新車試乗レポート
更新日:2026.01.27 / 掲載日:2026.01.27

新型ルークス・試乗&詳報

軽カテゴリーで相変わらず大人気なのがスーパーハイトワゴン。広々スペースで使い勝手が良いのが特徴だが、今のスーパーハイトはそれだけではない。最新モデルとなる新型ルークスを徹底的にチェック!

●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久

※本記事の内容は月刊自家用車2026年2月号制作時点(2025年12月中旬)のものです。

軽スーパーハイトワゴンの最先端!

NISSAN 新型ルークス《試乗リポート&徹底紹介》

コンパクトカーとくらべても納得の実力が光る

落ち着いた静かな走りに軽らしからぬ装備もプラス
走りの軸足の置き所は軽乗用と登録車の違いのひとつだ。言うまでもなく軽乗用は主用途となるタウンユース向け、登録車は高速長距離用途も考慮するのが一般的だ。この視点からすればルークスはスーパーハイト系に限らず軽乗用としては登録車に近い走りといえる。以前からその傾向はあったが、新型ではその印象はより強くなった。
ひとつは加速特性の変化だ。従来型では加速性能重視の制御がなされ、急加速時は最大加速となるように変速。高回転域の使用時間も長かった。新型では初期加速でのエンジン回転数の上昇を控え気味にし、その後車速の上昇に合わせて回転を高めるように制御されていた。加速性能的には多少不利になるかもしれないが、加速に伸びやかさが加わり、体感的にはエンジンに余裕が感じられる。従来型よりも余力感がアップした。これはNA仕様がより強く感じられたが、車速が高くなるほどターボ車に比べてアクセル踏み込みの量も頻度も増す。走りの汎用性の高さではターボが一枚上手。高速や山岳路の走行の機会が多いユーザーにはターボを勧める。
余力感の向上については静粛性も寄与している。全開加速時のエンジン騒音は全開加速時でもさほどの威圧感はない。音質、音量共にドライバーや同乗者に優しいタイプであり、それがエンジンに無理を強いるような印象を減らす。
また、ロードノイズも軽乗用ではかなり低めである。これも騒音量だけでなく、路面や舗装状態による音質の変化も抑えられているので、重量の大きいクラスのような遮音感がある。この点についてはサクラ開発からの技術波及かと思えたが、実際はサクラでやり切れなかった部分をルークスに注ぎ込んだのが正しいとのことだった。
快適性のもうひとつの要点となる乗り心地も登録車的な質を感じさせる。ロール等の車体挙動が上手く抑えられているのだが、引き締めた感じはない。初期は抵抗感少なく滑らかに動き出し、ストローク量が大きくなると腰の強さを感じさせるサスストローク制御で、しなやかさと強靭さを併せ持つ。横Gや加減速Gにより頭を振られるような感覚が少ないのも好感。安心感があり乗員に優しい乗り心地だ。
高速域での安心感のある走りではハンドリングも見逃せない。タウンユースでは軽乗用としては軽快感で劣るのだが、操舵に対して揺らぎや揺れ返しの少ない挙動と穏やかな回頭性、加減速や路面うねりの影響を受けにくいラインコントロール性などクラス上のモデルを思わせる操安性だ。ノートから乗り換えても違和感の少ないフットワークは軽乗用であっても同じ日産車という感じである。
スーパーハイト系ミニと言えばキャビン実用性がセールスポイント。新型になって後席座面長の拡大やエアコンに加えて後席シーリングファンにも採用されたプラズマクラスター発生機能等々の改良が加えられているが、キャビンスペースや後席機能は従来型から大きく変わっていない。12.7インチディスプレイまで設定されたインパネや車体下路面まで映し出すインテリジェントアラウンドビューモニター、側方死角車両検知や後退時車両検知などの新機能を加えた安全&運転支援機能など室内機能も最新軽乗用らしい内容。外観デザインもサイバー時代のカワイイを感じさせるものだが、室内もしっかり今日的である。
従来型同様に標準系とハイウェイスター系の2系統構成で、ターボ車とプロパイロット装着仕様ははハイウェイスター系のみの設定。ターボ+プロパイロットの最上級仕様はFFでも約225万円。高額な軽乗用ではあるが、登録車と比較しても、用途面でカバーできる範囲と走りの質を考えれば納得できる値付けである。

ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション(FF) ●価格:224万9500円 ●ボディカラー:シナモンラテ(P)/フローズンバニラパール(M)プレミアム2トーン(有料色:12万2100円高)※プレミアムインテリア(4万4000円)とセット

■主要諸元 (ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション・FF) ※オプションを含まず ●全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1785 ●ホイールベース(㎜):2495 ●最低地上高(㎜):150 ●車両重量(㎏):990 ●パワートレーン:659㏄直列3気筒DOHCターボ(64PS/10.2㎏・m)●変速機形式:CVT ●WLTCモード燃料消費率(㎞/ℓ):19.3 ●最小回転半径(m):4.5 ●燃料タンク容量:27ℓ(レギュラー) ●タイヤサイズ:165/55R15

