- スバル 変速ショック
- スバル エクシーガ
2026年09月05日 16:59エクシーガ YAM CVT故障・P2764|チェックランプと変速ギクシャクをソレノイドバルブ交換で修理
今回のご依頼は、スバル エクシーガのチェックランプ点灯および
変速時のギクシャクに関するご依頼です。
走行距離は131,200kmと、ATFの管理状態や内部部品の劣化が気になる時期に
差し掛かっているタイミングでした。
■ 車両情報
メーカー・車名:スバル エクシーガ
型式:DBA-YAM
走行距離:131,200km
症状:チェックランプ点灯・変速時のギクシャク感
故障コード:P2764(ロックアップデューティソレノイド回路・低)
/C0045(ABS/VDCシステム・TCMの誤作動)
まずはスキャンツールを使って故障コードを読み出しました。TCM(変速機制御システム)にP2764「ロックアップデューティソレノイド回路(低)」が記録されており、ABS/VDCシステムにはC0045「TCMの誤作動」が確認されました。
P2764はロックアップデューティソレノイドの回路電圧が規定値を下回っている
(Low側の異常)を示すコードです。ソレノイドバルブが正常に制御できなくなることで、
トルクコンバーターのロックアップが適切に行われず、
変速時のギクシャクやショックとして体感されます。C0045については、
TCMの誤動作が原因でABS/VDCシステムにも波及して記録されたものと判断しました。
スバルのCVTに搭載されているソレノイドバルブ不良によって
出力される代表的なDTCコードには以下のものがあります。
P0970 / P0971:トランスファソレノイド回路(AWDソレノイド Low / High)
P0973 / P0974:プライマリソレノイドA系回路(Low / High)
P0976 / P0977:プライマリソレノイドB系回路(Low / High)
P2762:ロックアップデューティソレノイド
P2763:ロックアップデューティソレノイド回路(High)
P2764:ロックアップデューティソレノイド回路(Low)← 今回該当
診断結果をもとに、ロックアップソレノイドバルブの単体交換と、
劣化が進んでいたATFの圧送交換(トルコン太郎)、
さらにバルブボディ内の関連ソレノイドバルブ交換をご提案し、
オーナー様にご了承いただきました。
採取したATFは黒ずんでおり、本来の赤みがほとんど残っていない状態でした。
劣化が相当進んでいることが目視でも確認でき、圧送交換の必要性が改めて裏付けられました。
ATFオイルパンを取り外して内部の状態を確認します。
オイルパン内に金属粉や異物がどの程度堆積しているかも、
トランスミッションの健康状態を判断する重要な指標となります。
取り外したオイルパンの内側には多くの鉄粉が付着しており、
キレイに洗浄して合わせ面を丁寧に清掃します。
ソレノイドバルブを交換するため、バルブボディを取り外します。
このバルブボディは上面に設置されているのでゴミや埃が入らないように
ビニールで全て覆います。
取り外したバルブボディを作業台に置き、各ソレノイドバルブの状態を点検します。
デジタルテスターを用いてソレノイドバルブの抵抗値を実測します。
正常なソレノイドバルブには規定の抵抗値があり、
この数値が外れている場合はコイルの断線や短絡が疑われます。
単体点検を行い不良と判断されたロックアップデューティソレノイドバルブ
および関連ソレノイドバルブを交換します。
ソレノイドバルブはバルブボディ全体ではなく単体での交換が可能なため、
不要な部品代をかけずにコストを抑えた修理が実現できます。
診断機の診断の通りロックアプソレノイド バルブの抵抗が規定値外です。
今回は、ロックアップソレノイドバルブと同様に故障事例の多い
「AWDソレノイドバルブ」についても交換を行います。
ロックアップソレノイドバルブだけでなく、AWDソレノイドバルブも
同時に交換することで、関連する不具合の改善を図ります。
オイルパンは新品ガスケットを使用して取り付け、均等に締め付けます。
バルブボディとオイルパンの組み付けが完了したら、
当店が専門とする圧送交換機「トルコン太郎」を使ってATFを全量交換します。
