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2017年05月11日 23:33岐阜市 クラウンマジェスタ ATF全量交換 トルコン太郎
こんばんは。関市のタカセ自販です。
今回は岐阜市のお客様より、トヨタ クラウンマジェスタのATF全量交換を行いました。
作業日前にお客様にはご来店していただき一緒に試乗しトランスミッションの状態を確認してから本日の作業となりました。
以前のATF交換歴を伺い、今回はオイルパンを外さずに圧送交換させていただきました。
まず、車両をリフトアップします。
ATオイルクーラーのホースにトルコン太郎のホースを接続するためエンジンのアンダーカバーを外していきます。
オイルクーラーのホースを外し、トルコン太郎のホースをつなぎバンドで締めて固定します。
接続が終わったらエンジンを始動させ圧送交換していきますが、このお車はエアサスが装備されているためリフトアップさせた状態でエンジンを始動するとエアサスが壊れてしまう可能性があるので車両を完全に接地するまで下げます。
車両が下がったらトルコン太郎を接続します。
接続が終わったらエンジンを始動しシフトレバーをニュートラルにして圧送交換していきます。
規定量のオイルを使用し圧送交換していきます。
交換中は廃油のオイルが黒くなっていました。
一回目の圧送交換が終了しクリーニングモードを行います。
クリーニングを行うことでオイル内に浮遊している汚れをフィルターでろ過します。
一回目のクリーニングでオイルが赤色になりました。
クリーニングモードが終了したらもう一度規定量のオイル量で二回目の圧送交換します。
二回圧送交換することで、約95%の交換率になります。
二回目の交換中の廃油の色は新品に比べればまだ黒かったですが赤くなっていました。
圧送交換が終わったらもう一度クリーニングモードを行います。
新油と比べてもわからないくらいにまで綺麗になりました。
二回の圧送交換が終わったらATFを適正な油温にして量を調整します。
このお車はATFレベルゲージが付いていないため量を簡易的に見ることが出来ません。
メーカーの作業要領に従い、適正な油温になったらオイルパンの油量調整バルブからオイルを抜き調整していきます。
なので故障診断機を接続し現在のATFの油温を見ます。
メーカーの作業要領の調整油温になったためオイルパンに付いている調整バルブからオイルを抜いていきます。
もしオイルが出てこなければオイルを補充します。
調整バルブを外したらオイルが出てきたため滴下するまで待ち調整バルブを締め、ATFの量の調整は終了です。
定期的に交換することでスムーズな加速になります。
また、しばらく交換されていないお車や、多走行のお車、年式の古いお車でも当店では交換作業することが出来ます。
お車のトランスミッションの状態などによてはお受けできない場合があります・・・
作業内容や金額、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください!
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
メーカー・ブランド | トヨタ | 車種 | クラウンマジェスタ |
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