様です。

オイルパンを外し、オイルポンプを外した状態です。

外したオイルポンプです。

オイルポンプ部分のオイルシール。下が装着品、上が新品。弾力が全くなく、パキパキの状態でした。

シーリング材を付け、エンジンに取り付けます。

オイルポンプ取り付け後です。またフロントクランクシール、カムシールも交換しました。
後はオイルクーラー、タイミングベルト関係を取付です。

タペットカバー、カムのカバーを外した状態。パッキンはカチコチでした。

作業完了後。オイル漏れは無い状態です。

タペットカバー廻りも大丈夫です。

オイルパン廻りも大丈夫です。

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