X(FF) ●価格:173万9100円 ●ボディカラー:アッシュブラウン(M)(有料色:3万8500円高)

■主要諸元 (X・FF) ※オプションを含まず ●全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1785 ●ホイールベース(㎜):2495 ●最低地上高(㎜):150 ●車両重量(㎏):960 ●パワートレーン:659㏄直列3気筒DOHC(52/6.1㎏・m)●変速機形式:CVT●WLTCモード燃料消費率(㎞/ℓ):21.0 ●最小回転半径(m):4.5 ●燃料タンク容量:27ℓ(レギュラー) ●タイヤサイズ:155/65R14

NISSAN 新型ルークス

●価格:167万2000〜236万3900円 ●発表日:’25年9月19日

車体やエンジンは従来モデルの改良型。NAエンジンはマイルドハイブリッドシステムを廃止した。軽乗用はどれもそうだが、高速道路を含めて考えるならターボだ。

「かどまる四角」がコンセプト。標準系はグリル開口部がやや控えめなスッキリとした顔付きとなる。ハイウェイスターのNA車はオプションでターボ車と同様のヘッドランプユニットを装着可能だ。

●ハイウェイスター
●ハイウェイスター
●X/S
●NA車標準装着
●ターボ車標準装着
●ハイウェイスター
●X/S

7インチのメーターディスプレイを搭載。全車オーディオレスが標準で、メーカーオプションナビは軽初のGoogle搭載コネクティッド機能付きだ。新設計のゼログラビティシートには肌触りと伸縮性に優れるメランジ生地や高密度ウレタンを採用。リヤシートは320㎜のロングスライド機構を備え、荷室最大長はクラストップの675㎜となる。

軽初の車体透過画像など多彩な機能を持つアラウンドビューモニターをOP設定。
スタンダード/エコ/スポーツの3モードが選択可能なドライブモードを標準装備。
リヤドアのウインドウにロールサンシェードをセットオプションで用意する。
プロパイロットはオプション設定がなく、専用グレードのみに搭載される。

新型ルークス《主要諸元&装備一覧》

日産 ルークスの中古車を探す
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:139.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 4.1万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:139.9万円
  • 車両本体価格:132.3万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 2.3万km
  • 車検: 検8.12
  • 支払総額:161.2万円
  • 車両本体価格:150.8万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 2.9万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:142.7万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 2.1万km
  • 車検: 検8.5
  • 支払総額:134.9万円
  • 車両本体価格:127.6万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 3.2万km
  • 車検: 検8.6
  • 支払総額:144.4万円
  • 車両本体価格:137.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 1.4万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:116.3万円
  • 車両本体価格:108万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 0.7万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:162.9万円
  • 車両本体価格:154.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 1.7万km
  • 車検: 検10.1
  • 支払総額:130.6万円
  • 車両本体価格:123.7万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 4.9万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:116.8万円
  • 車両本体価格:108万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 2.4万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:146.3万円
  • 車両本体価格:138万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 1.8万km
  • 車検: なし
  • 支払総額:108.9万円
  • 車両本体価格:95万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 9.4万km
  • 車検: 検9.9
  • 支払総額:49.9万円
  • 車両本体価格:41.7万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2012年
  • 走行距離 : 11.3万km
  • 車検: 検9.5
  • 支払総額:174.9万円
  • 車両本体価格:167万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 0.8万km
  • 車検: 検9.5
  • 支払総額:115万円
  • 車両本体価格:98万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 0.6万km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:112.9万円
  • 車両本体価格:102.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 1.8万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:134.7万円
  • 車両本体価格:126.9万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 4.2万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:144.9万円
  • 車両本体価格:136.7万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 3.8万km
  • 車検: 検9.10
  • 支払総額:105.5万円
  • 車両本体価格:98万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 2.6万km
  • 車検: 検9.7
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:141.8万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 2.8万km
  • 車検: 検9.9
  • 支払総額:132.9万円
  • 車両本体価格:125.7万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 3.9万km
  • 車検: 検8.4
  • 支払総額:159.9万円
  • 車両本体価格:152.3万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 2.1万km
  • 車検: 検8.11
  • 支払総額:168.3万円
  • 車両本体価格:159.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 0.4万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:149.9万円
  • 車両本体価格:142.3万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 0.4万km
  • 車検: 検8.12
  • 支払総額:111.8万円
  • 車両本体価格:101.4万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 1.9万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:157.9万円
  • 車両本体価格:149.6万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 4.9万km
  • 車検: 検9.11
  • 支払総額:155.9万円
  • 車両本体価格:145.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 0.8万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:109.9万円
  • 車両本体価格:99.5万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 1.8万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:151.4万円
  • 車両本体価格:144万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2021年
  • 走行距離 : 1.9万km
  • 車検: 検8.8
  • 支払総額:159.9万円
  • 車両本体価格:154.9万円
  • 車種 : ルークス
  • 年式 : 2024年
  • 走行距離 : 10km
  • 車検: 検9.4
この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