日産ノートベースの新型3列シートミニバン、2024年に登場へ！

日産がノートをベースにした新型3列シートミニバンの開発を進めているという情報をキャッチした。トヨタ・シエンタやホンダ・フリードに真っ向勝負を挑む車種となる模様で、ボディサイズもライバルとなる両車とほぼ同じ全長4.3m程度、全幅1.7ｍ以内、全高1.7mとなる模様だ。

日産のコンパクトミニバンと言えば2003年から2008年まで販売された2代目キューブをベースにホイールベースを延長して3列シート7人乗りとしたキューブキュービック以来となる。

室内空間はシアターレイアウトを採用した3列シートとなり、2列目シート3人掛け、3列目シート2人掛けの7人乗りが基本で、3列目シートを省略したユーティリティ重視の2列5人乗りも設定される可能性が高い。ただ、ホンダ・フリードのように2列目キャプテンシートの3列6人乗りが設定されるかは、現時点では不明だ。

プラットフォームはノートと同じルノーと共同開発したCMF-Bを改良しつつ採用。パワートレーンもノート同じ、発電用エンジンとして1.2L直列3気筒DOHCエンジンを搭載し、モーターで走行するシリーズハイブリッドのe-POWERとなる模様だ。

4WDシステムもノートと同じく後輪に高出力モーターを追加した本格電動式4WDとなる。トヨタ・シエンタも日産新型ミニバンと同じく後輪にモーターを装備した電動4WDであるE-Four。2023年後半デビューと予想される次期型ホンダ・フリードは、現行型フリードと同じくメカニカルな4WDとなる模様だが、3車とも4WDが選べるようになるのは朗報だ。

詳細なデビュー時期は2024年という情報しか入ってきていないが、2023年10月のジャパンモビリティショー 2023への先行展示や何らかの発表に期待したい。