輸入車
更新日:2026.03.25 / 掲載日:2026.03.25
【フェラーリ アマルフィ スパイダー】 人生を謳歌するひとのための美しき跳ね馬

文●内田俊一 写真●ユニット・コンパス
フェラーリジャパンは3月25日、アマルフィのオープンモデル、アマルフィ スパイダーを日本でも発表した。価格は4061万円(税込み)から。デリバリーは2027年秋から開始される予定だ。
ソフトトップのアマルフィ

アマルフィのオープンモデルであることから、基本的なパワートレイン等の変更はなく、フロントに搭載されているエンジンは、3855ccV8ツインターボ(最高出力640cv、最大トルク760Nm)だ。そのパフォーマンスは、最高速度320km/hと0-100km/h 加速3.3秒という数値はクーペと同じで、0-200km/h加速が9.4秒と、クーペよりプラス0.4秒差がついている。

アマルフィ スパイダーの最大の特徴は、当然ながらファブリック製のソフトトップにある。そのシルエットはクーペのプロポーションを表現したもので、美しく流れるような印象を与えている。このソフトトップ機構は軽量かつ高耐久となるよう設計されており、Zフォールド機構(Z字型の折り畳み)により、13.5秒で開閉可能で、60km/hまでの速度域で作動する。

どうしてもソフトトップだと遮音性が気になるところだが、このソフトトップはリトラクタブルハードトップシステムと同等の快適性を提供するという。5層構造のファブリックにより風切り音やロードノイズを低減し、高速走行時でも静かなキャビンを実現しているのだ。
また、トップを下ろした状態でトランク容量は172リットル、閉じた状態では255リットルを確保している。
このソフトトップは豊富なパーソナライゼーションオプションが用意される。具体的には、テーラーメイドファブリックによる4色と、新たなTecnicoOttanioを含むテクニカルファブリック2色が用意されるほか、オプションのコントラスト・ステッチも選べ、より表情豊かな個性を発揮できる。
コンフォート・バブルな室内空間

インテリアに関しても基本デザインはアマルフィクーペと共通だ。そのうえで快適性向上のためオープン時の空気の巻き込み等を減らすために手が入れられた。
これはリアシートの背もたれに一体化された、特許取得済みのウィンドデフレクターだ。車両を停止させることなく、センタートンネル上のボタンを一度押すだけでドライバーが作動させることが可能だ。
フェラーリがこの室内空間を“コンフォート・バブル”と呼ぶように、「本来ある車両後方からキャビン内へ巻き込まれる気流が遮られることが可能になり、快適性が大幅に向上します」と来日したフェラーリプロダクトマーケティングマネージャーのマッティア・メッジョリン氏は説明した。因みに、170km/hまで展開可能で、一度展開すると最高速度までそのまま使用が可能だ。

今回の発表に際し、フェラーリジャパン代表取締役社長のドナート・ロマニエッロ氏は、「アマルフィクーペは去年7月、フェラーリならではのパフォーマンスとエレガンス、そして日常でも楽しめる快適性と多用途性を兼ね備えたフェラーリのスポーティーライフスタイルを象徴するモデルとして発表されました。その魅力をさらに解き放つオープンエアバージョンがフェラーリアマルフィスパイダーです」と紹介。
そして、「スポーツカーを愛し、ピュアな走りと豊かな時間、人生を謳歌する方々に向けたクルマ」と位置づけた。







