新型車比較・ライバル車対決
更新日:2022.06.07 / 掲載日:2022.06.07

魅力先取り! 新型ステップワゴン【3】vs ノア/ヴォクシー:インテリア

魅力先取り!! 新型ステップワゴンのすべて

【1】総論・プロフィール&速攻試乗
【2】vs ノア/ヴォクシー:エクステリア
【3】vs ノア/ヴォクシー:インテリア
【4】vs ノア/ヴォクシー:装備&ユーティリティ
【5】vs ノア/ヴォクシー:走り/メカニズム・結論

ホンダの定番ミニバンがフルモデルチェンジ! ハイブリッドシステムの刷新などで先行するライバルを追撃する。同クラスの強力ライバル、トヨタのノア/ヴォクシーと比べてみよう。

●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久

HONDA 新型ステップワゴン

TOYOTA ノア/ヴォクシー

この記事の目次

インテリア

ステップワゴンは
シンプル&モダン

 シンプルで良質。今風の言い方の「スマート」というのがステップワゴンのインテリアだ。メタル調や光沢仕上げの煌びやかな加飾が少なく、生成り的な風合いでまとめられている。それでいてボックスティッシュ等の小物収納部はほどよく目隠しされ、利便性を高めながら使用時に乱雑な印象を与えないタイプである。
 ノア系はアクセントに煌びやかさを加えるが、落ち着いたデザイン。道具感を抑えながら、DAを中心に先進感を演出。現代の乗用車に求められるプレミアム感とミニバンのユーティリティを融合させ、全体としてはステップワゴンと好対照の雰囲気だ。
 シート仕様は両車ともに8名セカンドベンチと7名キャプテンを設定し、最上級グレードは7名仕様に限定される。また、セカンドシートのロングスライド機能も設定されるが、ステップワゴンは先代ノア系同様に内寄横スライドを併用する必要がある。
 サードシート格納はノア系は1BOX型では標準的な側方跳上式、ステップワゴンは反転床下収納式を採用。積載容量に大差はないが、サードシート格納時は2列席仕様のようなステップワゴンのほうが整理された印象を受ける。

新型ステップワゴン

外観は特に背高というわけではないが、低床設計のおかげで室内高をたっぷり確保する。
フル液晶メーターはゾーンに区切って情報系等がまとめられており、被認識性に優れる。
スパーダのe:HEVはパドルスイッチによって回生ブレーキの効かせ具合を選択できる。
スパーダにはひとクラス上のくつろぎを提供するオットマン仕様が用意される。

ノア/ヴォクシー

3眼タイプのオプティトロンメーター。上位グレードは7インチのTFTカラー液晶を採用する。
トヨタのHVでおなじみ、電子制御タイプのエレクトロシフトマチックをオプション設定。
7人乗りの2列目キャプテンシートはオットマン付きだ。
室内寸法はメーカー計測ゆえ参考値だが、高さはステップワゴン、幅はノア系がわずかに勝る。
この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