ドライブシャフト交換事例｜日野市でサンバーの足回り修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は、車検でご入庫いただいた【スバル サンバー（V-KV4）】の整備事例をご紹介します。

点検の結果、ドライブシャフトのインナー・アウターブーツの破れとひび割れが確認されました。また、お客様からのご指摘によりオイル漏れの詳細診断も実施いたしました。

日野市・八王子市・多摩市エリアでのドライブシャフト交換・軽自動車の車検整備は当社にお任せください！
1. ドライブシャフトブーツの破れ状況
ドライブシャフトブーツは、関節部分（CVジョイント）を保護する重要な部品です。破れると以下の問題が発生します：

グリス漏れ – 内部のグリスが流出し、潤滑不良を起こす
異物侵入 – 泥や水が侵入し、関節部分の摩耗を促進
異音発生 – カーブ時に「カクカク」「ゴリゴリ」といった音が発生
走行不能 – 最悪の場合、ドライブシャフトが破損し走行不能になる可能性
重要：ドライブシャフトブーツの破れは早期の修理が必要です。放置すると高額な修理につながる場合があります。

インナー側のブーツが破れ、アウター側もブーツがひび割れしており、間もなく破れそうな状態でした。グリスが漏れ出し、異物の侵入リスクも高い状況です。

アウター側の状態、ひび割れが見られます。

2. リビルト品ドライブシャフトへの交換
今回は以下の理由により、ブーツ交換ではなくリビルト品のドライブシャフト全体交換をご提案いたしました：

リビルト品交換を選択した理由
コストメリット – インナー・アウター両方のブーツ交換工賃より安価
信頼性向上 – CVジョイント本体も新品同等の性能に回復
作業時間短縮 – ブーツ交換よりも作業時間を短縮可能
長期保証 – リビルト品には保証が付帯

破損したドライブシャフトを慎重に取り外し。CVジョイント部分の摩耗も確認されました。

高品質なリビルト品ドライブシャフトを取り付け完了。新品同等の性能を確保しました。

3. オイル漏れ診断結果
お客様から「ドライブシャフトの根元からオイルが漏れている」とのご指摘をいただき、詳細な診断を実施いたしました。

診断結果
ミッション（トランスミッション）
ドライブシャフトの根元部分：異常なし

エンジン部分
リヤクランクシール・オイルパンから軽微な滲み：経過観察

エンジンオイル滲みについて
確認された滲みは軽微なレベルで、直ちに修理が必要な状態ではありません。定期点検時に状態を確認し、滲み量が増加した場合に対処いたします。

ミッション（トランスミッション）部分の点検結果。ドライブシャフト根元からの漏れは確認されませんでした。

エンジンのリヤクランクシール・オイルパン部分で軽微な滲みを確認。経過観察レベルです。

4. 整備後のメリット
走行性能向上
スムーズな動力伝達で快適な走行を実現

異音解消
カーブ時の「カクカク」「ゴリゴリ」音が解消

安全性確保
走行中の突発的な故障リスクを大幅軽減

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