HONDA N-ONE　カップキット交換　CVTオイル交換　ブレーキフルード交換　岡山市　南区　｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

今回ご紹介させていただくお車は前回の続きで、、、
(前回記事 https://www.goo-net.com/pit/shop/1001852/blog/1330049)


リヤカップキット交換からスタートです！

まずはシリンダーから取り外したピストン。
左右の向きはありません。
シリンダー同様、動作傷などがないことを確認して古いブッシュやリングをピストンから抜き取ります。

しっかりと洗浄したら、潤滑グリスを塗布して新しいブッシュとリングをピストンにはめ込みます。
冬場だとゴムが固くなって取り付けにくいのですが、生憎今は気温28度。
余裕で取り付けできますね。笑

無事、ブッシュを取り付けられたらピストンをシリンダー内へ挿入します。
作動に問題ないことを確認したら、他のパーツも元通り組み付けて。
サイドブレーキのノッチ調整は左右ブレーキで誤差が出ないように慎重に調整を行います。
普段はドラムカバーで隠れてしまう箇所ですが、
綺麗に洗浄されたパーツで組み立てられたシステムはやはり整然として気持ちが良いですね。

ブレーキ関係の最後はブレーキフルードの交換を。
エアーが混入しないように、教科書通り左後→右後→左前→右前の順番でフルードを抜いていきます。

続いての作業はCVTオイルパンからのオイル漏れ＆CVTフルードの交換です。
オイルパンを取り外す前にタンク内のCVTを抜き取ります。
排出量を正確に測りたので、CVTチェンジャーで計測。

オイルが排出できたらオイルパンをミッションから切り離します。
8mmボルト数本で固定されているだけなので、サクサクッと。
今回はオイルパンとミッションの間にあるパッキンからのオイル漏れでした。

オイルパンを取り外したついでにCVTフィルターも交換しておきます。
Egオイルのように頻繁に交換されるものではないので、フィルターには汚れがガッツリ。
真っ黒になっていますねぇ。笑

写真は撮っていませんが、フィルターを外したついでにバルブボディも取り外して洗浄をしております。
ついでの整備作業、とっても大切！！

今回のオイル漏れの原因のパッキン。
液体ガスケットではないので、掃除工程がないからかなり楽ができて助かります。

取り外したオイルパンには大量の鉄粉が沈澱しているので、クリーナーで綺麗に除去しておきます。
ちなみにオイルパンの中には正方形の磁石が取り付けられています。
(画像中央に見えるのが磁石)
その磁石でミッション内部から発生する鉄粉を吸着するという仕組みですね。

オイルパンをミッションに取り付けたら、ミッション上部からCVTフルードを補充します。
別の年式のモデルだとミッションの側面から補充するタイプもあるのでご注意を。

エアーエレメントケースを取り外すとゴムの蓋が見えるので、そこに口の細い長めのホースをセットして、規定量を補充します。
補充が終わったらEgをかけて漏れがないかを確認。
その後エアー抜きを行って作業完了です。


続いての作業は窓ガラスの交換とドラレコの取り付け。
と、思ったのですが、
あまりにも記事が長くなりそうなので、本日はこの辺りで。
それでは！

• カップキット交換
• CVT交換
• CVTオイル交換
• ブレーキオイル交換
• ブレーキフルード
• 交換
• 整備
• 修理
• 取り付け
• 取付
• 点検
• 車検
• 土日営業
• オイルパン
• ミッション