新車値引き情報
更新日:2019.10.26 / 掲載日:2019.10.26

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 シエンタから32.2万円引き!

From兵庫県
TOYOTA  シエンタ
Gクロエ(7人)
トータル値引き 32.2万円
値引き率 14.1%

増税前の駆け込みにはアウト。
店長決裁で、結果オーライ!


 平成10年式のイプサムが車検切れまで3週間となったため、見積もりを依頼すると「経年劣化の箇所が多く、車検を通すのはお勧めできない」と通告されました。
 大慌てで買い替えに動きます。ヴォクシー/ノアやステップワゴン、フリードなども検討しましたが、一番取り回しの良かったシエンタに決定。これに絞って、自宅近くのトヨタ3店と本格的な商談を開始しました。
 シエンタは思ったより売れ行きがいいようで、どこの店も在庫はなし。納期が3か月程度かかるとのことで、消費増税前の駆け込みも難しそうです。ともあれ、各店に「時間がないので、一発勝負の『店長値引き』を提示してください」と、お願いしました。
 すると、トヨタA店の若手セールスさんが頑張ってきました。とても真面目そうで「この人から買いたい!」と思わせてくれます。
 最終的に車両本体とメーカーオプション3万3000円から31万8849円引き、付属品2万7610円から2761円引き、下取り5万円となったので契約。必要に応じて代車を出してくれます。

値引き採点 5
上手に一発勝負を仕掛けています。シエンタからこれだけ取れれば大成功。先月号の「大作戦」では増税前の駆け込みにぎりぎりセーフで値引き30.5万円(値引き率11.3%)でした。

その2 ルーミーから27.2万円引き!

From愛知県
TOYOTA  ルーミー
XS
トータル値引き 27.2万円
値引き率 15.5%

「軽には値引きで勝負!」
トヨタさん、頼もしい!


 N-BOXとタント、スペーシアを対象に商談したが、こちらが希望する支払い総額には至らない。クルマ選びが暗礁に乗り上げたところで妻が「軽自動車じゃないけれど、ルーミーも価格がほぼ同じだから交渉してみてはどう?」と提案。子供がルーミーを所有しており、視界の良さや広い室内空間などが気に入っているようだ。だったら。姉妹車のタンクも候補にしようと言ったら「ルーミーがいいの!」の一言で却下(笑)。
 早速、トヨタへ。セールスさんは「軽自動車より税金などは高くなりますが、その分、値引きでカバーします」と頼もしい。経営資本の異なるトヨタ2店と商談。競合に持ち込んだ結果、車両本体とメーカーオプション6万1560円/付属品16万6212円から27万1772円引きとなったところで契約した。

値引き採点 5
ルーミー/タンクのセールスマンは軽スーパーハイトをライバル車として強く意識しているため、競合させると大いに有効です。獲得した値引き率は超ウルトラCの目安である15%を超えています。

その3 スイフトスポーツから25.8万円引き!

From埼玉県
SUZUKI  スイフトスポーツ
標準仕様
トータル値引き 25.8万円
値引き率 11.4%

正規店とサブ店を競合させろ!
値引き26万円と下取り10万円UP!


 狙いは「スイスポ」のみ。スズキ正規店では本体値引き13万7000円、付属品値引き4万8000円を提示。ただし2年落ちのノートe-POWERニスモの下取りは145万円と思ったより低い。
 翌日、サブディーラーにて商談。本体値引き15万4000円、付属品値引き5万4000円、下取り150万円。
 正規店に上乗せをお願いするが、値引き総額19万7000円、下取り150万円でストップ。これで脱落。
 妻とともにサブディーラーを訪問。店長さんの決裁を取りつけた結果、車両本体から20万4356円、付属品20万4472円から5万4000円の合計25万8356円引き、下取り155万円、持ち込みスピーカーの交換サービスで契約。なお、下取り車は納車前に買い取り店に売却してもかまわないとのこと。

値引き採点 4
正規店とサブディーラーを上手に競合させています。スイフトから合計26万円引きなら文句なしの特上クラスです。納車前に下取り車を買い取り専門店と比較できる余地を残したのも評価します。

その4 マークXから46.7万円引き!

From大阪府
TOYOTA  マークX
250Sファイナルエディション
トータル値引き 46.7万円
値引き率 12.1%

ムチャぶりしたらまさかのOK!
セールス氏の熱意に負けた!


 50歳の誕生日を迎え、自分へのご褒美に新車の購入を決意。そんな折「マークX、廃番」のニュースを知る。まったく検討していなかったが、消滅前に一目見ておこうとトヨタ店へ。しかし、展示車はなく、ファイナルエディションのパンフさえなし。「これでは誰も買えへんで!」と捨てゼリフを吐いて帰宅。
 忘れたころにセールス氏から「試乗車を用意しました」と電話。丸1日貸してもらいドライブへ。やっぱり走りがいい! しかし、フリードやシエンタ、フィールダーなどを検討していたので完全に予算オーバー。丁重に断るが、セールス氏はあきらめずに食い下がる。そこで、50万円近い値引きをぶつけて帰宅。
 翌日、まさかのOK! 最終的な条件は車両本体と付属品47万8332円から46万6624円引きとなった。

値引き採点 5
予算オーバーを強調して絶妙な数字をぶつけたのが見事に功を奏しています。ファイナルエディションからこれだけ取れれば大成功です。リセール価値も上がりそうなので、いい買い物だったと思います。

その5 86から44.2万円引き!

