新車値引き情報
更新日:2020.09.28 / 掲載日:2020.09.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
その1 ヤリスクロスから31.8万円引き!

TOYOTA ヤリスクロス
ハイブリッドZ
トータル値引き 31.8万円
値引き率 9.8%
From長崎県
パパはX氏! 娘さん、見直したでしょ?
発売前の新型から“超”ウルトラCを奪取!
娘が「ヤリスクロスを購入する!」といってきたので、値引き交渉を代行することにした。
8月1日から事前商談が可能となったので、トヨタの販売店4社をまわる。発売前の新型ながら、思ったより値引きが緩い。とくにトヨタA店のベテラン氏はいきなり25万円引きを提示。庶民的な雰囲気も好印象だ。一方、トヨタB店は新人で頼りない。値引きは約14万円。しかし、2回目の商談でA店の数字を伝えると、一気に同レベルの値引きを提示。
結局、A店とB店の一騎討ちになる。こちらが希望する支払い総額310万円を両店に伝えて競ってもらう作戦を採った。
トヨタB店は320万円と回答。「これが限度」とのこと。
トヨタA店で「310万円になるなら、他店に断りの電話を入れます」とやると、セールスさんは奥に引っ込む。しばらく待たされたが、OKが出たので契約成立。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション27万5000円から24万7545円引き、付属品(38万3130円)から7万円引きとなっていた。
値引き採点 4.5
ヤリスクロスからこれだけの値引きが取れれば“超”ウルトラC! 勝因はもちろん、経営の違うトヨタの販売店同士の争いにもち込んだこと。車庫証明/納車費用をきっちりカットさせているのも評価します。
その2 ヴォクシーから43.8万円引き!

TOYOTA ヴォクシー
ZS 煌2(7人)
トータル値引き 43.8万円
値引き率 11.6%
From静岡県
全車種併売が始まったけど
やっぱり馴染みの営業さん!
5月からトヨタが全系列で全車種の販売をスタート。これにタイミングを合わせてヴォクシーが小変更を実施。おそらく次はフルチェンとなるのではないか? 最終型のヴォクシーに狙いをつけて、長い付き合いのディーラーにて商談を開始する。
モデル末期とコロナウイルスの影響で販売が低迷していることもあって、最終的に車両本体から32万円引き、メーカーオプション9万3500円から1万7736円引き、付属品73万4230円から10万円引きとなった。アルパイン製ナビなど社外品は工賃込みでカー用品店の提示価格よりも5万円程度安く計上されており、スマホ用のケーブルもサービスとなったので、実質的な値引き合計は50万円近くなった。長い付き合いのセールス氏の細かな配慮にも満足している。
値引き採点 4
ヴォクシーからこれだけ取れれば文句なしの特上クラスです。ただし経営の違う別のトヨタの販売店を先行させてから、馴染みの店に揺さぶりをかければ、また違った展開になったかもしれません。
その3 ステップワゴンから46.3万円引き!

HONDA ステップワゴン
スパーダホンダセンシング(7人)
トータル値引き 46.3万円
値引き率 14.0%
From新潟県
入札開始。一、二の三で開封!
おっと、10万円損するところでした
狙いはステップワゴン一本。経営の異なるホンダ3社をまわって「競合入札方式で購入します。最終条件を記した見積もりを封筒に入れて出してください。自宅に戻って一斉に開封して一番安い店に決定します」とやる。
3社の見積もりを開封。A店が提示した支払い総額310万円が一番安かったため、連絡を入れた。ところが、B店に断りの電話を入れると「うちの条件は合計額の下に手書きで記した300万円です」と判明。あわててA店に連絡して丁重にお断りする。
最終条件は車両本体から15万円引き、付属品35万8160円から31万2850円引き、車庫証明手続き無料サービス、ガソリン満タン。なお、これまで乗ってきたエスクァイア(5年落ち)は買い取り専門店に135万円(下取り125万円)で売却。
値引き採点 5
ステップワゴンは大幅な値引きを出していますが、これだけ取れればウルトラCクラスです。なお「競合入札方式」は敬遠されることもあるので慣れないユーザーはやめておいたほうが無難でしょう。
その4 フィットから15.0万円引き!

HONDA フィット
e:HEVホーム
トータル値引き 15.0万円
値引き率 5.5%
From愛知県
キラーワードは「ヤリス!」
店長さんもすぐさま反応!!
6年半前に購入したN-ONEが10万kmの大台に突入。新型フィット一本に絞ってホンダへ。相手は店長さん。知人の紹介でN-ONEを購入したときからのお付き合いで物腰が柔らかく、クルマの調子なども定期的に聞いてきてくれるマメな方です。
初回では「発売されたばかり」とのことで、値引きは5万円。下取り額は10万円。
2回目の交渉で「トヨタの知り合いからヤリスを勧められて、正直、迷っている」というと、車両本体値引き15万円、付属品(45万120円)値引き5万円を提示。まさか、ここまでやってくれるとは思いませんでたが、図々しくも下取り額の上乗せも要求して何とか5万円のアップをGET。下取り額はリサイクル費用の戻し分も入れて16万6990円に。下取り査定料もカットしてくれました。
値引き採点 4
「知り合いからヤリスを勧められている」というのが殺し文句となっています。トヨタのお膝元、愛知だけに効果は大きかったようです。新型フィットから15万円引きなら文句なしの特上クラスです。
その5 カローラツーリングから33.5万円引き!

