スクープ
更新日:2020.06.30 / 掲載日:2020.06.30
スクープ!! 新型エクストレイル日本デビューは2020年末!?

現地時間の6月15日に北米日産は日本名エクストレイルことローグのニューモデルを2021年モデルとして公開した。ローグとしては3代目、エクストレイルとしては4代目となる。北米市場では2020年秋に発売開始とアナウンス。日本市場では2020年末の発売が予想される。
ボディサイズは現行型に対し、全長と全幅は僅かに縮小され、全幅は20mm拡大した。それでもトヨタRAV4の全幅1860mmというボディサイズよりは扱いやすそうだ。デザインではフロントのVモーショングリルが拡大され、ヘッドランプは上下2段式となっており、上位モデルにはLEDフォグランプが装備される。

多くの曲面を持つ現行型のエクステリアデザインに対し、がっしりとした印象の新型。どことなく初代や2代目のイメージもある。

大型のアンダーガードなどの採用で、SUVにクロカンテイストもプラスされている。ホイールサイズは17/18/19インチをグレード毎に用意。
現行型よりもヘビーデューティーな意匠が随所に見られる。それでいてエレガント。人気のトヨタRAV4に待ったをかける存在になる!?
初代エクストレイル
2代目エクストレイル
3代目エクストレイル

ソフトパッドの面積を大きく取り、モダンなインテリアのようなイメージのインパネ。中央のタッチディスプレイはAppleCarPlayとAndroid Autoに対応した日産コネクトを装備。
インテリアはチャコール、グレー、タンの3つのカラーを用意。インパネデザインは上質な家具をイメージし、フローティングタイプの9インチタッチディスプレイを採用。メーター12.3インチのデジタルタイプ。10.8インチのヘッドアップディスプレイも設定される。前後シートには日産ゼログラビティシートを採用。上位モデルには革シートが標準で、2021年に追加されるプラチナグレードにはキルトセミアニリンレザーが標準装備となる。

前後シートに日産ゼログラビティシートを採用。シートヒーターも前後シートに採用される。

現行型ローグと同様に2.5L直4DOHCガソリンエンジンを採用。日本向けエクストレイルは新世代e-POWERと2L直4DOHCガソリンエンジンが濃厚だ。
北米向けローグのパワートレーンは181HPの2.5L直4DOHCガソリンエンジンを搭載。国内向けは2L直4DOHCガソリンと次世代型e-POWERの搭載が濃厚だ。アライアンスを組む三菱自動車の次期アウトランダーとプラットフォームを共有するため、PHEVを遅れて追加する可能性もある。シャシー制御ではFFモードでスポーツ、標準、エコの走行モードを搭載。4WDモデルがオフロード、スノー、スタンダード、エコ、スポーツという5つのドライブモードを用意。これらの操作はセンターコンソールのドライブモードセレクターで可能だ。
安全装備では、歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキやブラインドスポット警報などを含むニッサン・セーフティ・シールド360を採用。プロパイロットは次世代のレーダーとカメラを採用し、スムーズな動きと他車検出性能を向上。さらに最上級グレードのプラチナには、ナビゲーションと連動するナビリンク付きプロパイロットアシストを採用する。
新世代日産デザインと最新の安全デバイスを投入された新型ローグこと次期エクストレイルは先行してデビューしたトヨタ新型RAV4やハリアーと真っ向勝負できる1台に仕上がっているようだ。
トランスミッションはCVTだが、シフトゲートは電気式。そのおかげでコンソール下に小物入れが。スマホ充電用のUSB端子にUSB Type-CとType-Aを採用。
スクエアなラゲッジスペース。簡単に洗えるカーゴライナーとフロアマットを採用。後席はラゲッジからリモートで格納できる。