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更新日:2021.10.13 / 掲載日:2021.10.13
新型「VW ティグアン オールスペース」欧州で発表

フォルクスワーゲンは現地時間の10月11日、新型ティグアン オールスペースを発表した。ドイツでは「Life」「Elegance」「R-Line」のバージョンが用意され、欧州ではエントリーレベルのバージョンも追加される予定だという。※記載の仕様はすべてドイツ国内のものとなる。
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7人乗車が可能、日常使用に最適なコンパクトSUVをアップグレード

フォルクスワーゲンティグアンは、世界で150万台以上が販売されたベストセラーモデル。新型ティグアン オールスペースに搭載されるエンジンは、パワーと効率を両立。110kW(150PS)と147kW(200PS)の2.0リッターターボ直噴ディーゼルエンジン(TDI)は、デュアルSCR触媒コンバーターとAdBlueのツイン噴射(ツインドージング)を採用。CO2排出量を大幅に削減するとともに、応答性を最適化した。
フロントデザインの変更により、全長は27mm伸びて4,728mm(R-Line:4 726mm)となったが室内の寸法には変わりなし。室内はオプションの3列目シートの追加が可能で、5人乗りか7人乗りが選べるようになっている。外観では、LEDマトリクスヘッドライトのIQ.LIGHTが初めて採用された。標準装備されているLEDデイタイムランニングライト付きLEDヘッドライトに、悪天候用のライトが内蔵されている。ラジエターグリルには、新デザインの2次元フォルクスワーゲンエンブレムを配置。その両脇に配されたイルミネーションストリップが印象的なビジュアルを演出している。足元には、18インチ10本スポークのフランクフルトアロイホイールが新たに採用された。
新型ティグアン オールスペースには、ベーシックな「ピュアホワイト」をはじめ、8つのエクステリアカラーが用意された。アトランティックブルーメタリック、ペトロリアムブルーメタリック、プラチナグレーメタリック、パイライトシルバーメタリック、ディープブラックパールエフェクトに加えて、新たにオリックスホワイトマザーオブパールエフェクトとキングスレッドメタリックを追加している。
最新の運転支援システム「トラベルアシスト」を採用

運転支援システムとして、「トラベルアシスト」が採用された。このシステムは、時速210kmまでの速度であれば、ステアリング、ブレーキ、アクセルの操作を代行してくれるというもの。縦方向の誘導にはアダプティブ・クルーズ・コントロール、横方向の誘導にはレーン・アシスト(標準装備)などのシステムを利用している。ドライバーは、ステアリングホイールの「トラベルアシスト」ボタンを押してシステムを起動することができる。
新世代のインフォテイメントシステムが搭載され、様々なオンラインサービスと連携する。eSIMを内蔵したオンライン・コネクティビティ・ユニット(OCU)により、We Connectのオンラインサービスを利用することが可能。さらに、Apple CarPlayやAndroid AutoのApp-Connect Wirelessを介して、アプリをワイヤレスで統合できるようになっている。
また、フォルクスワーゲンはオーディオのスペシャリストであるハーマンカードンと共同で、新しいプレミアムサウンドシステムを開発、オプションとしてサウンドシステムを設定した。その中にはサブウーファー、デジタル16チャンネルアンプ、総出力480Wのアンプが含まれ、ハイエンドサウンドを楽しむことができる。
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