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2018年05月01日 12:22可児市 マツダ アテンザ ATF交換 トルコン太郎
こんにちは!関市のタカセ自販です。
本日は可児市よりマツダ アテンザのATF交換のご要望をいただきましたのでご紹介します。
朝ご来店時にお客様と一緒に試乗を行い、気になるところや今までの交換歴などお伺いしました。
試乗したところお車やAT本体には不具合がないため、さっそく交換作業に進みます。
ATFレベルゲージにてオイルの汚れや量を確認し、車両のリフトアップを行いATFを抜いていきます。
エンジンの下にはカバーが付いているため外します。
オイルパンドレーンよりオイルを抜き、オイルパンのボルトを外します。
数本のボルトのネジ山を噛ませておき張り付いているパッキンを剥がします。
オイルパンはまっすぐ抜けないため、回しながら外します。
オイルパンにはマグネットが付いており、ATF内に浮遊している摩耗粉を取り除きます。
マグネットには大量の摩耗粉が付いていました。
オイルパンについている古いパッキンをキレイに剥がし、オイルパンやマグネットを清掃します。
オイルストレーナ交換をします。
ストレーナはAT本体に、はまっているだけなので引き抜くように外し、センサーを切り離します。
外すときにオイルラインに残っているATFが出てくるため気を付けます。
ストレーナ内部にはフィルターが付いていますが、新品と比べると汚れているのがよくわかります。
Oリングを新品に交換し組付けます。
AT側に残っている古いパッキンをキレイに取り除き、オイルパンに液体パッキンを塗ります。
パッキンが硬化する前に車両に戻しますが、塗ったパッキンがどこにも当たらないように
注意しながら組み付けます。
ボルトを規定トルクにて締め付けを行います。
組み付け完了後は、パッキンが完全に硬化するまで待ちます。
完全に硬化したのを確認したら、オイルパン脱着時に垂れたオイルをキレイに清掃します。
オイルクーラーホースにトルコン太郎のホースを接続し、オイルパンより出てきたオイルと同量補充し圧送交換をしていきます。
今回はマツダ純正ATFを使用し交換します。
規定量での1回目の交換をします。
この段階ではオイルパンから抜いたオイルに比べて少し赤色になっていますが
新油と比べると真っ黒です。
交換が進むにつれてだんだんと透き通ってきました。
1回目の交換が終ったらクリーニングモードを実施します。
クリーニングモード終了後2回目の圧送交換をします。
排出されるオイルはだいぶキレイな色をしていました。
規定量の圧送交換が終わったらもう一度クリーニングモードを実施します。
新油と比べても変わらないくらいまでキレイになりました!
オイルクーラーホースを復元し、油温調整後ATレベルゲージにて量の確認をします。
試乗を行い、交換前後での走行の変化を体感します。
交換前では、変速時に少しショックを感じましたが、
交換後は加速や走行、変速がスムーズになり、軽やかな加速・変速ショックが低減できました。
試乗後はもう一度リフトアップを行い、漏れなどがないか最終確認し、外したカバーなどの復元をします。
試乗後は、作業中の写真や交換した部品やオイルを見ていただきました。
写真や部品を見ていただくことにより口頭での説明よりわかりやすいと思います。
定期的にATF交換を行うことで加速や走行性能、変速ショックの低減や、燃費の悪化など防げたりします。
作業内容のご相談や交換費用などご不明な点はお気軽にお問い合わせください!
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
メーカー・ブランド | マツダ | 車種 | アテンザワゴン |
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