スクープ
更新日:2021.12.15 / 掲載日:2021.12.08
新型ノア/ヴォクシーに真っ向勝負! 新型ホンダステップワゴン2022年春デビュー!

2022年はミドルクラスのミニバンが相次いでフルモデルチェンジする。すでにトヨタのノア/ヴォクシーはWEBページでティザーが開始され、2022年1月デビューをアナウンス。さらには日産のセレナのフルモデルチェンジも2022年中に予想されている。そしてホンダのステップワゴンだ。通算6代目のフルモデルチェンジが間もなく行われる模様だ。それに先立ち、2021年12月10日からティザーキャンペーンが開始された。開設されたティザーサイトでは5点の画像が公開された。
そこでグーネット編集部で入手した新型ステップワゴンの詳細情報とともに全体像をお伝えしよう。

今回、公開されたエクステリアデザインの画像は2枚。フロントマスクの画像とサイドビューだ。予想CGのように、初代/2代目にも通じる箱型デザインを採用しており、まるで道具感丸出しの角張ったエクステリアはクリエイティブムーバーというコンセプトで登場した初代モデルの思想を現代にリデザインしたものと言える。角張った造詣ながら各部に繊細な曲線を組み合わせ、美しい塊感も醸し出している。今回紹介されたエクステリアはスポーティなエアロ仕様の「SPADA(スパーダ)」の模様。
ティザーサイトではラインナップも紹介されており、従来からラインナップされている「SPADA(スパーダ)」のほか、「AIR(エア)」というグレードもラインナップも紹介されている。これが従来の標準グレードとなる可能性が高い。さらに福祉車両もラインナップされ、「車いす仕様車」と「サイドリフトアップシート車」が用意されるとアナウンスされている。

パワートレーンも「e:HEV」と「ガソリン車」が用意されると明記されている。「e:HEV」は、現行型2Lエンジンを採用したものをベースに改良を施し搭載。「ガソリン車」は1.5LのVTECターボエンジンと、これも現行型を踏襲するが新型シビックに搭載されたパワーアップ版となる模様だ。


また、インテリアについても3枚の写真が公開されており、シート生地のアップと1−2列目の横からと、3列目からの写真が掲載されている。この画像を検証すると、インパネは中央に10インチ級のディスプレイを設置。このインパネは「e:HEV」車のもののようで、シフトゲートはアコードやCR-V、インサイトと同系統のエレクトリックギアセレクターを採用。電子制御パーキングブレーキの存在も確認できる。また、横方向のシ1−2列目シートの写真を見ると2列目にオットマンを装備。シート横のレバーで横スライドが可能なことも確認できた。通常の2列目ベンチシートの8人乗りのほか、2列目横スライドのキャプテンシートもラインナップされるようだ。


すでに現行型の生産は終了しており、少数の在庫が残っているのみという。現時点で新型ステップワゴンのデビューは2022年の春とされているが、ホンダでは2022年の1月7日に新型ステップワゴンの全貌を公開するジャパンプレミアをホンダYouTubeチャンネルで行うとアナウンスしている。販売店ではまだ正式な予約はできないようだが、価格が決まれば注文が可能になるので、購入を考えているならディーラーに出向いて意志を伝えておこう。実車を見てから購入という流れだと納車が発売から1年後なんてこともあるので注意が必要だ。
新型ステップワゴンティザーサイト
Honda公式YouTubeチャンネル