スクープ
更新日:2024.08.07 / 掲載日:2024.08.06
発電用ロータリーエンジン搭載、マツダのカーボンニュートラルスポーツカー登場へ!

発電用ロータリーエンジンを搭載したシリーズ式プラグインハイブリッドシステムを採用する「MAZDA MX-30 Rotary-EV」を2023年9月に発売したマツダ。このロータリーエンジンを主軸にした次世代車を鋭意開発中であることをキャッチした。
マツダでは、ロータリーエンジンを主軸とした環境車の開発を進めており、「MAZDA MX-30 Rotary-EV」に搭載されている電動駆動ユニットをさらに小型化するという。シングルローターを採用する発電用ロータリーエンジンと電動駆動ユニットを幅も高さもコンパクトにし、バッテリーEVのプラットフォームにも搭載可能さサイズにするという。
そしてもう一つのロータリーエンジンが2ローター採用タイプだ。ことらは1ローター採用ユニットの横置きに対し、縦置きレイアウトとなり、さらに低重心で、フロントノーズの低いスポーツカーへの搭載を前提としている。モーターの発電のみならず、走行状況に応じてロータリーエンジンだけで駆動し、走行することも可能になるという。
使用燃料に関しても、幅広い燃料に対応可能なロータリーエンジンの特性を活かし、バイオ由来のバイオエタノールからe-フューエルなど工業由来のカーボンニュートラル(CN)燃料に対応。市販化時には、まずは通常のガソリン対応になる可能性が高いが、販売地域によってはカーボンニュートラル(CN)燃料が使用可能になるかもしれない。
この2ローター搭載のロータリーエンジン採用電動駆動ユニット搭載モデルは新開発スポーツカーとなる。エクステリアデザインは、2023年のジャパンモビリティショーで公開された「MAZDA ICONIC SP」がモチーフとなり、車名もかなり前に商標登録が完了している「RX-9」となる可能性が高い。
気になる予想デビュー時期は2026年後半。2013年に販売終了した「RX-8」以来の”ロータリーロケット”の復活に期待しよう!