新車値引き情報
更新日:2022.11.26 / 掲載日:2022.11.26

新型ハリアー/ヴォクシーの厳選値引き実例!値引き交渉の秘訣とは?

その1 ヴォクシーから47.7万円引き!

TOYOTA ヴォクシー
ハイブリッドS-Z(7人)
トータル値引き 47.7万円
値引き率 9.0%
From福島県

なじみの店を武器に直球勝負
でたぁ~本社決裁の大ホームラン!


 シエンタ(平成28年式)を購入したトヨタA店で新型ヴォクシーの見積もりを出してもらうが、値引きは15万円と渋い。下取り額は60万円。経営の違うトヨタB店にも出向いたが、ほとんど同じ条件だった。
 買い替えを延期しようか? とも思ったが、とりあえず月刊自家用車の電話相談室にアドバイスを求めると「別のトヨタと商談してみては? ヴォクシーは緩んでいるので40万円引き超を狙ってください」。
 これにしたがってトヨタC店へ。するといきなり22万8000円引き、話を進めると37万2000円引き、下取り額67万円が飛び出した。セールスさんとの相性も良く、いいお付き合いができそうと確信する。
 再び電話相談。「なじみのトヨタA店にC店の数字をぶつけてみましょう。もしも思ったような条件が出なければC店に勝負をかけましょう」とのアドバイスをもらう。もちろん目指すは値引き40万円超!
 トヨタA店に出向いて本気をアピール。最終条件をお願いしたが、値引き32万5000円/下取り67万円で「これが限界」とのこと。まったく話にならない。これまでの付き合いはなんだったの?
 再びトヨタC店へ。ところが、担当セールスさんは「しばらくお休み」とのこと。代わりに店長さんが応対。こうなったらズバリと直球勝負しかない。
 これまでの経緯を伝えて「最終条件をお願いします!」と熱く迫った。すると「わかりました。本社に相談して最高の条件を出します」。しばらくして戻ってきて「目一杯やりました。決めてください!」。
 提示してきた条件は車両本体とメーカーオプション77万2200円から28万8860円引き、付属品(77万7260円)から18万8110円引きで、値引きの合計は47万6970円。さらに下取りは72万円にアップ。誠意のある店長さんと相性の合うセールスさんに期待して契約することにした。なお、下取り車は納車が近づいた時点で買い取り専門店と比較してどうするかを決める予定。

値引き採点 5
既納客から声がかかると「きっと買ってくれる」と安心して安く売る努力をしてくれないケースが目立ちます。一方、新規の客とみると「なんとしても顧客にしたい」との思いから頑張ってくる傾向があります。X氏はこれを上手に利用して成功しています。


その2 ハリアーから47.1万円引き!

TOYOTA ハリアー
G
トータル値引き 47.1万円
値引き率 12.1%
From大阪府

秘訣は“手間を惜しまず!”
中古車の高騰もラッキー


 弟の新車購入に助っ人で参加しました。本命はハリアーですが、RAV4やCX-60、エクストレイルも検討しました。なお、下取り車は5年落ちのヴォクシーです。
 月刊自家用車の愛読者である私のモットーは「少しでも安く購入するためには手間を惜しまない!」
 今回もこれを実践すべく、地元の販売店だけでなく、隣県にも越境、インターネットを通してサブディーラーからも見積もりを取りました。その結果、対象となったのはトヨタ4社、日産2社、マツダ2社です。
 ハリアーとRAV4ともにマイチェン後の新型での見積となりましたが、最初の商談から両モデルとも車両本体と付属品から合計40万円を超える値引きが提示されました。
 エクストレイルはフルチェン後の新型を狙ったため激渋。日産2社ともに「値引きは端数程度しかできない」とのことで、早々に脱落してしまいました。
 CX-60は1社が5万円引きでしたが、もう1社が15万円引きを提示してきました。
 買い取り専門店でヴォクシーを査定してもらうと、驚愕の299万円! 330万円ほどで購入したクルマが5年経っても値落ちはたったの31万円! 弟は「このチャンスを逃す手はない」と言って、即刻、売却を決めました。ちなみに新車ディーラーの下取り額は200万円から250万円でした。
 CX-60と再び交渉しましたが、値引きの上乗せはほとんどなく、ハリアーには追いつきません。リセール価値を比較しても「トヨタの有利」は否めないため、ハリアー一本に絞り、トヨタ各社と商談しました。
 すると、最終的にこれまで付き合いのあるトヨタさんが一番いい条件を提示してきました。この店ならアフターサービスも安心できるので、購入を決定させてもらいました。
 注文書に記載された値引き条件は車両本体とメーカーオプション20万1300円/付属品16万3350円から47万1120円引きです。納期は2023年10月頃。気長に待つしかありませんね(笑)。

値引き採点 5
トヨタ同士の競合に持ち込んで上手に攻略しています。マイチェン後の新型ハリアーから47万円引き/値引き率12%なら大成功です。中古車が高騰しているとはいっても、5年落ちのヴォクシーが299万円なら破格の高取りとみていいでしょう。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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