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2018年06月11日 10:36美濃加茂市 レクサス IS250 ATF交換
おはようございます。関市のタカセ自販です。
今回は美濃加茂市のお客様の愛車 レクサス IS250のATF全量交換を行いました。
前回の車検時にATF交換についてお話があり見積もりをさせていただき今回の交換になりました。
ご来店時にお客様と一緒に試乗を行い、交換歴や走行中に気になるところをお伺いし、「変速ショックが気になる」ということでした。
AT本体には不具合はなく、作業を進めていきます。
車両をリフトで上げ、ATオイルパンドレンからオイルを抜きます。
ATの下部にカバーが付いているためカバーを外し、オイルパンを外すときにマフラーのステーが邪魔になるので一緒に外しておきます。
出てくるオイルはとても真っ黒に汚れていました。
オイルが抜けたらオイルパンを外します。
オイルストレーナー交換から行います。
取付ボルトを外し引き抜くように外しますが、外す際に油路に残っているオイルが出てくるため注意しながら外します。
新品のオイルストレーナーと比べると汚れているのがよくわかります。
ストレーナーに新品のOリングを取付し、新しいATFをOリングに塗布して組付けます。
次にオイルパンの清掃を行います。
オイルパンに残った古いATFやオイルパンガスケットマグネットに溜まっている大量の摩耗粉を取り除きます。
マグネットをキレイにすると新油を入れたときに摩耗粉が舞いAT本体に入り込むのを防ぎます。
このときにウエスの繊維や異物が入らないように完全に取除きます。
新しいガスケットをつけ、車両に組付けます。
ボルトを付けるときにガスケットがずれたりしないように注意しながら締めていきます。
ボルトを規定トルクにて締め付けたら、専用のアタッチメントを取付します。
アタッチメントが付いたらオイルパン脱着時に抜けたオイル分を補充します。
オイルの補充が出来たら、エンジンを始動・シフトレバーをニュートラルに動かし
規定量での全量圧送交換をしていきます。
排出されるオイルはまだ真っ黒でしたが、圧送交換が進むにつれて少しづつ赤色になってきました。
規定量での交換が終ったらクリーニングモードを行い、オイルに浮遊している異物を取り除きます。
1回目の圧送交換で、少し透き通った色に変化しました。
最初のオイルと比べるとキレイになってきました。
2回目の圧送交換をします。
新油と比べても変わらないくらいまでキレイになりました。
専用のアタッチメントを取り外します。
故障診断コネクターをハーネスで短絡させ、AT油温診断モードに移行させます。
シフトインジゲーターのDランプが点灯したら適正油温になります。
オイルパンのチェックバルブより油量調整をします。
油量が多ければオイルが出てきて、少なければ出てきません。
出てこなければオイルを補充します。
排出オイルの線が細くなるまで抜き、チェックバルブを締めます。
汚れはなく透き通ったキレイなオイルになりました。
外したマフラーステーを取付、試乗をします。
交換前と比べて変速ショックはなくなり、加速がとてもスムーズになりました。
試乗後はもう一度リフトアップをして、最終チェックを行い、外したカバーの取り付けて作業終了です。
お客様への引き渡し時に交換部品や作業写真を見ていただき
お客様の運転にて試乗を行い、交換前後での変化を体感していただきました。
ATF交換を行うことで加速性能や走行性能、燃費など向上します。
ATFについてのご質問や作業費用など、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
メーカー・ブランド | レクサス | 車種 | IS |
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