新車試乗レポート
更新日:2021.03.01 / 掲載日:2021.02.26

VOLVO「XC60 B6」試乗レポート

既にプラグインハイブリッド搭載の2021年モデルに試乗済みのXC60。今回はあらためて高出力マイルドハイブリッドに試乗した。

高性能ユニットと締まった足回りがマッチ

 48Vハイブリッドの高性能バージョンが「B6」だ。従来ガソリン車の高出力版「T6(2Lターボ&スーパーチャージャー)」の後継で、スーパーチャージャーを電動コンプレッサーに変更し、B4/B5と同様のモーターと組み合わせている。スペックはT6の320PS/400Nmから300PS/420Nmとなっているが、実際に乗るとB4/B5より瞬時の応答や滑らかなフィーリングに加えて、ディーゼルのようにモリモリと湧き出るようなトルク感があり、まるでスポーツユニットのような性格。引き締められたサスペンションと大径タイヤを組み合わせ、2トン近い車両重量を感じさせない軽快なフットワークが与えられたRデザインとのマッチングはベストで、下手なスポーツモデルを凌ぐレベルだ。

主要諸元(XC60 B6 AWD Rデザイン)
●全長×全幅×全高(mm):4690×1915×1660●ホイールベース(mm):2865●車両重量(kg):1940●駆動方式:4WD●パワートレーン:1968cc直列4気筒DOHCターボ&電動スーパーチャージャー(300PS/42.8kg・m)+モーター(10kW/40N・m)●トランスミッション:8速AT●WLTCモード燃費(km/L):11.1●燃料タンク(L):71(プレミアム)●最小回転半径(m):5.7●タイヤサイズ:255/40R21●車両本体価格:799万円

●発売日:’20年8月25日
●価格:799万円
●輸入元:ボルボ・カー・ジャパン
●問い合わせ先:0120-55-8500

XC60も2021年モデル共通の変更を実施。XC40と同様にディーゼルモデルは廃止される。ハイスペックなB6ユニットはスポーティな「Rデザイン」グレードのみの設定となる。

  • マイルドハイブリッドシステムと電動スーパーチャージャーにより、高出力と高効率を両立。

スマホの非接触充電を標準装備。Rデザインはハーマンカードンのオーディオやヘッドアップディスプレイ、新開発の高機能エアコンなどを標準装備する。

●文/山本シンヤ ●写真/月刊自家用車編集部

提供元:月刊自家用車

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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