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2017年06月30日 15:32フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント 高速域瞬間エンジン不調診断&6速DSGフルード、フィルター交換&アダプション作業 愛知県半田市より
お持込頂いたVW・ヴァリアント
街中走行では違和感は感じないとの事ですが高速走行時に負荷をかけると
加速不良的なショック?違和感が出るそうです。
試乗でもご依頼者の説明通りの違和感が出ています。
診断機ではエラーコードは入っておらずライブデータを表示させるも変な数値は見当たりません。
ガソリンエンジンの基本から点検を始めます。
よい空気
よい圧縮
よい火花・・
スパークプラグ自体状態も良きありませんが
1番にはいっていたスパークプラグの碍子部分が削れ割れリークしていました。
走行距離や経年から考えて一度はスパークプラグ交換されるべきお車でしたが未交換でした。
定期交換部品は時期が来たら交換してあげて下さい。
調子が良い悪い関係ないのです。
でないと二次的・三次的故障を誘発致します。
お客様にはスパークプラグをIGコイル交換での話を致しましたが今回はスパークプラグ交換のみとのご希望でしたので4本交換し試乗しました。
これこそが、VW TSI本来のエンジン加速です。
続いてDSGフルード交換です・・
使用フルード :NUTEC・NC-65(DCTマルチフルード)
http://nutec.jp/products/gearoil/nc65.html ←参考ページ
体感出来る高品質フルード ニューテック・NC-65です。
DSGフィルターはかなりの汚れ具合です。
元油のDSGも熱と経年よりかなり変色しております。
これもまた定期交換部品の一つです。
設定35~40℃の油量調整後、ボッシュ診断機・KTS530にてDSGに係るアダプション、他基本調整を行います。
試走行ではエンジンのパワーがこのVW・DSG6速へよりダイレクトに伝わり本来のトルクフルな加速で気持ちよく走ってくれました。
これはDSGフルード交換のみではなくそれに関わるアダプション、他基本調整等からも寄与されていると思われます。
そして、お客様自身も気持ち良くノンストレスな加速感に大変喜んで頂きました。
この度はご用命誠にありがとうございました。
対象車両情報
メーカー・ブランド | フォルクスワーゲン | 車種 | ゴルフヴァリアント |
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