新車値引き情報
更新日:2023.07.26 / 掲載日:2023.07.26

X氏の値引き特報 新型デリカミニをかけてオヤジが一肌脱ぐ!

デリカミニから9.4万円引き!

MITSUBISHI デリカミニ
Tプレミアム(4WD)
トータル値引き 9.4万円
値引き率 3.7%
From長野県

じいじと娘のために親父が参戦!
付属品攻撃で新型を追い込め!!


 米寿を迎えたじいじ(私の父)が遠方で一人暮らしを続ける孫(私の娘)と「もっと頻繁に会いたい!」と思ったようで、5月の連休に帰省した娘と何やら密談を交わしています。

「ペーパードライバーを続けていると運転できなくなるぞ。クルマの購入資金が心配ならじいじが応援するぞ」

「全部は悪いから40%は私が出すわ」(どんな割合?)

 しばらくして「父さん、私、クルマ買おうかな……」と切り出してきました。しかし娘はクルマに疎く、大きな買い物は初めて……というわけで“おやじの出番”です。

 早速、ディーラー巡りを開始。

 N-BOXとタントを対象に商談しましたが、いまひとつピンとこない。eKクロスに狙いを付けて三菱へ。セールスさんは物腰の穏やかな紳士でした。

「eKクロスもいいですが、近々発売されるデリカミニはいかがでしょうか?」

 資料を見せてもらったところ、かなり出来がいい。娘はeKクロスの「顔つきが趣味じゃない」といっていたので、デリカミニに変更。ただし、まっさらの新型につき、値引きは付属品からの5万円のみです。

 娘と電話で相談した結果、デリカミニに絞ることに。

 正式発表の3日前、詰めの商談へ。ライバル車の見積もりを片手に追い込みにかかる。車両本体の値引きは難しそうなので、付属品の無料サービスを迫ると、“紳士”は奥に引っ込む。かなり待たされました。

「ご希望通りにします」

「納車時、ガソリンはちゃんと入っていますよね?」

「満タンは無理ですが半分以上をお約束します」

 ここで、娘に電話。「他に必要なものはあるか?」と訊ねると、スマホのスピーカーから「インパネマット(5500円)が欲しいです!」。

「……というわけです」(笑)

 再び“紳士”は奥に消える。しばらくして「許可が取れました。契約、お願いします!」。

 最終的に車両本体の値引きはゼロだが、付属品28万7110円から9万3650円引き。さらにバイザーの取り付け工賃が無料サービスに。

 急遽、仕掛けた電撃商談は娘とじいじのWIN-WINで、めでたく幕を閉じました。

値引き採点 4
デリカミニは発売前から予想を上回る受注が入ったため、販売店側には「値引きしなくても売れる」との意識が強いようです。このケースでは工賃の無料サービスなどを含めると値引きの合計は10万円を超えているので特上クラスと考えていいでしょう。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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