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BMW3シリーズのバッテリー交換作業です。

バッテリーが弱りバッテリー上がりを頻繁に繰り返していたようで、バッテリー注文を受けていた車両になります。

完全にバッテリー残量が0になり、ドアロックも何もかも反応しなくなってしまったようで、保険ロードサービスでのご入庫予定になっていました。

ロードサービスの積載車が入れない場所に不動になった車両があるようで、ロードサービス員がジャンプスタートを何回も試みたようですが、バッテリー残量0のため全くエンジンが掛からない状態で、積載車に積込不可能との理由で、オーナー様から当社に電話を頂きました。

バッテリーと必要工具や診断機を持参して、現地バッテリー交換の出張修理です。

現地到着で作業開始です。

バッテリー残量0のため、バッテリー設置のトランクも開けることが出来ないため、エンジンルームからバックアップ用バッテリーをブースターケーブルで繋ぎ、電源供給でトランクを開けました。

作業開始前にバックアップ作業を行い、バッテリー交換作業開始です。

問題なく無事にバッテリー交換を行い、エンジン始動させるとメーターパネル一式が動きません。
画像はエンジンがかかっている状態のメーカーパネル画像です。

どうやらジャンプスタートを行っている最中などにヒューズが切れたことが考えられます。

流石にこれは想定外のトラブルで、テスターやヒューズは持参していなく、メーターパネルヒューズが切れているため、現地での車両診断も実施出来ない状態でこれ以降は工場に車両を運んでの修理になります。

工場内で修理再開です。
やはりメーターは一切動きません。
ヒューズを確認するとやはりメーターパネルヒューズが切れていました。

交換後はメーターパネルも正常に作動するようになったため、車両診断テストやバッテリー登録作業を実施していきます。

メーターパネルが作動した時の画像ですが、工場点検マークやエンジンチェックランプなど多数のエラーが確認出来ました。

時計表示がリセットされていることから、現地でOBDバックアップを取る前にヒューズが切れていたことがわかりました。

車両診断テストを実施するとバッテリー電圧低下が引き起こした多数のエラーコードが確認出来ました。

リセット作業を実施するとリアブレーキパッド警告が消えないため、パッド残量を確認すると完全にセンサータッチしている状態でした。

オーナー様に確認をして頂き、交換見積を最後にすることになりました。
暫く前から警告は出ていたそうです。

続いてはバッテリー交換登録作業です。

診断機からバッテリー容量と交換距離を車両コンピューターに登録します。

実はこちらの車両は1年前位にバッテリー持込で交換作業を実施しています。
画像は外したバッテリーで1万円位のバッテリーだそうです。
使用状況によりバッテリー寿命は変わりますが、1年は早すぎますね。

前回交換時もバッテリー登録を行っています。

バッテリー交換登録完了画面です。

前回登録から6,000キロ程度しか走行していないことがわかります。
今回の交換距離を登録しました。

今回はBOSCH製バッテリーで2年30,000キロの保証が付いています。

ブレーキパッドの交換見積をご提示させて頂き、年明けに作業になりました。

輸入車の修理やメンテナンスなど、お気軽にお問い合わせご相談ください。

出張修理は基本的には行っておりませんが、ケースバイケースでご対応させて頂きますのでまずはご相談ください。

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