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2018年06月11日 10:53岐阜市 エスティマ ATF交換
こんにちは。関市のタカセ自販です。
先日、岐阜市のお客様の愛車 トヨタ エスティマのATF全量交換を行いました。
先日、交換についてのお問い合わせがあり、試乗・交換工賃の見積もりをさせていただいて、部品の手配してからの作業になります。
お車をお預かりし、作業を進めていきます。
車両をリフトアップしATFオイルパンよりオイルを排出していきます。
オイルが抜けたらアンダーカバーを外し、オイルパンを外していきます。
オイルストレーナーの交換から行います。
取付ボルトを外し、引くように外すと外れますが、油路に溜まっているオイルが
出てくるため気を付けながら外します。
新品のストレーナーと比べると真っ黒に汚れています。
ストレーナーに新品のOリングを取付し新しいATFを少量塗布し車両に組付けます。
次にオイルパンの清掃を行います。
オイルパンにはオイル内の浮遊している摩耗粉をキャッチするマグネットが付いていますが
マグネットには大量の摩耗粉が付着していました。
マグネットをキレイに清掃し新油を入れた際に摩耗粉が舞い、AT本体の細かい油路に入り込むのを防ぎます。
このときにオイルパンの古いガスケットもキレイに剥がします。
オイルパン・マグネットの清掃やガスケットを剥がしたら新しいガスケットを準備し車両に戻していきます。
ボルトを規定トルクにて締め付け後はオイルパン廻りの垂れたオイルの清掃を行い
オイルクーラーに、トルコン太郎のホースを接続しオイルパン脱着時に抜けたオイル分補充します。
補充で来たらエンジン始動し、シフトレバーをニュートラルに動かしATFの圧送交換をします。
交換中に排出されるオイルは真っ黒でした。
圧送交換が進むにつれてだんだんと赤色に変化してきました。
規定量での圧送交換が終ったらクリーニングモードに移行し
オイル内の浮遊物をフィルターでろ過します。
規定時間のクリーニングモードが終了したら、もう一度規定量での圧送交換を行います。
新油と比べれも変わらないくらいまで、とてもきれいな色のオイルになりました。
交換後はATFの油量調整を行います。
レベルゲージはついていないため、診断機を接続しデーターモニターでATFの油温の確認し
メーカーの修理書に従い、適正油温で調整します。
油量調整が出来たら、ホースを復元し、オイルパン廻りの漏れなどの確認し試乗を行います。
交換後では出だしの加速や、変速などとてもスムーズになりました。
3500㏄の高排気量ですが、エンジンが低回転域でも加速よくなりました。
お客様にお引渡しさせていただきときに、お客様の運転にて試乗や
交換部品の提示、作業写真をご覧いただき、作業説明させていただきました。
ATF交換を行うと、加速時や変速時にとてもスムーズになり
運転するのがとても楽しくなります。
作業内容や交換工賃などご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
メーカー・ブランド | トヨタ | 車種 | エスティマ |
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