新車値引き情報
更新日:2023.01.26 / 掲載日:2023.01.26

私もX氏-読者の新車値引き実例集! 新型シエンタから人気の軽自動車まで

その1 シエンタから29.0万円引き!

TOYOTA シエンタ
ハイブリッドZ(7人)
トータル値引き 29.0万円
値引き率 7.6%
From広島県

19年間はダテじゃない!
新型から32万円+高取り!!


 19年前に購入したウィッシュは現在も通勤に使用していますが、スライドドアのクルマの必要性から、2年前にN-BOXを増車しています。今回はこの2台を下取りに出しての買い替えです。
 狙いは新型シエンタ。19年の付き合いがあるトヨタと商談。担当営業マンは車種ごとに値引き基準を記載した一覧表を見せてくれました。シエンタは発売直後とあって「車両本体から10万円、メンテナンスパック加入で1万円」。
X「飛び込みの客ならばここから駆け引きが始まるかもしれませんが、私はこちらと19年間の付き合いになるので、最初から“買いたい!”という気持ちになる金額を出してください。掛け値なしの最大値引きをお願いします」
 すると、最終的に車両本体とメーカーオプション27万2800円/付属品61万9050円から28万9510円引き。さらにTVキット(2万7500円相当)の無料サービスを提示。下取りのN-BOXは当初125万円でしたが、140万円までUP。査定ゼロのウィッシュにも4万円付けてくれたので契約しました。

値引き採点 5
「19年間の付き合い」を強調してズバリと迫ったのが功を奏しています。合計90万円近いオプションを付けていますが、新型シエンタから合計約32万円引きなら大成功。下取りもかなり割高です。


その2 プロボックスから25.2万円引き!

TOYOTA プロボックス
F(4WD)
トータル値引き 25.2万円
値引き率 11.5%
From宮城県

納期で選ぶならプロボックス!?
年末でも初売り特典を先取り!


 当初はコンパクトカーやSUVを検討していましたが、どれも納期は「黙って1年」とのこと。そんな長納期時代にあってプロボックスだけは「2~3か月で納車OK」と“ばかっぱや!”です。
 これに狙いをしぼって経営資本の異なるトヨタの販売店をまわりました。ところが、どこもいまひとつ手ごたえなし。年末から“先取り”初売りセールを実施しているのに「プロボックスだけは初売り特典なし」というありさま。
 ただし、最後に出向いたトヨタA店のセールスさんだけは売る気満々です。最終的に車両本体から15万8383円引き、付属品(29万2380円)から9万3857円引きを提示。残クレの金利は2.9%。値引き額も金利も他店を上回っていたので契約しました。なお、初売り特典はガソリン100Lでした。

値引き採点 4
“儲けが少ない”、“買い替えのサイクルが長くなる”といった理由から商用車のプロボックスを積極的に売り込んでこないケースもあるようです。ここまで取れたら文句なしの特上クラスと考えていいでしょう。


その3 スペーシアから21.0万円引き!

SUZUKI スペーシア
カスタムハイブリッドXSターボ
トータル値引き 21.0万円
値引き率 10.6%
From大阪府

店長決裁を求めること2回!
20万円+10%のダブル達成!!


 これまで乗ってきたワゴンRは17年を経過。そろそろ買い替えることに。N-BOXとスペーシアの二択です。
 ホンダは競合を伝えると20万円引きを提示。気持ちが傾くが、本命はスペーシア。当初は6万円引きと渋かったが「このままだとホンダにします」と言うと、店長さんと相談。値引き10万円+無料サービス品で合計約15万円引きを出してきました。
「販売台数№1のN-BOXは20万円引いてくれました。残念ながらホンダにします」と言って席を立ったら「待ってください! もういちど相談してきます!」。
 その結果、車両本体から14万3760円引き、ETCやフロアマットなど付属品6万6000円相当が無料サービスとなって合計20万9760円引き。やる気のあるセールスさんで良かった!

値引き採点 5
ホンダを先行させてスズキを上手に攻略しています。スペーシアから値引き合計20万円超もしくは値引き率10%超なら文句なしの特上クラス。この両方をクリアしているので採点は5としました。


その4 タントから21.0万円引き!

DAIHATSU タント
カスタムX
トータル値引き 21.0万円
値引き率 9.1%
From奈良県

正規店に負けてなるか!
サブ店が圧倒的勝利!!


 10か月前にタントカスタムを購入したが、マイチェンしたタントは面構えも装備も魅力たっぷりに変貌。完全に心を奪われてしまった。
 ダイハツ正規店の担当さんは「えっ、もう買い替え?」と半信半疑。新型タントの値引きは6万円でストップ。
 そこでダイハツのサブディーラーと商談。すると正規店との競合を意識して、車両本体とメーカーオプション8万8000円/付属品42万8670円から21万円引きを提示。さらに「ガラスコーティングとTVコントロールの合計14万7000円が8万8000円になるキャンペーン」を適用してくれるとのこと。この条件を正規店に伝えるが、完全に降参。なお、これまで乗ってきたタントは納車が近づいた時点で買い取り専門店をまわって一番高値を付けた店に売却する予定。

値引き採点 5
マイチェン直後の新型タントから付属品の割引も含めて27万円引きなら文句なしのウルトラCクラスです。本文からは割愛しましたが、残クレの金利も4.9%から2.9%への引き下げに成功しています。


その5 エブリイから10.8万円引き!

SUZUKI エブリイ
PC(4WD・5MT)
トータル値引き 10.8万円
値引き率 7.9%
From栃木県

車検切れのタイムリミット
スズキがホンダに逆転勝ち


 父のホンダ・ストリート(平成10年式)が近々、車検切れとなることから新車に買い替えることになった。
 狙いは軽1BOXバン。各社をまわった結果、N-VANが「在庫車があるので車検切れまでに納車可能」。これに決まりとなって、すぐにホンダへ電話したところ「在庫車は売れてしまった。納車は半年後」と言われてしまう。あまりの不誠実さに愕然としてN-VANは断念することに。
 ここで浮上したはエブリイ。こちらの希望するPAグレードの在庫はないが「上級グレードのPCならあります。これを買っていただけるなら頑張ります!」とのこと。
 値引き条件は車両本体から7万8235円、付属品(5万8465円)から3万円だったが、査定ゼロのストリートに5万円の下取り額を付けてくれたので契約した。

値引き採点 4
車検切れが迫っているため交渉がやりにくくなってしまいました。軽1BOXバンは設定価格が低いため値引きも渋くなります。高取り分も含めると約16万円引きに成功しているので採点は4としました。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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