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スバル　BL5型レガシィB4のクラッチ交換を実施しました！！

滑りはありませんが、クラッチのミートポイントがものすごく奥の方で繋がるという事でご相談を受けました。

予想できる原因としては、レリーズの動きが悪いか、クラッチカバーとベアリングの接触面が摩耗しているか、のどちらかではないかと推測しました。

どちらにしてもミッションを降ろさないといけないので、オーナー様と相談した結果、クラッチ周りの部品を交換という事になりました。

さっそくミッションが降りています。。。

BP、BLのターボは、前期型は5速なのですが、これがまた厄介な部分があります。
ミッションを脱着する際に、ターボのブラケットとミッションの一部が鑑賞してスムーズにミッションが外れてこないのです。

これを知っていてもやはりてこずります。。。

クラッチも取り外しました。

ディスクの摩耗状態としてはまだ乗れるような状態です。
レリーズベアリングの摺動部は、多少の段付きはあるものの問題なさそうです。
ベアリング自体にはすこしゴロゴロ感があるのでアウトですが。。。

ミートポイントが狂っていたのはこれが原因でした。
予想通り、ベアリングとの接触部分の摩耗が原因です。
指で指した部分は、本来段付きがあってはならない部分です。

プッシュ式のクルマは走行距離が多くなるとだいたい少しは摩耗しますが、これはなかなかの摩耗具合です。。。

もうひとつ、ついでに交換。
レリーズフォークの支点となるピボットなのですが、こちらもクラッチを切る度に負荷のかかる部分で、グリスは塗ってありますが摩耗して異音の原因になる事もあります。

なので予防整備という事で一緒に交換しておきます。


全てを元の通りに組み戻し、試運転したところクラッチペダルの動きも軽く、ミートポイントも正常になりました(^^)


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