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故障・修理
更新日:2015.12.15 / 掲載日:2015.12.15

車のエンジンブローが起こる原因は?前兆や症状・注意点について解説

車のエンジンブローが起こる原因は?前兆や症状・注意点について解説

数ある自動車トラブルの中でも、特に重大な事故や損傷を及ぼすものにエンジンブローが挙げられます。エンジンブローが起こってしまうと、車が走らなくなってしまうばかりか、再始動もできなくなってしまうため注意が必要です。

そこで今回は、エンジンブローの前兆や原因、症状や注意点について解説します。

車のエンジンブローとは

エンジンブローとは、エンジンが何らかの原因で故障したり異常が発生したりして、走行不能に陥るような致命的なダメージを負うことを指します。そのため、自動車に限らずバイクや飛行機などでもエンジンブローは発生します。

いずれの場合でも、このトラブルに見舞われると走行不能や火災、バイクなら転倒事故の危険性があります。

エンジンブローの前兆について

エンジンブローは、一つの原因で起こるものではありません。したがって前兆も一つではなく、日頃から異常が起きていないかきちんとチェックしておくことが重要です。

よくあるエンジンブローの前兆としては、エンジン付近から明らかな異常音がするというものがあります。これは、エンジン内のピストンやバルブに異常が発生している証拠で、そのまま放っておくとピストンが破損し、急にエンジンが停止してしまう恐れがあります。

また、油圧警告灯(エンジンオイルランプ)が点灯すると油圧の低下または油量不足となっているため、焼き付きが起こる可能性があり大変危険です。

これらの前兆が現れたら、早急に対処するようにしましょう。

エンジンブローの原因・注意点について

エンジンブローはさまざまな原因から発生しますが、なかでも注意したいのがエンジンオイルです。

エンジンの潤滑油として機能するエンジンオイルは、摩擦の発生しやすいピストン機構において摩擦を軽減し、熱が発生したり金属部品同士の接触による衝撃を防いだりする役割を果たしています。仮に、このエンジンオイルが不足するとエンジン内の部品が著しく摩耗してしまうため、エンジンブローの可能性が飛躍的に高まります。

さらに、エンジンブローが起きたことによる修理費用は、一般的には車両保険の対象外となります。エンジンごと交換になるケースも多く、高額な修理費用がかかってしまうため、日頃の点検や交換をきちんと行うことが大切です。

エンジンオイルの点検や交換は、ガソリンスタンドや自動車用品店でも行っています。自分で点検・交換するのが不安な方は業者に依頼するとよいでしょう。

まとめ

今回は、エンジンブローの前兆や原因、症状や注意点について解説しました。

エンジンは自動車にとっての心臓部分であり、燃料を爆発させて推進力を得ている部分です。故障は重大な事故を引き起こす可能性があるため、エンジンブローには充分に注意しましょう。

特に、異常音が聞こえたり、しばらくエンジンオイルを交換していなかったりする場合は非常に危険です。そのような場合は、ディーラーや自動車用品店で点検を行ってもらうようにするのがオススメです。

また、一度エンジンブローを起こしてしまうと高額な修理費用がかかり、最悪エンジンの交換が必要になる可能性もあります。日頃からエンジンオイルを点検する習慣をつけ、エンジンの故障を未然に防ぐようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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