新車値引き情報
更新日:2021.08.26 / 掲載日:2021.08.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
その1 アクアから7.9万円引き!
TOYOTA アクア
Z
トータル値引き 7.9万円
値引き率 3.0%
From神奈川県
本誌の愛読者が親孝行を実践!
「浮いたお金で孫と旅行に行きます」
実家の母の代理交渉を引き受ける。狙いは新型アクア。まずは先行予約の10万円キャッシュバックキャンペーンにエントリー。
トヨタA店が2回目の商談で提示してきた条件は値引き8万円、下取り額(4年落ちフリード)126万円。「これが限界です」とのこと。正直、話にならないと思ったが、母は「もう決めよう」と弱気な発言。「もう少し検討しよう」となだめて、退散する。
馴染みのトヨタB店に「条件さえ合えばすぐに契約します」と伝えると「お世話になっているXさんのお母様の案件ですから、もちろん頑張ります!」と力強い。
このセールスさんからは3台も買っているので、いきなり勝負をかける。すると値引きは車両本体から4万2189円引き、付属品(23万2599円)から3万7100円引きだったが、下取り額はなんと161万8060円! トヨタA店より36万円も高取りしてくれた。しかも、これだけではすまない。さらにボディコーティングとメンテパックを無料サービスと大盤振る舞い。正直、私が買ったときより厚遇だった(笑)。
値引き採点 5
注文書に記載された値引き合計は約8万円ですが、キャッシュバックと高取り分を含めると、実質的な値引きは低く見積もっても30万円になります。他店と商談してから馴染みの店を攻めたのが勝因です。
その2 ルーミーから34.0万円引き!
TOYOTA ルーミー
カスタムG
トータル値引き 34.0万円
値引き率 14.5%
From滋賀県
トヨタ殺しのトーク術が炸裂!
店長、あわてて本部に泣きつく!!
本命のソリオバンディットは支払い総額255万円をオーバー。とても無理だ。対抗のルーミーは売る気満々。ひと声25万円引きで、支払い総額は232万円に。
これはいける! 予算の220万円をぶつけると、奥から店長さんが登場。「228万円が限界です」と言ってきたが、追撃の手は緩めない。
X「正直、ソリオが本命です。でも、トヨタの企業力や品質には私だけでなく、家族も魅力を感じています。支払い総額が223万円になるなら契約してもいいですよ」
店長さんはあわてて奥へ。しばらくすると戻ってきた。
店長「本部決裁がおりたので223万円にさせていただきます。契約、お願いします!」
最終的な値引き条件は車両本体から23万円、付属品(32万8680円)から11万300円となっていた。
値引き採点 5
ソリオを先行させてトヨタを上手に攻略しています。ルーミーは大幅な値引きを出していますが、ここまで取れれば大成功。もう少しで“超”ウルトラCクラスの目安である値引き率15%に届くところでした。
その3 ソリオから13.5万円引き!
SUZUKI ソリオ
バンディットハイブリッドMV
トータル値引き 13.5万円
値引き率 5.6%
From岐阜県
下取りが17万円もアップ!
正規店より10万円もダウン!!
ダイハツにてロッキーを対象に商談したが、スペーシア(平成26年式)の下取り額が23万円と想定よりかなり低い。上乗せを迫ったが「他メーカーのクルマなのでこれ以上は無理です」の一点張り。購入意欲を一気に失う。
スズキ店に出向く。対象はソリオバンディット。ダイハツでの査定額を伝えると35万円を提示。値引きは車両本体と付属品から12万4642円引きで、支払い総額は216万円だった。
スペーシアを購入したサブディーラーへ。スズキの見積もりを見せると、下取り額40万円を提示。ソリオの値引きは車両本体から8万112円、付属品(31万4402円)から5万5000円の合計13万5000円。スズキ店では計上されていたメンテナンスパックを削って、支払い総額206万円で契約した。
値引き採点 3
ロッキーではなく、トールやルーミーを競合させていけば、もっと違った展開になったと思います。獲得した値引き条件はいまひとつですが、スペーシアの高取り分を評価して合格点を付けました。
その4 ランドクルーザーから46.3万円引き!
TOYOTA ランドクルーザー
GRスポーツ(ディーゼル車・4WD)
トータル値引き 46.3万円
値引き率 5.3%
From大阪府
それはLINEで始まった。
仰天の“超”超ウルトラC!!
狙いは、近々発売される新型ランドクルーザー。
6月下旬、すでに予約販売を開始しており、やや出遅れた感があるが、ネットで見積もりを依頼。車両本体値引きはゼロだが、19万円相当の付属品を無料サービスとのこと。
知り合いのサブディーラーに紹介してもらったトヨタA店へ。値引きは10万円。
次はかつてランクルの専売店だったトヨタB店に出向く。値引きは16万5000円。
友人に「ランクルを商談中」とLINEしたら「付き合いのあるトヨタC店を紹介する」とのこと。なんとそのC店はB店の向かい側にあったので、そのまま直行。
トヨタ同士の競合をあおった結果、車両本体とメーカーオプション59万4000円/付属品18万9310円から46万3190円引きが飛び出したため、即、契約。
値引き採点 5
紹介してもらったトヨタC店にズバリと勝負をかけたのが成功しています。新型ランクルはガードが堅く、地方によっては10万円程度で限界となることも。ここまで取れたら“超”超ウルトラCクラス!
