【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

From栃木県
NISSAN ノート
e-POWERオーテック
車両本体価格 228万9600円
トータル値引き　32.4万円
値引き率　11.3%

e-POWERはHVで攻めるべし！　大商談会でウルトラＣが飛び出した！

　我が家ではこれまで2台のクルマを所有していたが、父親が高齢となり、運転する機会が減ってきたため、1台にすることにした。
　まずは付き合いのある日産へ。狙いはノートシリーズのノートe-POWER。下取り額は平成26年式のデイズ・ハイウェイスターＧが40万円、19年式のベルタが3万円。肝心の値引きについては「月末に販社合同の大商談会を開催します。そのときなら思い切った条件が出せます」とのことだった。
　一方、トヨタでアクア・クロスオーバーの見積もりを取ると、デイズ55万円、ベルタ7万円で、値引きは18万円。
　月末、大商談会へ乗り込む。
　日産の担当さんにトヨタの条件を伝えると、デイズを50万円、ベルタを7万円に下取り額を上乗せ。さらに車両本体とメーカーオプション21万6000円から24万152円引き、付属品35万556円から8万3460円引きの合計32万3612円引き＋希望ナンバー無料サービスを出してくれたので契約した。ちなみに、デイズは「ひょう害車なので50万円以上は無理」とのことだった。

値引き採点　5
アクアの条件を持って大商談会に乗り込んだのが大いに有効でした。e-POWERから約32万円引き／値引き率11.3％なら大成功です。下取り車も2か月待ちという納期からすると高取りです。

From北海道
HONDA ステップワゴン
スパーダ　ホンダセンシング（4WD・7人）
車両本体価格 312万7680円
トータル値引き64.5万円
値引き率 18.5%

北海道は値引きが ” でっかいどう！”　越境＆一発勝負作戦で超ウルトラＣ！

　息子の商談を手助けすることに。狙いはステップワゴン一本なので、経営の違うホンダ同士の競合で挑む。月刊自家用車の情報を参考に、車両本体値引き30万円以上、付属品割引2割を目標とした。　地元の3店舗と商談したが、目標には届かない。そこで、隣町に越境を試みることに……とはいっても、片道130kmもあるため、何回も足を運ぶのはしんどい。そこで、たった1日の短期決戦でいく。　3店舗と商談。単刀直入に、希望額を伝えて「OKならすぐに契約する」と伝える。かなり無理めの数字だったため、さすがに満額回答とはならなかったが、妥協案を探った結果、車両本体から41万8620円、付属品36万8280円から22万6800円（ナビプレゼント分）で契約。これで、息子への顔は立った。めでたし、めでたし。

値引き採点　5
上手に“一発勝負”を仕掛けています。北海道は新車と一緒に冬用装備を買うため値引き合計額が大きくなる傾向がありますが、それにしてもここまで取れたら“超”ウルトラＣクラスです。

From神奈川県
TOYOTA アクア
クロスオーバー
車両本体価格 205万2000円
トータル値引き30.4万円
値引き率 10.3%

2年間で新車3台、お買い上げ！　お得意さんには小細工しません！

　昨年、トヨタの同じ販売店から2台（ランクル200／クラウンマジェスタ）を購入し、現在も所有しています。
　先日「新型クラウンはどんなものか？」と思い、その店に出向きました。担当セールスさんとの雑談の中で「ペーパードライバーのカミさんに運転を練習させたいので、適当なコンパクトカーを探している」と言ったところ、アクアを勧められました。こちらはほんの軽い気持ちでしたが、「Ｘさんには小細工はしません。一発勝負の金額を出します！」と言って、いきなり30万円引きを提示。これで一気に購入に流れが変わりした。
　結局、商談から契約まで1時間の ” 極”短期勝負で契約となりました。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション26万7840円／付属品62万1108円から値引き30万4312円です。

値引き採点　4
アクアは最近、値引きを緩めていますが、30万円引きオーバーなら文句なしの特上クラスです。ただし、付属品を62万円も付けていることを考えると、もうひと押ししたかったところです。

From栃木県
TOYOTA カローラフィールダー
Ｇ
車両本体価格 193万1040円
トータル値引き31.5万円
値引き率 13.8%

最終兵器は”任意保険”＆”車検” 破壊力は思ったより強力です

　本命はフィールダー。しかし、地元のカローラＡ店は20万円引きでストップ。
　越境作戦でカローラＢ店と商談するも24万円引き。フィールダーはモデル末期だけに「もっといける！」と思って ” 最終兵器”を繰り出す。
Ｘ「もしも思い切った条件を出してくれるなら、任意保険をこちらでお願いしてもいいですよ。それから我が家にあるアクアが2か月後に車検切れとなりますが、こちらで車検を通してもいいです。セールスさんとは今後も末永いお付き合いができたら……と思っています」
　クールだったベテランさんの顔つきが一瞬鋭くなった。結果は、車両本体から22万8346円引き、付属品（27万8910円）から8万6400円引き、そして、テレビキット（2万5000円相当）を無料サービス。

値引き採点　5
無料サービスも含めると実質的に約34万円引きに成功しています。さらに車庫証明／納車費用もしっかりカットしており、中身の濃い内容となっています。これを評価して採点は5としました。