TOYOTA カローラツーリング
W×B(1.8L)
トータル値引き 33.5万円
値引き率 13.0%
From埼玉県
専売のアドバンテージが消えます。
いますぐ買って! お安くします!!
カローラツーリングの見積もりを依頼ところ、セールスさんは売る気満々。「値引きでは他店に負けません!」と豪語して、いきなり車両本体とメーカーオプション9万4600円/付属品12万6370円から33万5000円引きを提示。月刊自家用車に掲載されていた「X氏の値引き大作戦」の数字(32.5万円引き)を上回っている。
セ「これが限界です。なんとか今日、決めてください!」
こちらが「もう少し検討させてください」と断ると「下取り車を査定させてください。いまなら高取りができます」と食い下がってきた。
下取り車は7年落ちのノートで、他のトヨタや買い取り専門店では10万円。試しに査定してもらうと、なんと25万円を付けてきたので、たった一回の訪問でしたが、決めてしまいました。
値引き採点 5
X氏が商談をした時期は、トヨタが「全系列全車種併売」を開始する直前でした。専売店のセールスマンは「他店と競合する前になんとか決めてしまおう」と思い切った条件を出してきたようです。
その6 ハリアーから30.0万円引き!

TOYOTA ハリアー
ハイブリッドZレザーパッケージ(4WD)
トータル値引き 30.0万円
値引き率 5.2%
From宮城県
“四つ巴”の争いで攻略!
30万円/5%の壁を破った!
狙いは新型ハリアー。下取り車は3年落ちのC-HR。トヨタの4系列の販売店すべてから見積もりを取って競合にもち込みました。
トヨタA店は値引き12万円、下取り126万円と低調。最初の段階で脱落。
トヨタB店は値引き18万3000円、下取り155万円。「頑張ります!」とのことだったが、その後、連絡なし。
トヨタC店は競合させた結果、値引き32万7000円、下取り額156万1270円を提示。ただし、ここで白旗。
購入を決めたトヨタD店の最終的な値引き条件は車両本体とメーカーオプション31万3500円/付属品44万1775円から30万205円引きでしたが、下取り額は163万1270円。なお、5年の残価設定クレジットを利用し、残価は43%、金利は2.4%。でした。
値引き採点 5
発売直後のハリアーから値引き30万円/値引き率5%を超えれば大成功です。下取り額もかなりの高取りです。ただし買い取り専門店を集めて入札方式で売却すれば、さらに高くなったかもしれません。
その7 RAV4から40.4万円引き!

TOYOTA RAV4
G Zパッケージ
トータル値引き 40.4万円
値引き率 10.9%
From東京都
東京vs神奈川の越境作戦。
リベンジと思いきや……返り討ち!
ヴォクシー(2018年式)を購入したトヨタA店(神奈川県)は「RAV4は8月に年次改良したばかりなので上司から『値引きを引き締めろ』との指示が出ていますが、前回も買っていただいているので頑張ります!」とのこと。いきなり32万円引き、下取り210万円を提示。
地元・東京のトヨタB店で競合を伝えると「今回こそはうちで!」といって値引き37万円、下取り220万円。
ヴォクシーを買い取り専門店に見せると235~240万円が付いたので、下取りには出さないことにする。
再びA店へ。値引きは39万円となる。これをB店に伝えるとギブアップ。
A店で「今日決めるから」といって最終交渉。車両本体とメーカーオプション17万6000円から値引き40万4307円で契約した。
値引き採点 5
「フロアマットやバイザーはネットで社外品を購入します」とのことで、付属品はいっさいなし。納車費用もしっかりカットしており、中身の濃い値引き条件となっています。下取り車の処分も上手です。
その8 ルークスから18.5万円引き!

NISSAN ルークス
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
トータル値引き 18.5万円
値引き率 7.5%
From東京都
普通はここまでやりません!
長い付き合いなので役員決裁です!
付き合いのある日産にてルークスの試乗を勧められました。すぐに買う気はなかったのですが、大いに気に入ったので、試しに見積もりを出してもらうことにしました。
コロナウイルスの影響で営業成績が厳しい状況のようで、担当セールスさんからは「なんとか買ってもらいたい!」という気持ちがひしひしと伝わってきます。これを見越して、無理な数字をぶつけると「ご希望額まで下げれば購入してくれますか?」と言われたので「はい!」と答えて、引き上げました。
2日後、再び商談。提示してきた条件は車両本体10万4949円引き、付属品(44万4871円)7万9872円引きの合計18万4821円。希望にはとどいていないが、頑張りを認めてドアノブプロテクターとガス満タンの無料サービスで妥協しました。
値引き採点 4
新型ルークスから合計18万円引きオーバーなら特上クラスと考えてかまいません。ただし、N-BOXやタント、スペーシアなどとの競合にもち込めば、さらに上乗せが引き出せた可能性があります。