新車値引き情報
更新日:2022.06.24 / 掲載日:2022.06.24

厳選値引き実例 X氏の値引き特報

その1 アルファードから64.0万円引き!

TOYOTA アルファード
S Cパッケージ(7人)
トータル値引き 64.0万円
値引き率 12.9%
From兵庫県

中古車高騰で急遽、買い替え!
超・短期決戦~1日で決めた!!


 一年前に購入したアルファードを満喫していましたが、最近「中古車が高騰している」とのニュースを見て、急に買い替え欲が出てきました。
 早速ネット一括査定に申し込んで買い取り専門店に査定してもらうと、最高額はまさかの378万円……ほとんど値落ちしていない! 気分はすっかり買い替えモードです♪
 前回は複数のトヨタを競合させて、じっくり時間をかけたけれど、今回は真逆の『超超超短期決戦~1日で決める!』を採ることにしました。
 まずは前回、僅差で惜しくも契約を逃したトヨタA店へ。
「今回は負けませんよ!」
「超・短期決戦でいきます。目標値引き額が出たらハンコを押して帰りますよ」(笑)
「そういうことでしたら最初から全力でいきます。ズバリ、希望額はおいくらですか?」
「65万円引き! OKなら他店には行きません」
「さすがに厳しいと思いますが……店長に相談してきます」
 20分後……、
「うちでは60万円が限界です。しかも、この場で即決限定です。これ以上はできません」
 しまった、目標額が高すぎたか……「今日中に連絡します」と言って引き上げました。
 その足で、前回購入したトヨタB店に向かいます。
「Xさん、一年前に購入したばかりのアルファードをもう買い替えるんですか!?」
「はい、中古車が高騰しているので決断しました」
「なるほど! うちとしてはありがたい話ですので目一杯頑張らせていただきます!」
「私の希望は65万円引きです。先ほど商談してきたA店は60万円引きでした」
「さすが簡単には売らせてくれませんね(笑)。でも、Xさんはご希望額をきっちり出したら必ず買ってくれる方というのはわかっています。上司に相談してきます!」
 10分後、微妙な顔の営業マン氏が戻ってきました。
「63万円が限界です」
「後出しジャンケンなので、もうひと声ください」(笑)
 結果、車両本体と付属品(1万9205円)から64万22円引きに。ガソリン満タンも獲得しました。

値引き採点 5
フルチェン前のバーゲン中とはいっても、64万円/13%なら文句なしのウルトラCです。前回、僅差で負けたトヨタA店を先行させて、付き合いのあるB店を攻めたのが功を奏しています。これまで乗ってきたアルファードの買い取り額も破格です。

その2 CX-30から39.9万円引き!

MAZDA CX-30
XDプロアクティブツーリングセレクション
トータル値引き 39.9万円
値引き率 12.5%
From静岡県

「越境+誘導営業」作戦が奏功!
強気のマツダSUVから40万円!


 狙いはSUV。「なにがなんでも!」という本命車はない。
 まずはCX-30。マツダA店にて中堅の主任さんと交渉。冗舌だが、肝心の商談トークは噛み合わない。2度訪れるも値引きは20万円でストップ。店長さんに掛け合うも本気度を感じなかったので撤収。
 続いてヴェゼル。こちらも主任さん。手首のロレックスが光る。相当のやり手とみた。しかし「客の気持ちを盛り上げて買わせよう」という手法が強く感じられる。正直、苦手なタイプだ。早々に退散。ちなみに提示してきた値引きは10万円。
 経営の違うマツダB店へ。相手は自ら「下っ端です」というセールスさん。店長さんが付きっ切りで商談。CX-30の値引きは30万円までアップするも、セールスさんの態度が横柄なのと、店長さんの利益確保姿勢が透けて見えたので撤退した。
 次は妻が事前に接触していた日産を訪問。相手は中堅の係長さん。この人も立派なスイス時計をしている。売り込みも上手で、久しぶりに血がたぎる交渉をした結果、キックスの値引きは40万円超に。心が大きく揺れるも思い留まり、カローラクロスに矛先を向ける。値引きは25万円。セールスさんから「決めていただけるならもうひと頑張りします」とのお言葉をいただいたが、態度を保留。
 どうしてもCX-30が頭から離れない。そこで出身地の東京に遠征してマツダC店へ。
 表向きは「良質な中古車を見たいから東京に来た」と伝えたが、本当の狙いはそこから新車交渉への誘導営業待ち(笑)。
 当初は中古車担当のセールスさんが応対していたが、私がトイレに行っている間に別のセールスさんにバトンタッチ。
「中古車より新車のCX-30はいかがですか?」
「新車のほうがいいけれど、予算が少ないので……」
「頑張って支払い総額を300万円ちょうどにしたら、新車を買ってくれますか?」
「本気で考えましょう!」
「しばらくお待ちください」
 希望通り300万円ジャストとなったので決定。注文書には車両本体値引き36万9304円、付属品値引き3万円となっていた。結果、地元のマツダより10万円以上安く買えた。

値引き採点 5
「当初は高年式の中古車を対象に商談して途中から新車に切り替える」というのは思ったより有効です。この高等戦術を上手に使って、強気な売り方を展開しているマツダSUVを見事に攻略してくれました。CX-30から約40万円引きなら大成功です。

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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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