スクープ
更新日:2022.03.23 / 掲載日:2022.03.19
2023年トヨタコンパクトSUVのC-HRが第二世代に進化へ!! BEV車の設定も!!

斬新なくさび形のクーペスタイルを採用し、2016年12月にデビューしたトヨタのコンパクトSUVのC-HR。翌年の2017年にはSUVの国内新車販売台数で年間1位となるなど大人気となった。今年でデビューから6年目となるが、いよいよ2代目へのフルモデルチェンジの情報が入ってきた。
初代C-HRは、現行型プリウスに続く第2弾としてトヨタの新プラットフォーム「TNGA」を導入した。現行型はプリウスのGA-Cプラットフォームをベースにしているが、2代目はヤリスやヤリスクロスに採用しているGA-Bプラットフォームにダウンサイズする可能性が高い。プラットフォームをダウンサイズするものの、ヤリスクロス以上の居住性は実現する見込みで、パワートレーンもハイブリッドの1.5L直列3気筒エンジン+THS2を中心に1.5L直列3気筒エンジンがラインナップされるだろう。燃費性能も現行型の1.8L直列4気筒エンジン+THS2のハイブリッドや1.2L直4ターボに比べ大幅に向上。WLTCモード燃費が2WD車で30㎞/Lを超えてくるはずだ。



さらにハイブリッド車/ガソリン車のデビューから少し遅れるが、BEV(電気自動車)のラインナップされるはず。すでに中国市場では現行型C-HRのボディをベースとした航続距離約400㎞の「C-HR EV」が販売されているが、これとは異なり、新開発のコンパクトクラス用のBEVシャシーが採用されるだろう。
安全装備面でも、新型ノア/ヴォクシーから採用された、機能向上した「トヨタセーフティセンス」が採用される。交差点で交差する車両やバイクも検知し、低速時加速抑制機能や緊急時操舵支援機能も搭載する。
気になる新型C-HRのデビュー時期は2023年半ばと予想する。世界情勢の変化や新型コロナウイルス感染症拡大、それに伴う半導体部品不足などの影響が考慮されるが、遅れることなくデビューすることに期待したい。