輸入車
更新日:2026.05.14 / 掲載日:2026.05.14

フェラーリ「アマルフィ スパイダー」人生を謳歌するための爽快なオープンモデル

ビジュアルモデル:フェラーリ アマルフィ スパイダー/新車価格帯●4061万円

 昨年7月マラネッロでのワールドプレミアに立ち会い、12月にポルトガルの国際試乗会に参加したアマルフィにスパイダーが追加された。フェラーリらしいパフォーマンスとオープントップならではの楽しみを備えたクルマである。

 トップは5層のファブリックからできていて、彼らの格納式ハードトップに匹敵する遮音性と断熱性を持ち合わせる。開閉時間は13.5秒、時速60kmまでであれば走行中の稼働が可能だ。しかも、今回はたたんだときのスペースにもこだわった。トランクの容量はクローズドで255L、オープンで172Lとなる。

スパイダーのトップはファブリックが採用された。今回はその質感と収納した際のカバー、それとクローズド状態のスタイリッシュなスタイリングにこだわった。

 また、このクルマには大掛かりなウインドデフレクターが装着されているのは見逃せない。運転席のボタンひとつでリアシートの背もたれが立ち上がり、後方からの風の巻き込みを阻止するのだ。発表会に登壇した開発担当者はかなりのスピード域まで快適だと豪語していた。彼らが特許を獲得した自慢の装備だ。

クーペ同様デュアルコックピットデザインが採用される。助手席にもオプションでモニター装着可能。スターターはステアリング上の赤く塗られたボタン。アマルフィは物理スイッチを採用。

 そんなアマルフィ スパイダーのパワーソースは3.9LV8ツインターボで、最高出力は640馬力を発揮する。モーター類を持たないこのユニットはクーペと同じ。ギアボックスは8速DCT、駆動はRWDとなる。マネッティーノ(ドライブモード)の種類はウェット/コンフォート/スポーツ/レース/ESC-OFFを用意する。スポーツとレースのセッティングはローマよりもダイナミックにしてあるのは特徴だろう。

ローマよりも軽量化が図られたエンジンは3.9L V8ツインターボを搭載。最高出力640馬力を7500回転で設定する高回転型となる。

 ファブリックのカラーはテーラーメイドプログラムで4色、新素材のテクニカルファブリックが2色となる。オプションのコントラスト・ステッチはエレガントさを助長する。この辺のこだわりは昨今のフェラーリらしい。走りのパフォーマンスと同等にセレブリティのニーズにもしっかり応えようという考えだ。
 今度のスパイダーは使いやすさ、多用途性を強くアピールする。

屋根開きであっても実用性を高めるのが今回の課題だったため、幌をたたんだ状態でトランクに荷物が収納できるだけのスペースを確保した。
マラネッロから来日したプロダクトマーケティングマネージャーのマッティア・メッジョリン氏(奥)とフェラーリジャパン代表のドナート・ロマニエッロ氏。

文●九島辰也 写真●ユニット・コンパス URL:https://www.ferrari.com
(掲載されている内容はグーワールド本誌2026年6月号「【グーワールド コラム/ニューモデル】FERRARI AMALFI SPIDER/人生を謳歌するための快適なオープンモデル」の内容です)

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