輸入車
更新日:2026.04.13 / 掲載日:2026.04.13

シボレー「コルベット」アメ車の底力を見せつけるフレンドリーなモンスター

 先般ハイパフォーマンス版のZ06(ズィー・オー・シックス)と初の特別仕様車サントリーニエディションを発表したコルベット。今年は年初からサーキット走行を前提としたモデルを輩出するなど活発な動きを見せている。街乗りからサーキットまで広い範囲でのニーズがあるモデルなのは言わずもがなだ。とはいえ、標準となるカタログモデルを忘れてはならない。日本仕様のコルベットには2LTと3LTのクーペ、それとメタルトップのコンバーチブルがラインアップされる。

ビジュアルモデル:シボレー コルベット クーペ 3LT/新車価格帯●1420万円〜1695万円(コンバーチブルを除く 全グレード)

 今回クローズアップするのは3LTで、装備を充実させたものとなる。2LTよりもアップグレードされた内容は、専用のアルミホイールやZ51専用のレッドキャリパー、スウェードのバケットシートやステアリングホイールなどだ。

 もちろんパワーソースは変わらない。ミッドにマウントされた6.2LV8の自然吸気エンジンは、最高出力502馬力、最大トルク637Nmを発生させる。組み合わされるギアボックスは8速デュアルクラッチ式だ。

コルベット伝統の大排気量OHVユニットを積み込んだリアのコンパートメント。リッドの開口部は広いが、タワーバーを組み込むことで剛性をしっかり高めている。見た目にも迫力のV8ユニットだ。

 といったスペックとこんな見かけだから扱いにくいクルマと思われがちだが、実際はそうではない。乗り心地にゴツゴツしたところはなく、快適なドライブが楽しめる。ステアリングは素直で、スッと切ったときの手応えは気持ちがいい。操作系に対し特別に反力が強いわけではなく、思いのほかシンプルにコントロールできる。初めはとっつきにくいが、徐々に身体に馴染んでくるから不思議だ。

伝統の2シーターは健在。そのままサーキットを走れそうなバケットシートが装着される。センターコンソールが太いのもコルベットの特徴。ドライバーオリエンテッドなレイアウトが目をひく。

 もちろん、それでもアクセルを踏み込めば大トルクのV8パワーが目をさます。身体がシートに押し付けられるから油断は禁物。ステアリングを左右に切ると軽快にレーシーな走りを楽しめる。

 それにしてもコルベットは見た目のインパクトが強い。特にミッドシップになってからはそうだ。それを気軽に扱えるのがこいつのいいところ。そこもまたアメリカンスピリットに違いない。

文●九島辰也 写真●内藤敬仁、澤田和久
問い合わせ:GMジャパン・カスタマーセンター TEL:0120-711-276
※ナンバープレートは、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2026年5月号「【グーワールド コラム/テストドライブ】SPORTS MODELS/アメ車の底力を見せつけるフレンドリーなモンスター」の内容です)

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九島辰也(くしま たつや)

ライタープロフィール

九島辰也(くしま たつや)

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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