その5 ヴェゼルから16.5万円引き!
HONDA ヴェゼル
e:HEV Z
トータル値引き 16.5万円
値引き率 5.2%
From東京都
「日産よりホンダに乗りたい!」
強気のヴェゼルも思わず緩む!!
ホンダA店と商談したが、ヴェゼルの値引きは5万円とチョー渋い。12年落ちウィッシュの下取り額は10万円。
あきらめようかと思ったが、ダメもとで経営の異なるホンダB店へ。店長代理の名刺を持ったセールスさんが応対。当初はA店とまったく同じ条件だったが、キックス(値引き25万円)との競合を伝えて「日産よりホンダに乗りたい!」と強調すると「頑張ります!」と、のってきた。
その結果、車両本体から5万5211円引き、付属品(4万7641円)から1万円引き、下取り26万2780円で支払い総額300万円に。さらに、登録時に10万円を上乗せして290万円にするとのこと。値引き合計は実質的に16万5211円引きとなったので契約。ちなみに下取り車は買い取り専門店で18万4000円だった。
値引き採点 4
キックスとの競合を伝えて「ホンダに乗りたい!」とやったのが効いています。ホンダのセールスマンはこの手のアピールに弱い傾向があるようです。値引き額+高取りの合わせ技で評価は4としました。
その6 ロードスターから30.6万円引き!
MAZDA ロードスター
Sスペシャルパッケージ(6MT)
トータル値引き 30.6万円
値引き率 9.7%
From岐阜県
社長vs部長の仁義なき戦い!?
「え~い、もってけドロボー」
経営の違うマツダ2店と商談。付き合いのあるA店は「今月は厳しいのでロードスターでも頑張った数字が出せると思います」と頼もしい。B店は小規模店のため社長さん登場。2回目で「妻はA店での購入を希望しているが320万円になれば決めてもいい」とやると「う~ん……」と絶句しながらもOKに。
A店に断りの電話を入れると「上司と相談する時間をください!」。しばらくして「部長決裁を取りました。同額にします!」とのこと。
これをB店に伝えると「あと2万円上乗せします」と言うが私は沈黙。「え~い、5万円いきます!」これで決定。
最終条件は車両本体25万円引き、付属品(23万3913円)5万5726円引き、さらにボディコーティング(8万円相当)が無料サービスとなっていた。
値引き採点 5
ロードスターは「安売りしたくない」という意識が強く、10万円程度でストップとなるケースが目立ちます。マツダ同士の競合を上手にあおって文句なしのウルトラCクラスをもぎ取ってくれました。
その7 N-WGNから13.4万円引き!
HONDA N-WGN
カスタムLターボホンダセンシング
トータル値引き 13.4万円
値引き率 7.8%
From大阪府
2台目なのに5万円+α!?
優しい妻もご立腹です(笑)
妻が乗っているN-BOXを購入したホンダに出向いてN-WGNの見積もりを出してもらった。値引きは5万円。
セ「以前も購入していただいているのでプラスアルファくらいならなんとかします」
帰宅し、妻に伝えると「2台目なのに5万円プラスアルファ? 話にならないね」。
後日、再びホンダへ。
X「妻が怒っているんですよね。私は妻とセールスさんに挟まれてつらいなあ~。なんとかしてください」
セ「付属品を何も付けていないので(上乗せは)厳しいんですが……なんとかします」
13万円引き、支払い総額174万円を提示。
X「妻は4の数字が嫌いなので173万円では?」
セ「う~ん……では、173万5000円にします」
最終条件は車両本体から13万4331円引きだった。
値引き採点 4
付属品いっさいなしの“すっぴん”状態から13.5万円引きなら特上クラスと考えていいでしょう。ただし、経営の違うホンダとの競合を伝えて、さらに付属品の無料サービスを要求してみたかった。
その8 フレアワゴンから21.7万円引き!
MAZDA フレアワゴン
タフスタイルハイブリッドXS
トータル値引き 21.7万円
値引き率 12.0%
From三重県
キャンペーン中につき
ミニカーと牛肉もGET!
スペーシアと商談するが、「どう頑張っても7万円引き」とのこと。そこで、狙いを兄弟車のフレアワゴンに変更。マツダはいきなり10万円引きを提示。さらにセールスさんは「値引きはスズキより出せます。店長との交渉を引き受けますので僕をうまく使ってください」と、やる気満々。
ここで夫が席を立った隙に「我が家の大蔵大臣は主人で、とにかく割安なクルマがいいと言っています。でも、私はフレアワゴンが欲しいので頑張ってください」。
すると車両本体14万円引き、付属品5万円引きで、支払い総額は177万円に。
戻った夫がすかさず「店長さんに175万円で掛け合ってください」と迫る。いったん奥に引っ込んだあとOKに。最終条件は車両本体16万7442円引き、付属品(7万5730円)5万円引き。
値引き採点 5
セールスマンをその気にさせる“夫婦共同作戦”を展開しています。8月号では「スペーシア21万円引き/10.9%」を紹介していますが、値引き額は同レベルでも値引き率はこちらが上回っています。