【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

From東京都
TOYOTA クラウン
ハイブリッドS
車両本体価格　497万8800円
トータル値引き　27.7万円
値引き率　5.4%

東京限定の“同士討ち”作戦が奏功！
強気の新型から28万円引きの快挙！

　新型クラウン発表の翌日、トヨペット店（※採点欄参照）で商談。値引きはお決まりの5万円。
　次の日、下取りのクラウン（平成18年式）を購入したトヨタ店で商談すると、値引き8万円を提示。下取りは10万円だが「もう少し上げることも可能」とのこと。
　即答は避けて再びトヨペット店へ。トヨタ店の条件を伝えると「ご希望額を教えてください」と言ってきたので「値引き10万円／下取り15万円、フロアマットの無料サービス」を要求。すると、奥から副店長さん、店長さんが次々と挨拶に現れて「本部と交渉するので少し待ってください」。
　しかしなかなか返答がこない。
　ついに1時間経過。「これ以上待たされて駄目と言われたら時間の無駄なのでもう帰る」と言うと「あと15分、待ってください！」。
　その結果、車両本体値引きは9万6000円だが、付属品18万1440円をすべて無料サービス、さらに走行16万kmで傷だらけの下取り車に14万3650円の値を付けてきた。最後にハンコを片手にガソリン満タン納車の約束を取り付けて契約した。

値引き採点　5
クラウンはトヨタ店の専売ですが、東京地区だけはトヨペット店でも併売しています。この“地の利”を生かして文句なしのウルトラＣクラスを獲得しました。下取りもかなりの高取りです。

From静岡県
TOYOTA ヴォクシーZS煌（7人）
車両本体価格　286万9560円
トータル値引き　39.3万円
値引き率　11.2%

転勤したセールス氏を追え！
値引き＋高取りでウルトラＣ

　11年前にヴォクシー（走行距離約11万km）を購入したセールス氏はちょっと離れた営業所に転勤しているが、とても親切な人だったので足を延ばす。すると「遠いところわざわざありがとうございます！」と歓迎してくれた。
　ノアや経営の違うネッツ店とも商談したが、やはり前回のセールス氏に勝負をかける。
X「ノアや他のネッツ店のほうが好条件を出していますが、人柄を考えると、あなたから買いたいと思っています」
　と言って、かなり無茶な要求（支払い総額305万円）をすると、店長決裁を取り付けて306万円を提示。1万円のオーバーが限界を物語っているので契約した。最終条件は車両本体35万2520円引き、付属品64万3464円から4万200円引き、下取り29万3330円（他店23万円／買い取り15万円）。

値引き採点　5
付き合いのあるセールスマンを上手に攻略しています。付属品をたっぷり付けていますが、値引き率が11％を超えているので文句なしの特上クラス。高取り分を含めて評価は5としました。

From東京都
TOYOTA プリウスα
Ｓ　チューンブラック2
車両本体価格　278万3160円
トータル値引き　39.5万円
値引き率　11.2%

たった1日で契約しちゃいましたでも、永い付き合いの始まりです

　狙いはプリウスシリーズのプリウスα。ネットで展示車のあるお店を検索すると、トヨタＡ店がヒットした。見積もりを出してもらうと値引きなし／下取りなしの総額は約352万円と出る。
セ「支払い額をいくらにすれば考えていただけますか？」
X（ダメもとで）「下取り車（平成22年ウィッシュ）を出して270万円！」
セ「無理だとは思いますが、確認します」（戻ってきて）「今、本社の部長が来ていて275万円にOKが出ました」
　態度を保留して帰宅。下取り車を購入したトヨタＢ店にＡ店の条件を伝えると「Xさんとは永くお付き合いさせていただきたいので……」と言って上回る数字を出してきたので契約した。最終条件は車両本体とメーカーオプション12万9600円／付属品60万1452円から39万4549円引き、下取り45万円。

値引き採点　5
最初に出向いたトヨタＡ店は下取り車を査定する際に得た情報から“トヨタＢ店の客”ということを知って勝負に出てきたようです。さらにこれをＢ店にぶつけたのが大いに効果的でした。

From千葉県
TOYOTA アクア
Ｓスタイルブラック
車両本体価格　197万9640円
トータル値引き34.1万円
値引き率　14.3%

もう少しいけそうだったけど
妻に「もういいよ」と止められた（笑）

　息子の代理交渉。いろいろ検討した結果、アクアに絞る。下取り車もアクア（平成24年式／走行7万5000km）。
　まずは私のクルマを購入したトヨタＡ店で見積もりを取るが、値引き20万円／下取り43万円という平凡な数字。2回目で値引き25万円／下取り50万円に上乗せしてきたが、やる気が感じられない。これまでの対応にも疑問を感じることがあり、この店での購入は見合わせることに。
　一方、下取り車を購入したトヨタＢ店の担当セールスさんはやる気満々。トヨタＣ店も絡めて競合をあおった結果、3回目の交渉で車両本体とメーカーオプション23万8680円から18万円引き、付属品16万7940円から16万1357円引きを提示。当初47万円だった下取り額は最終的に59万3000円まで上乗せしてくれた。