From滋賀県
TOYOTA  86
GTリミテッド
トータル値引き 44.2万円
値引き率 10.9%

「旧車」好きに遭遇!
「現車」を大サービス!


 旧車好きで、レパード(平成3年式)とソアラ(同8年)を所有しているが、ついに新車を購入することに。
 狙いはトヨタ86。目標を「車両本体値引き10.1%、付属品割引25%」に設定して近辺のトヨタ4店をまわる。しかし、どこもガードが固く、目標達成にはほど遠い。
 翌週出向いたトヨタA店では年配セールスさんが応対。お互いクルマ好きなので旧車の話で大いに盛り上がる。
 2週間後、再びトヨタA店へ。車両本体10.1%引きは了承。ただし、付属品25%引きは難しいとのこと。
 最終的に車両本体とメーカーオプションから33万1860円引き、付属品80万3520円から11万円引きの合計44万1860円引きに。さらに持ち込みのナビ/ドラレコ/ETCの取り付け工賃を無料としてもらい契約。

値引き採点 5
経営の違うトヨタをまわって、86同士の競合に持ち込んでいます。獲得した値引き条件は文句なしのウルトラC。工賃サービスを含めると、実質的な値引きは47~48万円と考えていいでしょう。

その6 ムーヴから16.5万円引き!

From長野県
DAIHATSU  ムーヴ
Xリミテッド2 SA3(4WD)
トータル値引き 16.5万円
値引き率 10.3%

ミライースからムーヴに変更。
あれ!? もう少しいけたかも?


 当初はミライースを検討していたが、フロントガラスの傾斜がきつく、圧迫感を感じる。奥さんから「ムーブのほうがいいのでは……」と提案があったので、試乗してみると、圧迫感はなく、坂道でもストレスを感じない走りだ。
 10日後、奥さんと一緒にダイハツに出向いて、ムーヴを対象に商談を開始。
セ「支払い総額を161万円にするので決めてください」
X「どうせなら切りよく160万円にしてください」
セ「わかりました」
 あっさりOK。もうちょっと迫ればよかった……と思いつつ契約。最終的な条件は車両本体から15万円引き、付属品21万5535円から1万4782円引き。成約プレゼントとして「かくかくしかじか」の縫いぐるみと帝国ホテルのお菓子詰め合わせ、ボックスティッシュをもらった。

値引き採点 4
1クラス下のミライースを対象に商談してからムーヴに変更したため「かなり安くしないと買ってもらえない」と思ったようです。ただし、ダメもとで150万円を要求して妥協案を引き出したかった。

その7 S660から20.6万円引き!

From栃木県
HONDA  S660
モデューロX
トータル値引き 20.6万円
値引き率 5.7%

「エスロク」と交渉1か月!
「ニーマル」の大台に乗せた!


 スバルBRZやマツダロードスターも検討しましたが、本命はホンダS660です。
 経営の異なるホンダをまわりましたが、どの店もガードが固く、車両本体値引きは7~8万円程度、付属品の割引を合わせても15万円引きに届きません。
 結局、フリードを購入したことがある、なじみのホンダに狙いを絞りました。商談では「妻が『S660は実用性がなさすぎる』と反対している。値引きを頑張ってくれないと買えない」などと強調。粘り強く交渉を続けました。
1か月間通い詰めた結果、車両本体から13万4061円引き、付属品69万1140円から7万1740円引きとなったので契約。なお、これまで乗ってきたレヴォーグ(2015年式)は下取りより30万円以上の値段で買い取り専門店に売却しました。

値引き採点 4
栃木県はホンダの生産工場があるせいか、販売店に「買ってもらえる」との意識があるため思ったより強気な売り方をしてきます。S660から20万円超なら特上クラス。下取り車の処分も上手です。

その8 コペンから11.4万円引き!

From広島県
DAIHATSU  コペン
セロ
トータル値引き 11.4万円
値引き率 5.5%

「子供が生まれました!」
ご祝儀は「即日契約」(笑)


 狙いはコペン。消費増税前に駆け込みたいので、短期勝負を仕掛ける。
 2回目の訪問で「予算は200万円」と伝えると「コペンの車両本体値引きは5万円が限界。付属品の割引で調整するので必要な付属品を言ってください」とのこと。そこで付属品をあげて最終的な支払い総額を出してもらう。車庫証明と納車費用は当然ながらカット。提示してきた支払い総額は205万円。予算を5万円超えていたが、営業マン氏にお子様が誕生したばかりという話になり、ご祝儀的に即日契約してしまった。
 最終的な条件は車両本体から4万9882円引き、付属品13万6839円から4万3567円引き+ETC(2万844円)の無料サービス。さらにオリンピック寄付金付き希望ナンバー(1万800円)もサービスしてくれた。

値引き採点 4
コペンはガードが固く、とくに地方では苦戦するユーザーも目立ちます。値引き合計11万4293円+希望ナンバーなら合格と考えていいでしょう。地域性を考えて、採点は「4」をつけました。

提供元:月刊自家用車

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