新車値引き情報
更新日:2018.12.25 / 掲載日:2018.12.25
【新車購入】読者の厳選レポート

シエンタから42.8万円引き!
From兵庫県
TOYOTA シエンタ
Gクロエ(7人)
車両本体価格 217万2960円
トータル値引き 42.8万円
値引き率16.0%
これがシエンタ攻略の王道だ!
新型から約43万円/16%の快挙!
息子が小学生になるため、9年目の車検を迎える軽自動車(AZワゴン)から普通車に乗り換えを検討。フリードとシエンタが候補にあがった。
まずはホンダへ。以前、フィットを買ったときの営業さんを相手に商談を開始する。X「本命はマイナーチェンジした新型シエンタだけど、フリードも有力候補です。頑張ってくれたら購入を本気で考えるので、一発勝負をお願いします」
当初はガードが固かったが、日をあらためて2回目の交渉をすると、車両本体と付属品から合計32万円引き、下取り額20万円まで上乗せしてきた。
マイチェン後のシエンタは「きっと値引きが厳しいだろう」との思いがあったため、この時点で、気持ちはフリードにほぼ固まる。
ところが、妻が「シエンタのほうがカワイイ!」と言うので、近所のトヨタA店へ。
X「フリードか、シエンタか?と悩んでいます。ただし、いくら値引きが大きくなってもマイチェン前の旧型の在庫車を買うつもりはありません」
提示してきた条件は車両本体と付属品から合計19万円引き、下取り20万円。思った通りホンダに比べるとかなり渋い。
しかし、新型を見た妻と息子は「これがいい!」。営業さんもとても感じがいいので、本気でシエンタを攻めることにした。
経営の異なるトヨタB店へ。これまでの経緯を伝えると、営業さんは「頑張ります! 今日決めてください!」と、やる気満々。値引き合計40万円、下取り20万円が飛び出す。
思わず決めそうになったが、トヨタA店の営業さんの顔が浮かんだため、態度を保留。
その足で買い取り専門店3社に出向いて、AZワゴンを査定してもらうと25~28万円の値が付くことがわかった。
トヨタA店に出向いて最終交渉。B店との競合を伝えた結果、車両本体とメーカーオプション18万360円から35万9810円引き、付属品31万2660円から6万8000円引き、下取り33万7000円、ガソリン満タンとなったので契約。
値引き採点 5
ホンダを先行させて揺さぶりをかけ、トヨタの同士討ちでとどめを刺すという戦術が見事に成功。マイチェン後の新型からこれだけ取れれば大成功です。値引き率はウルトラCクラスの目安であるしっかり15%を超えていて、下取り額も破格です。
クラウンから26.5万円引き!

From神奈川県
TOYOTA クラウン
ハイブリッドS Cパッケージ
車両本体価格515万7000円
トータル値引き26.5万円
値引き率4.8%
「じゃ、ご縁がなかったということで…」
「待ってください! もう一度チャンスを!」
我が家のクラウン(平成28年式)が出先にて事故に遭ってしまった。家族一同ショックを受けていると、担当セールスさんが新型クラウンを売り込んできた。見積もりは値引き9万円、下取り250万円で、追い金(支払い総額)は300万円。
X「はっきり言って話になりません。今回買えば4台目のクラウンですよ。納得のいく値段にならないなら修理してこのまま乗り続けてもいいし、レクサスにする可能性もあります」
セ「こちらとしてもご希望にお応えしたいのですが、新型は受注が好調で本社から『値引きするな』と言われているんです。実際、いくらなら契約していただけそうですか?」
X「家族の希望は追い金250万円です」
セ「え~250万円ですか……どうやっても無理です」
X「わかりました。じゃあ、今回はご縁がなかったということで、修理だけお願いします」
家に戻ったら、担当セールスさんから電話が入った。
セ「上司が『なんとしても新型に乗ってもらいたい』と言っています。もう一度チャンスをいただけないでしょうか? 展示車ならご希望の250万円に限りなく近い額が出せます。ただし、パノラミックビューモニターが選択できません」
X「それが選択できないなら買いません。ともかく家族と相談させてください」
早速、家族会議を招集して「追い金270万円で譲歩しよう」ということになった。これを伝えると、すぐさま折り返しの電話が入って「OKです!」
セ「ご希望通り新年登録としますが、下取り車は年内に渡していただけないでしょうか?
納車までは代車を用意します」
X「わかりました。そうそうラゲージマットを入れ忘れたけどいくらですか?」
セ「無料でお付けします!」
これで家族全員が納得。注文書には車両本体とメーカーオプションから10万円引き、付属品21万8160円から16万5294円引き(ラゲージマットを含む)、下取り270万円となっていた。ちなみに成約プレゼントはブランド・ワイン。
値引き採点 5
こういうケースで、セールスマンが買い替えを勧めてきたら、チャンスです。X氏のように「ちょっとむちゃかな」というような数字をぶつけて妥協案を引き出すといいでしょう。獲得した値引き条件は特上クラス。高取り分を含めて採点は5としました。
提供元:月刊自家用車