新型車比較・ライバル車対決
更新日:2021.12.22 / 掲載日:2021.10.08
カローラクロス vs ヤリスクロス【ライバル先取り比較その1】
新型カローラクロスの登場でSUV市場はどう変わる? 派手さこそ控えめだが、 実用SUVとして相当の実力を秘めているカローラクロス。 コンパクトSUVは超激戦区だけに、 ライバル車との比較は重要だ。 勝つのはカローラクロスか? それともライバル車たちか?
【ライバル】TOYOTA ヤリスクロス
主要諸元(ハイブリッドZ 2WD) 全長×全幅×全高(mm):4180×1765×1590 ホイールベース(mm):2560 車両重量(kg):1190 パワーユニット:1490cc直3DOHC(91PS/12.2kg・m)+モーター(59kW/141N・m) トランスミッション:電気式CVT WLTCモード総合燃費:27.8km/ℓ ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/ディスク(R) サスペンション:マクファーソンストラット式(F)トーション・ビーム式(R)タイヤ:215/50R18
キャビン機能は車格相応だが 走行メカニズムは最新設計の強みあり ベース車のヤリスに比べると、全長やホイールベースの拡大。その伸び代分だけキャビンスペースを拡大してファミリー&レジャー用途適性を高めているが、カローラクロスには及ばないことが予想できる。 基本的な走行ハードウェアもヤリスがベースで1.5ℓ直3ガソリン車とハイブリッド車が用意される。共にエンジンは高熱効率型の最新ユニットを搭載するため、出力と燃費のバランスの良さに優れる。排気量設定こそ格下になるが、世代的にはカローラクロスよりも新しい設計だ。またガソリン車にも4WD車が設定されていることもポイント。ガソリン車の4WDは機械式の電子制御型で、駆動制御も含めて悪路踏破性はなかなかの実力を誇る。 カローラクロスと比較すると、居住性や走行安定性など車格がモノをいう部分に関しては少々分が悪いだろうが、燃費や悪路対応力に関しては、ヤリスクロスの方が上回る部分もあることが十分予想できる。
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ライタープロフィール
内外出版/月刊自家用車
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。