- 車検
- スバル インプレッサスポーツ
- 費用総額:192,780円
2026年09月20日 17:49トルコン太郎でCVTフルード交換!3つの作業ポイントを解説
症状・ご相談内容
東京都日野市にお住まいのお客様より、スバル インプレッサ(DBA-GT7)の車検整備のご依頼をいただきました。今回は車検(24ヶ月点検)に合わせて、エンジンオイル・ブレーキフルード・CVTF(CVTフルード)の油脂類全般の交換をご希望とのことでした。日野市・八王子市・多摩市・稲城市周辺で「CVTフルード交換」をお考えの方にも参考になる内容ですので、作業内容を詳しくご紹介します。
点検の過程で、走行距離63,102kmという使用状況もあり、各種油脂類の劣化に加えて、エンジンオイル漏れの症状も確認されました。
原因・点検結果
まず下廻り各部・ブレーキ関係・ケーブル関係・動力伝達装置・ステアリング装置関係など車検基本項目の点検・調整を実施。検査機器による点検の結果、ブレーキ残量は前輪5.6mm/後輪7.4mm、タイヤ残量は前輪3.4mm/後輪4.2mmで、バッテリーテストは充電状態87%・寿命テスト100%(基準値600CCA、測定値682CCA)、エンジン始動能力テストも100%と良好でした。
OBD点検(スキャンツールによるDTC読み取り)では、パワーウィンドウ(運転席)の過去・現在故障コードなど複数の記録が見られましたが、いずれも実害のない履歴的な記録であることを確認しています。
ご注意
点検の結果、右バンクのタペットカバー部(プラグホール部含む)からエンジンオイルの滲み・漏れが確認されました。今回は応急的にオイル粘度を上げたうえで漏れ止め剤を注入する処置を行っておりますが、根本的な修理ではないため、次回点検時に状態を再確認させていただきます。
右バンク、タペットカバー部分にオイルの滲みが確認されました。
作業工程・技術的なポイント
今回のメイン作業であるCVTF(CVTフルード)交換は、専用機器「トルコン太郎」を使用した圧送循環交換方式で実施しました。単にドレンから抜いて入れるだけの部分交換とは異なり、トルクコンバーター内部の古いフルードまで含めて効率よく入れ替えられるのが特長です。
トルコン太郎による圧送交換のイメージ図。
作業手順の技術的なポイント
CVTを十分に冷却した後、エンジンを始動し、フィラープラグを取り外してオートマ用フラッシング剤を注入、内部を洗浄します。
洗浄後にエンジンを停止し、オートマオイルのオイルクーラーホースを取り外して、アタッチメントホースを2本取り付けます。
アタッチメントホースにトルコン太郎を接続し、エンジンを再始動。片方のホースからは古いフルードを抜き取り、もう片方のホースから新油を注入する「圧送循環方式」で同時進行します。
交換後のフルードはトルコン太郎内部のフィルターでろ過し、さらに洗浄を行います。
CVTF抜き取り開始時。新油と比べ、真っ黒な状態でした。
新油の注入と並行して、旧油を10リットルほど抜き取っている様子です。
オイル量の調整には注意が必要です。CVTFはオイル温度によって油量(見た目の液面)が変化してしまうため、洗浄後に一度冷却し、メーカー規定温度になった時点でのオイル量を計測・調整することが正確な油量管理のポイントとなります。
技術解説:温度管理による油量調整
CVTが十分に冷却された後、スキャンツールを接続してCVTFの温度をリアルタイムに計測しながらエンジンを始動します。CVTのフィラープラグを取り外して添加剤を注入し、再度フィラープラグを取り付けたうえで、アイドリング状態のままフルード温度を上昇させます。フルード温度が35℃に達した時点でフィラープラグを外し、規定の油量に調整して作業完了となります。温度によって液面が変わるATF/CVTFだからこそ、この温度管理が仕上がりの精度を大きく左右します。
全量(約16リットル)抜き取り後の旧油。抜き取り始めと比べ、透明感が上がっています。
トルコン太郎内部のフィルターでろ過した後の状態。新油とほとんど変わらない状態になりました。
このほか車検整備の一環として、エンジンオイル交換(フラッシング込み)、ラジエーター・キャップの取替、エア・クリーナ・フィルターの清掃、エンジン内部のカーボン洗浄、ウィンドウォッシャー液の補充、前後ブレーキの分解・清掃、ブレーキフルード(DOT4)の交換、タイヤの空気圧調整およびローテーション、エアコンフィルターの取替もあわせて実施しています。
作業結果
CVTF(約16リットル)はトルコン太郎による圧送循環交換により、内部のトルクコンバーターまで含めてほぼ全量を新油に入れ替えることができました。抜き取り開始時は真っ黒だったフルードも、交換後は新油とほとんど変わらない透明感のある状態まで改善しています。
右バンクのタペットカバー部から確認されたエンジンオイルの滲みについては、オイル粘度を上げたうえで漏れ止め剤を注入する処置を実施しました。エンジンオイル自体もかなり劣化が進んでいたため、今後は半年ごとの交換を推奨しております。
今後のメンテナンスについて
エンジンオイルは年間1万km程度走行されている使用状況を踏まえ、半年ごとの交換をおすすめいたします。オイルの劣化が進むとパッキン類へのダメージが大きくなり、オイル漏れのリスクも高まります。また、次回の法定点検時には前輪のロアアームブッシュが交換時期を迎える見込みですので、あわせてご案内いたします。
その他、車検基本項目(下廻り各部・ブレーキ関係・ケーブル関係・動力伝達装置・ステアリング装置関係の点検調整)、ラジエーター・キャップの取替、エア・クリーナ・フィルターの清掃、エアコンフィルターの取替なども問題なく完了し、車検(24ヶ月点検)は無事に合格しております。
対象車両情報
| 初年度登録年月 | 平成29年 | メーカー・ブランド | スバル |
|---|---|---|---|
| 車種 | インプレッサスポーツ | グレード | 2.0i-Lアイサイト |
| 型式 | DBA-GT7 |
費用明細
| 項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 消費税 | 区分 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 車検整備基本工賃(24ヶ月点検) | 1.0 | 29,000 | 29,000 | 課税 | 点検 | |
