輸入車
更新日:2019.09.04 / 掲載日:2019.09.04
ボルボ CS-VESC 2019【グーワールド コラム/イベント】

文と写真●ユニット・コンパス
問い合わせ●ボルボ・カスタマーセンター TEL:0120-922-662 URL:https://www.volvocars.com/jp/
(掲載されている内容はグーワールド本誌2019年10月号の内容です)
目指すはプレミアムブランドNo.1。近年魅力的な新型車を立て続けに登場させ、勢いに乗るボルボ。その日本でのかじ取り役を担うボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長が現在もっとも力を入れているのが「CS(顧客満足)」を高めることだという。
木村社長は入社以来、販売店経営者に向けたセミナーを開催するなど、積極的に販売現場のレベルアップを後押ししてきた。その活動の一環として、2015年にはセールススタッフ対象の技術コンテストを「CS-VESC」として7年ぶりに復活させた。ユニークなのは、従来は個人戦のみだったコンテストに、チーム競技も加えたところ。接客中に別のユーザーが来店したり、電話の問い合わせがあったりと、よりリアルで総合的な力が試されるロールプレイ・コンテストへとレベルアップしている。
今回、7月24日にヒルトン東京ベイで開催された「CS-VESC 2019」の決勝戦を取材。全国の販売店から集まった精鋭たちの競技の模様を間近で見ることができた。
コンテストは、商品に対する知識はもちろんのこと、ユーザーに対しての気配りについても採点対象。たとえば、女性客が持っている大きなかばんに気がついて、預かるよう提案できるかなど、細やかな対応を求めた。
大会終了後に木村社長は「競技を難しく、よりリアルな状況にしたなかで、各チームがそれぞれのよさ、持ち味を出せたのではないかと思います。これからもお客様との結び付きを強くし、ずっとボルボを乗り継いでいただけるよう努力を続けていきたい」と語った。
コンテストの上位入賞者にはスウェーデン行きのチケットを贈呈。ボルボとユーザーとの懸け橋として、さらなる飛躍を期待したい。
商品説明に加えて、それを生み出したボルボの考え方やスウェーデンという国そのものについての説明を行うスタッフも。どのチームも日ごろの練習の成果を発揮していた。
チーム戦では接客中にほかのユーザーが来店するというリアルなシチュエーションを再現。スタッフ同士の連携が求められた。
試乗を行う際には、正しいドライビングポジションを案内。会話を通じて機能や安全装備についての知識をユーザーに伝える。
大会終了後に行われた記念撮影の模様。個人部門一位を獲得したのはボルボ スタジオ 青山の鈴木裕美さん。チーム部門一位は、ボルボー・カー 東名横浜が受賞した。