新型車比較・ライバル車対決
更新日:2021.12.22 / 掲載日:2021.10.09
カローラクロス vs RAV4【ライバル先取り比較その2】
新型カローラクロスの登場でSUV市場はどう変わる? 派手さこそ控えめだが、 実用SUVとして相当の実力を秘めているカローラクロス。 コンパクトSUVは超激戦区だけに、 ライバル車との比較は重要だ。 勝つのはカローラクロスか? それともライバル車たちか?

【ライバル】TOYOTA RAV4

主要諸元(アドベンチャー) 全長×全幅×全高(mm):4610×1865×1690 ホイールベース(mm):2690 車両重量(kg):1630 パワーユニット:1986cc直4DOHC(171PS/21.1kg・m) トランスミッション:ダイレクトシフトCVT WLTCモード総合燃費:15.2km/ℓ ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/ディスク(R) タイヤ:235/55R19
性能は圧倒的に上だが 経済性はカローラクロスに譲る カローラクロスよりも一回り大きなボディサイズとなるが、タウン&ツーリング系SUVとしては基準器的な存在。価格設定が近いこともあって、カローラクロスにとって避けることができないモデルといえよう。 クロスオーバー系としてはかなり悪路走破性を重視して開発されており、主力は4WD車が担う。ガソリン車もハイブリッド車も悪路踏破を考慮した最新システムが与えられている。 1クラス以上の余裕を見せつける新世代エンジンも見所のひとつ。ハイブリッド車がパワフルなのは当然としても、車格に対して余裕のないように思える2ℓガソリン車も、走らせると意外と力強い走りを披露する。 走行性能を含めた基本性能はカローラクロスよりも1クラス上。つまりSUVを選ぶ魅力の大半でRAV4が上回るが、価格と燃費を踏まえた経済性はカローラクロスに分がある。SUVとしての性能をどこまで求めるかが、両車の選び分けの決め手になるだろう。

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ライタープロフィール
内外出版/月刊自家用車
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。