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下廻りの塩害防止塗装を承りました！
新車時に1度施工させて頂いたので、メンテナンスで再施工させて頂く事になりました。

まずは下廻りを洗浄して、リフトアップして点検。
するとエキゾーストパイプやホーシング廻りに細々と赤錆が見られました。
ウィンタースポーツをされる様で、行った後は下廻りの洗浄はされているとの事ですが、
どうしても多少の錆は出てしまいます・・。

続いて構成部品の取り外し。
前側バンパー、フェンダーライナー、社外のアンダーカバー、タイヤ、エキゾーストパイプを
取り外します。
またフロントナックル廻りにも錆が見られた為、ブレーキキャリパー、ローターも取り外します。

外した後、腐食箇所を磨き、出来る限り錆を落とします。
鉄は酸素に触れると酸化し、赤茶色に変色し、ボロボロになってしまいます。
錆を落とした後、赤錆黒錆転換材を塗布。
黒錆は赤錆と違い、緻密な皮膜で酸化を防止する働きが有ります。
赤錆黒錆転換材により黒錆化させることで、防錆効果を高めます。

下処理をした後、エキゾースト系は耐熱塗料を塗布、フロアパネルやタイヤハウス、ホーシング等は
和光ケミカルの塩害防止塗料のクリアを塗布します。

各々乾燥後、2回目を塗布します。

乾燥後、取り外した部品を組付けます。

耐熱塗料は熱を加えないと完全に定着しない為、アイドリングで暫く熱を加え、乾燥したら完了です！

入庫時の状態。後方部分です。

近くで見ると、細々赤錆が見られます。

取り外したエキゾーストパイプ。エキゾースト系は絶えず高温にさらされる為、どうしても酸化が進んでしまいます。

前方部分です。パット見は綺麗な状態だと思いますが・・。

細々と錆が見られます。ただ、塩害防止塗料を施工し、下廻りの洗浄をして頂いていたから、5年経ってもこの程度で済んでいるのだと思います！

前輪はナックル廻りの腐食が気になったので、ブレーキ廻りも分解し、しっかりと防錆処置を施します。

各部品を取り外した後、マスキングを施工します。

エキゾースト系、錆を落とした後、赤錆黒錆転換材を塗布します。

後輪部分、赤錆黒錆転換材塗布後です。

前輪足回り、赤錆黒錆転換材塗布後です。

フレーム部分です。この筒になっている部分、水が溜まりやすく、どうしても錆びやすいです。

エキゾースト系、耐熱塗料塗布後です。

後輪部分、塩害防止塗料塗布後の状態です。

前輪足回り部分、塩害防止塗料塗布後です。

前側、塩害防止塗料塗布後です。

後ろ側、塩害防止塗料塗布後です。乾燥後、各外した部品を組付けます。

前輪、ブレーキ廻り組付け後。

後輪側です。ホイールと接触する部分は前後輪、各グリスを塗布します。

各組付け、完了後の状態です！

完了後、前側から見た状態。

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