新車試乗レポート
更新日:2022.04.27 / 掲載日:2022.04.26

【試乗レポート ルノー アルカナ】輸入車唯一の「SUV+フルハイブリッド」で勝負

文●九島辰也 写真●ユニット・コンパス

 このところクーペスタイルのSUVが増殖しているが、新たにそこに加わるスタイリッシュなモデルが現れた。ルノーアルカナである。滑らかなルーフラインはまさにクーペ的でライバルの中でもかなりカッコイイ部類に入りそうだ。

全長4.6m級の使いやすいボディサイズ

 基本骨格はルノー・日産・三菱のアライアンスで開発されたCMF-Bプラットフォームが採用される。エンジンとモーター、バッテリーを搭載できる多様性に富んだ設計だ。もちろん、高剛性&軽量化を追い求めたものでもある。

 スリーサイズは全長4570×全幅1820×全高1580mm。ルノーキャプチャーのお兄さんといったポジションにあたる。この全高で地上最低高200mmを稼いでいるのは秀逸。SUVとしてのトレンドと利便性を兼ね備えている。

 特徴はなんといってもパワートレインに他ならない。マイルドハイブリッドでもなければ、プラグインハイブリッドでもない、日本に導入されるヨーロッパ車には珍しいフルハイブリッドが搭載される。

ルノー独自のフルハイブリッドシステムを搭載

 モデル名の一部にもなっているE-TECH HYBRIDというのがそれで、1.6リッター直4と2つのモーター、それとドッグクラッチマルチモードATが組み合わされる。ユニークなのは駆動用となるEモーターの他に、HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)モーターが備わる点。これとドッグクラッチマルチモードATで構成されることによって、ダイレクトでスムーズなドライブフィールを得られるというのが売り文句となる。

アルカナ R.S.LINE E-TECH HYBRID

 ドッグクラッチマルチモードATはルノーが長年F1で培ってきたノウハウを市販用に取り入れてつくられた。一般的なクラッチやシンクロナイザーを使わず、ダイレクトにクランクシャフトの動力を噛み合わせる仕組みだ。ギアはエンジン側に4つ、駆動用モーター側に2つ備わっている。これを駆使すればスムーズな走りが可能というのもわからなくない。レンジはかなり広いはずだ。

 そんなシステムの走りは、発進時はエンジンを使わずモーターが駆動する。出だしの力強さはモーターの得意とする領域だ。そして中速域ではエンジンとモーターを組み合わせるシリーズハイブリッドとなり、高速域ではエンジンが積極的に使用される。追い越し時にはそれをモーターがアシストして加速する。

モーターを主役にしながらエンジンが上手にアシストしている

アルカナ R.S.LINE E-TECH HYBRID

 ということで、実際に走り出すとモーターが前面に出ているのがわかる。走行ルートが山間のワインディングばかりだったこともあり、エンジンをモーターがアシストするシーンが多かった。そこでドライブモードをいろいろ試してみた。アルカナには“My Sense“、”Sport“、”Eco“の3つが用意されている。

 ”My Sense“はその名の通りユーザーの好みにカスタマイズするモードだ。ただ今回は初期設定されていたので、それを試した。”Sport“に対するスタンダード的なポジションといったところだろう。スムーズな走りは期待以上でスポーティさも忘れてはいない。”Sport“と”Eco“に関しては、アクセルに対するパワーのレスポンスの違いと、パワステのアシスト量が変わるといった内容だ。”Eco“ではエアコンの協調制御もなされている。

 せっかくのワインディングなので、”Sport“をメインに走らせたが、ハンドリング、それとコーナーでのロールを抑えた軽快な身のこなしはさすがルノーといった走りをみせた。キャビンはフラットかつ静粛性が高いので、かつてのホットハッチ的走りより上質といった印象。ただ、乗り心地に関しては少々硬めなのが気になった。路面の段差がそのままコツコツとキャビンに進入する。フランス車ならではの乗り味を求めると少々残念。18インチのタイヤサイズが影響しているのかもしれない。そこを掘るならインチダウンがいいだろう。最近のマイブームは16インチホイール+肉厚タイヤだ。

グレードは1つで価格は429万円。ドイツ系以外の選択肢として有力

アルカナ R.S.LINE E-TECH HYBRID

 アルカナはモノグレードで5月から販売が開始される。モデル名はアルカナ R.S.LINE E-TECH HYBRID。長い。価格は429万円。モノグレードにしたことで多少安く設定できたのかもしれない。最近のCセグメントSUVとしては順当とも思える。と同時に、E-TECH HYBRIDというマニアックなシステムを鑑みるとお安い。まぁ、そこにこだわるのは少数派だろうが。いずれにせよ、ちょっとおもしろいクルマであることは間違いない。ドイツ系に飽きたらこの辺は狙い目かもしれない。

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九島辰也(くしま たつや)

ライタープロフィール

九島辰也(くしま たつや)

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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