トルコン太郎はトランスミッション内部を新油で押し流しながら古いATFを排出する方式のため、
従来のドレン交換では取り出せないトルクコンバーター内部や
ライン内の劣化オイルまでしっかり入れ替えることができます。
交換中は排出されるATFの色を継続的に確認しながら作業を進めます。
黒ずんだ旧オイルが徐々に新油の色に近づいていくことを目視で確認しながら、
適切な量で交換を完了させます。
■ 完成・試運転の結果
全作業が完了した後、スキャンツールで故障コードを消去し、
実際に試運転を行いました。
変速時のギクシャク感は解消され、ロックアップも滑らかに
作動していることを確認できました。チェックランプの再点灯もなく、
P2764・C0045ともに再出力されないことを確認して作業完了としました。
今回のケースでは、バルブボディをASSY交換するのではなく
不良ソレノイドの単体交換という判断が適切なコスト削減につながりました。
ディーラーではバルブボディごとの交換を推奨されるケースもありますが、
当店では診断結果に基づいて必要最小限の部品交換をご提案しています。
また、劣化が進んでいたATFをトルコン太郎で全量圧送交換することで、
ソレノイド交換の効果を最大限に引き出せる環境を整えることができました
■ まとめ
診断コード P2764(ロックアップデューティソレノイド回路・低)を確認
ソレノイドバルブの抵抗値測定により不良箇所を特定
ロックアップソレノイドバルブおよび関連ソレノイドバルブを単体交換
トルコン太郎によるATF圧送交換を実施(131,200km相当の劣化オイルを全量入れ替え)
試運転にて変速ギクシャクの解消とチェックランプ消灯を確認
スバル エクシーガに限らず、チェックランプの点灯や変速時のショック・
ギクシャクでお困りの方は、ぜひホリエカーサービスへご相談ください。
適切な診断と、コストを重視した修理提案でご対応いたします。
ホリエカーサービスは、スバル車のCVT修理・ソレノイドバルブ交換・
バルブボディ修理・CVTフルード圧送交換に対応しています。
お電話でのお問い合わせは 0480-42-5554(月土 9:0019:00、定休日:日曜・祝日)
までお気軽にどうぞ。
対象車両情報
| メーカー・ブランド | スバル | 車種 | エクシーガ |
|---|---|---|---|
店舗情報
- ホリエカーサービス
- 認証工場:第4-6931号
お問い合わせは車検証をお手元に、お電話頂けると幸いです。
- 営業時間
- 月火水木金土 8:00~17:00
- 定休日
- 日曜日
- 住所
- 〒340-0145 埼玉県幸手市平須賀2-12
- アクセス
- 東武動物公園駅より車で9分です!ご不明な場合はお電話ください。
- 1級整備士
- -
- 2級整備士
- 2人
- 創業年
- 平成 20(2008)年
-
- 無料電話お気軽にお電話下さい!
- 0078-6052-6961
- 来店予約する
ホリエカーサービス
認証工場:第4-6931号
お問い合わせは車検証をお手元に、お電話頂けると幸いです。
- 無料電話
- 0078-6052-6961
この店舗の新着レビュー
-
- 評価
-





- 5.0
ご対応が素晴らしく頼りになるお店です。今回は問い合わせのみでしたが他と比べても親切丁寧で信頼できる方でした。またお世話になるかと思いますのでよろしくお願いします。
- エンジン関連修理・整備
- トヨタ
- エスティマ
-
- 評価
-





- 4.8
レガシィの変速ショックについてグーネットの修理事例を拝見し、依頼しました。引き渡し時に、修理の過程を写真を見せて頂きながら説明して頂きました。古い車のため、また何かありましたらご相談させてください。
- ミッション・駆動系修理・整備
- スバル
- レガシィツーリングワゴン
-
- 評価
-





- 5.0
ディスクローダ研磨ブレーキパッド軽減交換をお願いしたいのですがものすごい技術で綺麗な仕上がりになりました。また細かな説明かつ作業工程の写真等、また何かあったら利用したいと思います。欧州車特有のブレーキダストはホリエさんおすすめです!画像はビフォーアフターです。
- サスペンション・足回り修理・整備
- BMW
- 5シリーズ
