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2017年05月22日 21:45関市 クラウン ATF交換 トルコン太郎
こんばんは。関市のタカセ自販です。
本日はトヨタ・クラウンのATF交換を行いました。
車両は平成18年式 走行距離151797㎞でした
交換前にK様と一緒に試乗させていただきました。
150000㎞以上走られていましたが、トランスミッション自体には不具合はありませんでした。
車両をリフトアップさせてトランスミッションのカバーを外し、ATオイルパンからオイルを抜きます。
オイルが抜けたらオイルパンのドレンを規定トルクで締め、オイルパンを外していきます。
オイルストレーナーに新品のゴムのOリングをつけ車両に戻していきます。
外したオイルパンに付いているガスケットや鉄粉などの汚れを綺麗にしていきます。
最初は汚れが溜まっていたマグネットはここまで綺麗になりました。
ここを綺麗にすることで新油を入れた際に鉄粉が舞い、油路に入り込むのを防ぎます。
オイルパンが綺麗になったら、トランスミッション側に付いているオイルを綺麗に拭き取ります。
新品のガスケットをつけ位置がずれてしまわないように気をつけながら車両へ取り付けていき、ボルトで数か所仮付けします。
均等に規定トルクですべてのボルトを締めます。
オイルパンが付いたらオイルクーラーを外し、専用のアタッチメントを取付します。
純正のオイルクーラーを加工してあります。
付替えが終わったらトルコン太郎のホースを接続し最初に抜けたオイル量と同じ量のATFを補充していきます。
当店では通常AISIN製のATFを使用しております。
補充し終わったらエンジンを始動しシフトレバーをニュートラルにして圧送交換します。
今回はワコーズ ATF プレミアムスペックを使用し交換させていただきます。
規定量のオイル数値を入力し圧送交換します。
一回目の圧送交換で排出されたオイルは赤色になりました
ワコーズのオイルは赤色ではなく、黄色っぽい色をしています。
回目の圧送交換が終わったらクリーニングを行います。
まだATFの赤色が残っていまが最初よりは綺麗になりました。
二回目の圧送交換をしていきます。
排出されているオイルが綺麗になってきました。
圧送交換が終わったらもう一度クリーニングモードでオイル内の汚れを取り除きます。
まだATFの赤色が少しありますがとてもきれいなオイルになりました。
規定量の2倍のオイルを使用し交換するとこで約95%の交換率になります。
二回の圧送交換が終わったらオイル量を調整します。
ですがこのお車にはATFレベルゲージが付いておりません。
なのでメーカーの交換要領に従い、ATFの温度を管理しオイルパンに付いているチェックバルブより調整を行います。
交換後はまだ少し温度が低かったため、ストールを行いATF温度を上げ適正な油温になったらチェックバルブを外します。
適正な油温の時にチェックバルブよりオイルが出てこなければオイル量が不足しているため補充を行いますが、今回は外したらオイルが排出されました。
チェックバルブから排出されたオイルは汚れもなく綺麗でした。
オイルが滴下したらチェックバルブを締めます。
アタッチメントを外しオイルクーラーを戻していきます。
戻したらエンジンを始動し、漏れがないか確認します。
漏れなどなければ作業中に付着したオイル汚れなどを綺麗に清掃し、外したアンダーカバーを復元します。
車両を下げ、作業終了になります。
当店では、他店で距離や年式、アタッチメントがない、などで「交換できない」と言われたお車でも作業が出来ます
事前にお問い合わせしていただければ作業内容や交換工賃などお答えさせていただきます。
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
| メーカー・ブランド | トヨタ | 車種 | クラウン |
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