スクープ
更新日:2021.06.02 / 掲載日:2021.04.17
スクープ! レクサスNX、プラグインHVを含む電動パワトレ搭載で2021年秋デビュー

新型レクサスNX予想CG
2014年に現行型がデビューしたレクサスのミドルサイズクロスオーバーSUVのNX。7年目となる2021年秋に2代目へとフルモデルチェンジするという情報が飛び込んできた。まずはそのスタイリングだ。今回紹介する予想CGの通り、レクサスの今後のブランド変革の取り組みとして2021年3月30日に公開されたEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」のイメージを取り込んでおり、新世代レクサスを象徴するエクステリアにがらりと変わる。より深掘りとなったスピンドルグリルはより立体的になり、ボディサイドの切れ込んだ造形は四輪で地面を蹴り込むような躍動感を表現するという。リヤまわりもEVコンセプトカー同様の最近流行の横一文字の薄型リヤコンビネーションランプを採用する模様だ。
EVコンセプトカー「LF-Z Electrified」
EVコンセプトカー「LF-Z Electrified」
EVコンセプトカー「LF-Z Electrified」
EVコンセプトカー「LF-Z Electrified」
インテリアデザインもEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」のコンセプトが踏襲される。写真のように4シーターということはなく、5人乗りだが、大型センターディスプレイを採用したインパネデザインのコンセプトは新型NXにも採用されるようだ。
RAV4PHV
RAV4PHVに搭載のリダクション機構付の「THS2Plug-in」
そして気になるシャシーやパワートレーンはどうなるか!? これも革新的な情報が飛び込んできた。まずはプラットフォームがトヨタのTNGAであるGA-Kプラットフォームを採用。現行型トヨタRAV4と同じプラットフォームを採用することでホイールベースを延長、居住性を改善。パワートレーンは現行型で2LガソリンターボエンジンのNX300、2.5Lガソリンエンジン+ハイブリッドのNX300hをラインナップしているが、新型では純ガソリン車を廃止。現行型トヨタRAV4と同様の進化した2.5Lガソリンエンジン+ハイブリッドモデルを中心にPHVパワートレーンも設定される。フラッグシップとなるこのモデルは、これまた現行型RAV4に設定されているリダクション機構付の「THS2 Plug-in」を搭載する。

2021上海モーターショーで公開予定のトヨタ新型電気自動車
加えて純電気自動車バージョンも投入される模様だ。これは2021年上海モーターショーで公開されるトヨタとSUBARUによる共同開発電気自動車のプラットフォームがベースとなっており、2021年秋の新型NXのデビューから半年から1年遅れで追加設定される模様だ。世界的な電動化の流れにのった電動化パワートレーンで再発進する新型NX。新生レクサスの先陣を切る1台として非常に楽しみだ!