- 板金・外装補修
2020年11月18日 16:46ポルシェ マカンのフルラッピングを依頼されました!
明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場。WONDER four AUTOMOTIVEです。
今回はポルシェ マカンのフルラッピングを依頼されましたのでご紹介致します。
まずはお車の紹介ですが、マカンはポルシェカイエンとは違い、最近ブームのコンパクトsuvです。
カイエンでは大きすぎると感じる客層に大人気のモデルとなります。
今回施工依頼されたマカンですが、綺麗なホワイトです。
ホワイトから3mのリキッドコパーという色に変更希望とのことです。
ただのオレンジではなく、なんとも言えない美しい発色の色です!
GTRにもこのような色があったかと思います。
さて、早速内張りやドアノブを外していきます。
ドアノブは慣れれば簡単に外せるので、かなり外しやすい部類かと思います。
内張りも特に難しい場所もなくスムーズに取り外しできました。
エンブレムはボンネット裏で止まっておりますので、間違っても内張り剥がしでこじらないように!
ポルシェのデザインはものすごくシンプルですが、高級感があり個人的には大好きな車です。
今日は脱脂を済ませてボンネットを貼りました。
ラッピングもコーティングも脱脂は命です。。。
もし、脱脂を忘れたなら貼り直し確定となります。
密着性を上げるためにはきちんと隅々までキレイにすることが大切なのです。
マカンはボンネットのラッピングが非常に難しい!
3Mのラッピングフィルムはマカンのボンネットの幅より短いので、温めて伸ばす、温めて伸ばすを繰り返しながらなんとかボンネットのサイズに持っていきます。。。
伸ばしすぎると色飛びするので、伸ばすのはぎりぎりのラインまでにします。
ラッピングの作業は2人で行っているので、温め係がいないのはなんとも辛いものです(笑)
ラッピングは人数が多ければ難易度がぐんと下がる時が多々あります。
お!かっこいいですね!
こんなマカンを見かけたらさぞ目立つでしょう!
ドアは一人で貼っていきます。
マカンのドアは黒い樹脂?ゴム?のようなお飾りがありますが、この部分は進捗に切り取らないと下地が見えてしまいます。
ドアの清掃、脱脂だけで30分はかけて念入りに脱脂しています。
下地を怠るとラッピングフィルムの端が剥がれやすくそこから空気が侵入してきます。
とりあえずドア2枚は完成しました!
カーラッピングは大変ですが、どんどん変化していくと絶対に完成させたくなります(笑)
マカンは比較的貼りやすいので、ここからはモクモクと作業していきたいと思います。
リア部分のラッピングが完了しました。
今回のマカンですが、ワックスを日常的に行っている車両のためワックスを完全に落とす作業に少々時間がかかっています。
カーラッピングを行う場合、油分を完全に取り除かないとすぐめくれてきます(泣)
隙間という隙間を脱脂しますので、結構神経を使う作業となります。
そのため、アルコール成分を希釈した脱脂剤は欠かせません。
ではリアバンパー部分をご覧ください。
リアバンパーはナンバープレート付近が複雑な形状ですが、一枚貼りできます。
基本的に一枚貼りが難しい場合は目立たない場所で分けて貼ることになります。
カーラッピングは施工者によってどこで分けるかがセンスとなります。
リアハッチ部分は比較的簡単に貼ることができます。
ポルシェは全体的になだらかな形なので、慣れれば綺麗に貼れます。
カーラッピングするだけで別の車に生まれ変わるので、色に飽きた場合はとてもおすすめできるカスタムですね。
完成まで、あと少しとなりましたが最後まで集中して仕上げていきます!
オーナー様には依頼前に空き時間での作業を了承して貰っていますが、そのおかげで集中して作業を行えます。
さて、リアゲート部分などはラッピング完了しましてあとはフロントバンパー、天井、ミラーなど残っていますがあともう少しで完了です。
しっかり隅々まで脱脂してますので、今のところ貼った部分の剥がれなどはありません。
下地を怠る者貼るべからず!です(笑)
ドアはものすごく簡単で楽ですね。
貼った後のカッターでの処理は綺麗に仕上げなければなりません。
最後のカッターでミスするとやり直しです!
ドアパネルは2枚とも完了しましたので、隙間時間と言えども早く完成させる予定です。
マカンフルラッピング完成まで残りわずかとなりました。
完成です!
マカンのフルラッピングで特に難しい部分はボンネットです。
ラッピングフィルムは長さが決まっているのですが、マカンの場合全然長さが足りないので伸ばしながら貼らないといけません(笑)
あとは特に難しい場所はありませんでした!
かっこいいオレンジ色になったので、目立つこと間違いなし!