From宮城県
NISSAN GT-R
プレミアムエディション（4WD）
車両本体価格　1170万5040円
トータル値引き　23.4万円
値引き率　1.9%

捨てる神あれば、拾う神あり！　越境したら23.4万円も得をした！

　地元の日産にてGT-Rマイスターから1時間ほど説明を受けた後、見積もりを出してもらった。値引きの記載はなし。
セ「GT-Rは車両本体値引きだけでなく、付属品の割引もいっさいできません。それでもみなさん、買ってくれています、隣県では10万円程度のサービスをしているそうですが、うちではできません」
　残念。でも、いい情報をもらった。
　隣県には孫が住んでいるので会いに行くついでに、日産に寄ってみた。地元での経緯を伝えると「わかりました。頑張ります！」とのこと。
　30分後、提示してきた条件は車両本体とメーカーオプション61万5600円からの値引きはゼロだが、付属品23万7234円からメンテプロパック分の23万3700円引き。これで気持ちよく契約した。

値引き採点　4
GT-Rは「安売りしたくない」との意識が強く、レポートにもあるような売り方をしてくるケースが目立ちます。対抗手段は「経営の異なる日産同士の争いにもち込む」ことしかありません。

From福岡県
NISSAN デイズルークス
Ｘ　Ｖセレクション
車両本体価格 150万1200円
トータル値引き23.0万円
値引き率 12.9%

“営業の大ピンチ”は大チャンス！　店長の上をいく本店決裁が炸裂！

　スペーシアとN-BOX、タントを対象に商談するが、どれも決め手に欠ける。
　意気消沈していたが、ＴＶから流れてきたデイズルークスのＣＭでふと思い出す。なかなか魅力的クルマだ。
　そこで、日産を電撃訪問。応対してくれたのは若くて爽やかなセールスさん。買ってもいい気分になる。早速、見積もりを出してもらうと、値引きなしの総額は約193万円。これに対して駄目もとで170万円を指値。すると「今月は数字が達成できず、大ピンチなんです」と言うが、提示は175万円。「店長決裁でも170万円は無理」とのことで、本店決裁をあおぐことに。半日後、本店決裁が無事に下りて契約。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション4万3200円／付属品23万2054円から22万9644円引きとなっていた。

値引き採点　5
セールスマンが「ノルマが達成できない」などと泣きを入れてきたら、大幅な値引きを獲得するチャンスです。このＸ氏のように“ちょっと無理かな？”という数字をぶつけるのが秘訣です。

From静岡県
HONDA N-BOX
G Lターボホンダセンシング
車両本体価格 169万5600円
トータル値引き24.9万円（8%税込み）
値引き率 12.2%

転勤でダウンサイジングが頓挫…… 災い転じて福となす！

　15年目・15万kmのCR-Vから軽自動車にダウンサイジングを決意。静岡県の販社と商談していたが、突然の人事異動により山梨県に転勤することに。結局、買い替えは白紙に戻したが、本命・N-BOXのホンダＡ店のセールスさん（誠実で好印象）には「引っ越しの後、落ち着いたら連絡をします」と伝えておいた。
　引っ越し先のホンダＢ店では車両本体値引き10万円、付属品割引10％とのこと。ホンダＡ店に連絡して「転勤先で買ったほうが何かと便利だが、思い切った条件を出してくれるならあなたから購入したい」と伝えると「ホンダ同士なら負けません！」と言って、車両本体から18万598円引き、付属品34万848円から6万8200円引き、当初10万円だった下取り額を16万円に上乗せしてくれたので契約した。

値引き採点　5
結果的には“突然の人事異動”が勝因でした。N-BOXから値引き率12％超なら文句なしのウルトラＣ。納車費用をカットし、希望ナンバーとガソリン満タンを獲得しているのも評価します。

From岡山県
SUZUKI ワゴンＲ
スティングレーハイブリッドＴ
車両本体価格 165万8880円
トータル値引き12.7万円（8%税込み）
値引き率 7.3%

スズキのサブ店が三つ巴の争い！　実質値引き20万円を獲得！

　平成21年に買ったワゴンRシリーズのワゴンＲスティングレーＴを潰れるまで乗るつもりだったけど、走行距離は10万kmを超えて、タイヤの交換時期にもきている。2か月後に迫った車検切れを前に買い替えを決意した。
　クルマ選びは「スタイルより低燃費が命！」。フィットシリーズのフィットＨＶから軽自動車までニュートラルな状態で検討。約1か月間、各社をまわって商談した結果、最終的にまたまたワゴンＲスティングレーが残る。
　スズキのサブディーラー3店の競合に持ち込むと、どこも「負けてなるか！」と頑張ってきた。何度も「もうこれ以上は出ないだろう」も思ったが、ギブアップしない。
　結局、車両本体から11万6846円引き、付属品8万4436円から1万円引き、無料サービス3万2508円、下取り13万円（買い取り専門店10万円）で契約した。

値引き採点　4
注文書に計上された値引き合計は12万6846円ですが、無料品を含めると約16万円引き。さらに高取り分と諸費用のサービス分を含めると実質的に20万円引きを超えています。



提供元：月刊自家用車