値引き採点　4
トヨタ同士の競合を上手にあおって特上クラスを引き出しています。ただし、アクアはこのところ大きく緩んでいるので、もうひと押ししたかった。値引き率が15％を超えたら評価は5でした。

From福岡県
SUZUKI スイフト
ハイブリッドRS
車両本体価格　178万7400円
トータル値引き　26.3万円
値引き率　14.2%

サブ店は値引きだけじゃない
取り付けと代車をサービス！

　スイフトに狙いをつけて、スズキの正規ディーラー2社とも商談したが、本命は下取り車（平成25年式スイフト）を購入したサブディーラー。
　最初の商談で車両本体値引き19万円、付属品値引き5万4000円、下取り45万円の支払い総額130万円を提示。もう少しいくと思っていたが、意外に厳しい。
　後日、再びサブ店へ。正規店との競合を伝えると、車両本体値引き20万8627円、付属品（6万4767円）値引き5万4000円、下取り49万円、支払い総額125万円を出してきた。さらに「持ち込みのナビ／バックカメラ／ドラレコの取り付けとＥＴＣの移設がすべて無料」とのこと。また、下取り車は車検切れまで1か月しかないが、納期が3か月かかるため、納車まで代車を貸してくれることになったので契約。

値引き採点　5
正規店を先行させて、なじみのサブ店を上手に攻略しています。取り付け工賃の無料サービスを含めれば、実施的な値引きは30万円を超えています。2か月の代車サービスも高く評価します。

From岐阜県
TOYOTA カローラスポーツ
G
車両本体価格　225万7200円
トータル値引き　8.5万円
値引き率　3.0%

値引きゼロ？　そりゃ買えないわ
まだ高いねえ！　ホンダを買うわ

　カローラスポーツに買い替えることにした。まずは買い取り店にタント（平成25年式）の査定してもらうと「今なら70~75万円」とのこと。
　付き合いのあるトヨタのセールス氏と本格的な商談を開始。しかし、提示してきた下取り額は65万円と低く、カローラスポーツは「新型なので値引きできません」。
X「それでは買えないなぁ。買い取り店は75万円だよ」
セ「じゃ75万円にします。値引きは3万円です」
X「まだ高いねえ。今回は付き合いのある（別の）セールスからC-HRを買うわ」
セ「待ってください！」
　結局、車両本体値引き3万5019円、付属品（35万7696円）値引き5万円、下取り75万9550円、さらにLEDライセンスランプとドアエッジモールを無料サービスしてくれたので契約した。

値引き採点　4
付属品の無料サービスと下取りの上乗せ分を含めて採点は4としました。買い取り店に売却すると即引渡しですが、下取りだと納車まで乗っていられるというメリットがあります。

From愛知県
HONDA N-BOX
ＧＬホンダセンシング
車両本体価格　159万6240円
トータル値引き　14.0万円
値引き率　9.1%

納期が延びて値引きも縮小……第3のホンダで起死回生！

　ターゲットはN-BOX。経営の異なるホンダ2店を競合させて攻略することにした。
　当初は「1か月程度で納車が可能」とのことだったが、オプションの電動パワースライドドアを加えることにしたら、途端に納期が延びて2か月待ちに。しかも、値引きも縮小されて、意気消沈。慣れない交渉と想定外の展開に妻もショックを隠せない……。
　数日後、気を取り直して経営の違う第3のホンダへ。ここでは納期も若干早く、納車まで無料で代車を用意してくれるのこと。そこで、別のホンダ2店との経緯を詳細に伝えて一発勝負をお願いした。
　すると、車両本体から10万9654円引き、付属品32万284円から3万円引きを提示。納車費用もカットしてくれた。他店よりかなり安くなったので妻にも笑顔が戻り、これにて決着。

値引き採点　4
売れ行き好調のN-BOXから合計14万円引きなら合格です。1か月以上も無料で代車が借りられるのは実に大きなメリットで、リース料金に換算すると10万円以上と思ってかまいません。

From愛知県
DAIHATSU ムーヴキャンバス
ＧメイクアップＳＡ3
車両本体価格　153万3000円
トータル値引き　24.0万円
値引き率　12.3%

東海のダイハツ、恐るべし！
なんと、値引き合計24万円！

　候補はムーヴキャンバスとN-BOX。ダイハツ2店とホンダ2店と商談しました。
　N-BOXは競合をあおった結果、車両本体と付属品から17万8170円引き、下取り3万円となりましたが、本命はムーヴキャンバスです。
　ダイハツＡ店は13万5107円引き、下取り3万円で「これ以上はできません」。
　一方、ダイハツＢ店は店長さんが応対してくれました。この店ではメーカー希望小売価格（154万4400円＋メーカーオプション5万7240円）からあらかじめ6万8640円を値引きした153万3000円（ワンプライス価格）を表示。さらに付属品35万5776円から17万1346円引きで、値引きの合計は23万9986円に。下取り額も6万190円（買い取り専門店は2万円）にしてくれたので契約しました。

値引き採点　5
東海地区のダイハツではあらかじめ一定額を値引きした価格を表示してきます。その際「これ以上は引けない」などと言ってきますが、付属品の割引は別です。ここまで取れたら大成功！


提供元：月刊自家用車