| 下廻り洗浄料金・検査機器による点検調整 | 1.0 | 5,000 | 5,000 | 課税 | 点検 | |
| OBD点検実施(スキャンツールによるDTC読み取り) | 1.0 | 2,000 | 2,000 | 課税 | 点検 | |
| PETRA オイルシステムクリーナー | 1.0 | 2,500 | 2,500 | 課税 | 部品 | |
| Wako’s EX-CRUISEスペシャル 5W-40 SN | 4.0 | 0 | 0 | 課税 | 部品 | |
| ドレーンパッキン及びオイルフィルター | 1.0 | 1,500 | 1,500 | 課税 | 部品 | |
| PETRA エンジン・ストップリーク(漏れ止め剤) | 1.0 | 3,200 | 3,200 | 課税 | 部品 | |
| Wako’sクーラント・ブースター | 1.0 | 2,160 | 2,160 | 課税 | 部品 | |
| ラジエーター・キャップ | 1.0 | 1,460 | 1,460 | 課税 | 部品 | |
| Wakos フューエル1 | 1.0 | 2,160 | 2,160 | 課税 | 部品 | |
| ウインドウォッシャー液 | 2.0 | 100 | 200 | 課税 | 部品 | |
| パーツクリーナー、ブレーキフルード | 1.0 | 3,600 | 3,600 | 課税 | 部品 | |
| ATF又はCVTF 圧送交換工賃(スキャンツールにて油温管理 | 1.0 | 9,000 | 9,000 | 課税 | 交換 | |
| WAKOS CVTFプレミアムスペック | 16.0 | 3,400 | 54,400 | 課税 | 部品 | |
| PETRA TRANSMISSION SYSTEM CLEA | 1.0 | 2,500 | 2,500 | 課税 | 部品 | |
| PETRA UNIVERSAL SYNTHETIC CVT | 1.0 | 3,500 | 3,500 | 課税 | 部品 | |
| ガスケット・フィラープラグ | 1.0 | 320 | 320 | 課税 | 部品 | |
| エアコンフィルター取替工賃 | 1.0 | 3,000 | 3,000 | 課税 | 交換 | |
| クリーンフィルター | 1.0 | 3,800 | 3,800 | 課税 | 部品 | |
| 車検・早期ご予約割引(2か月) | 1.0 | -1,818 | -1,818 | 課税 | 値引き | |
| オイル交換サービス券割引 | 1.0 | -909 | -909 | 課税 | 値引き | |
| 車検諸費用 | 1.0 | 53,550 | 53,550 | 非課税 | 法定整備 |
| 小計(課税) (①) | 126,573円 |
|---|---|
| 消費税 (②) | 12,657円 |
| 小計(非課税) (③) | 53,550円 |
| 値引き (④) | - 円 |
| 総額(消費税込) (①+②+③) | 192,780円 |
この作業実績のタグ
店舗情報
- 株式会社 秀勇自動車
- 認証工場:第1-8272号
車の修理、板金、整備、車検を一貫して行っている地域密着型の自動車専門会社です。
- 営業時間
- 月火水木金 9:00~19:00 / 土 10:00~18:00
- 定休日
- 日曜日 定休日:日曜日・祝日日野市・八王子市・府中市・多摩市・立川市のお客さま大歓迎です!
- 住所
- 〒191-0041 東京都日野市南平8-17-17
- アクセス
- お車にてご来店の方:下りの方は北野街道(173)沿い左手になります。
- 1級整備士
- -
- 2級整備士
- 1人
- 創業年
- 昭和 45(1970)年
-
- 無料電話お気軽にお電話下さい!
- 0078-6057-6468
株式会社 秀勇自動車
認証工場:第1-8272号
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- 4.94
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- 1141件
- 営業時間
-
月火水木金 9:00~19:00 土 10:00~18:00
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※12時~13時はお昼休みの為、受付業務を含め、お休みとなります。
定休日:日曜日・祝日日野市・八王子市・府中市・多摩市・立川市のお客さま大歓迎です!
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東京都日野市南平8-17-17
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ジムニーシエラ下回りの錆処理と防錆塗装を依頼しました。もともとあちこち錆びてましたが、作業後は下回りだけ新車のようです。塗装は黒塗料と透明を使い分けて塗って頂けるので見た目はノーマルのまま。下回り防錆でノックスドール真っ黒ベタベタが嫌なら、こちらのお店での施工はお勧めです。あと、お仕事がすごく丁寧です。信頼できると思います。
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中古車を買って初めての車検でした。知識がないので色々と質問させてもらいましたがいずれも丁寧に答えてくださり、作業報告も写真付きでしてもらえたので安心でした。ありがとうございました。
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- 5.0
電話予約時に車種と名前を伝えていたが、来店時にスタッフの皆さんが「お客様」と呼ぶのではなく、名前で呼んで対応してくれたので、印象が大変良かった。また、車検の納期を繰り上げて早期に対応していただいたのでとても良かった。一つだけ苦言を申し上げると、カード決済ができなかったのが残念でした。しかし、お店から徒歩1分の至近距離に銀行のATMがあるので問題は軽微。
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