新型車比較・ライバル車対決
更新日:2018.11.21 / 掲載日:2017.12.26

CX-8 vs ハリアー vs CX-5 プレミアムSUV王者決定戦

 多人数乗車もこなすCX-8だが、その一方で国内で販売する最上位のSUVという役割も併せ持つ。車格的にはCX-5より少し上のモデルと言ってもいい。
 そのことを踏まえてライバル車を探していくと、質感や高級感といったプレミアム志向が強いモデルがライバルになる。近いキャラクターを持つCX-5と、上級志向に加え価格的にも近いハリアーというのが自然だろう。
 この3台を比較する際に注目すべきは、スペシャリティな雰囲気と高級車らしい内外装の仕立てだ。ハリアーは、革新や高級などを意味する”ハリアーネス“という言葉が生まれるほど、プレミアム性に富んだモデルであるが、その一方でCX-8とCX-5も、最新マツダ車らしく質感向上が著しい。実はその差は確実に縮まっている。
 またパワートレーンも注目すべきポイント。ハリアーはハイブリッドとダウンサイジングターボ、CX-8とCX-5はディーゼルターボと、最先端のパワートレーンを選ぶことができ、走りの実力もエコ性能も申し分がない。
 趣味趣向の違いはあるが、いずれもプレミアムSUVを名乗るに相応しい。選ぶ立場からすれば、悩ましい3台だ。

●MAZDA CX-8
価格帯:319万6800~419万400円
CX-5から引き継いだ上質感はそのままに、ロングキャビンを活かしたゆとりの居住空間を実現。サードシートも備えるなど、多人数乗車もこなせるSUVだ。また車格に見合ったプレミアム感も大きな見所。マツダの“上級”にふさわしい風格も併せ持つ。

●TOYOTA ハリアー
価格帯:294万9480~495万3960円
現行型はスペシャリティ色の濃さが大きな売り。長く伸びたノーズデザインからも分かるようにデザイン性を重視した設計を持つ。2017年夏にマイナーチェンジが実施され、先進安全装備などを大幅に強化。中身の充実ぶりも侮れない。

●MAZDA CX-5
価格帯:249万4800~352万6200円
2017年初頭に発売されたCX-5は、マツダの次世代商品群の中では新しい世代に相当するモデル。最新装備の充実に加えて、内装の質感向上も評価されており、運転席のみならず助手席に乗る人も快適に過ごせる、前席最優先の設計も大きな見所。

CX-8 VS ハリアー

CX-8のライバル筆頭は、やはりハリアーだろう。さらに価格帯を考えればターボ車が有力だ。そこで気になるのは動力性能が生み出す走りの違い。プレミアムSUVにふさわしい走りをより楽しめるのは?

 ロードスターは多少趣向が異なるが、最近登場したマツダ車の走りの志向やテイストは一貫している。「人馬一体」をどう解釈するかはともかくとして、「躍動」「安心」「簡単」の三要素が特徴だ。
 CX-8の走りは、その最新作にふさわしく、低回転からしっかり立ち上がる大トルクに載せた悠々の動力性能と、過剰反応も遅れもなく切った分だけ反応する素直な操縦感覚が大きな特徴だ。高速も山岳路も気負わずに運転できる、いわゆる「運転が上達した」ように感じさせる走りが楽しめる。
 一方、CX-8と同価格帯に位置するハリアーのターボ車は、スポーティグレードに近い立ち位置。一般的なダウンサイジングターボは、低中回転域から大きなトルクを発生する実用特性が優先されるが、ハリアーに搭載される2L直噴ターボは、中速域からの動力特性にも優れる、スポーティな加速性も持ち味になっている。
 その2台を比べてみると、両車とも6速ATを採用し、100km/h時の回転数もほぼ等しいが、ハリアーターボの最大トルクはCX-8より約10kg・mほど小さい。そのため、巡航ギヤ維持能力や余力感に差がある。ハリアーの方が緩加速や登坂でダウンシフト頻度が高い。分かりやすくいえば、悠々たる味わいで及ばないのだ。
 しかし、全開加速となると攻守が逆転し、6000回転まで一気に回せる高回転域の切れ味は、ディーゼルとしては高回転域を得意とするCX-8でも及ばない。
 フットワークも明確な差がある。ハリアーは回頭反応を高めた軽快感と切れ味のいいハンドリングを示す。ただ、ドライビングの手応えはCX-8以上だが、しっとりとした落ち着き感は明らかに劣る。細かな挙動の収束感や、微妙な揺れ返しの少なさといった洗練感はイマイチ。運転感覚にしても乗り味にしても、CX-8のほうがゆったりとした余裕を楽しめる。
 なお静粛性はガソリン車が有利と思いがちだが、実はエンジン騒音量は目立った差がない。ロードノイズを含めた総合的な体感静粛性ではCX-8が静かなくらいだ。
 内装の高級感の演出は、ハリアーの光り物や加飾の目立たせ方や手の込んだ感じのデザインと比べるとCX-8はシンプルで機能的。どちらを上とするかは嗜好によるが、両車のプレミアムに対するセンスの違いがよく現れている。後席の居心地はCX-8のベンチ仕様のセカンドシートと比べると、ハリアーのほうが寛げる印象だが、キャプテンシートなら後席の居心地やプレミアム度は、CX-8に分がある。

両車のドライバビリティ比較

●CX-8 VS ハリアーターボ車
ハリアーのターボエンジンは、高回転時のトルク低下が少なく、高性能型ターボの特性も併せ持つ。CX-8はディーゼルターボとしては高回転を得意とするが、ハリアーターボに比べれば重々しく、本領発揮は中速域までだ。エンジンを回すような刺激的な走りを求めるならば、ハリアーターボが明らかに楽しい。

●CX-8 VS ハリアーハイブリッド車
 エンジン+ツインモーターのハリアーHVの走りをCX-8と比べてみると、低中速域中心という使い方では、僅かながらハリアーHVに軍配が挙がる。とはいえ、CX-8との差は決定的なものではなく、実用面で大きな差はない。車両価格の違いまで考慮すれば、ハリアーHVが優位とまではいえない。

●CX-8 VS ハリアーガソリンNA車
 ハリアーのNA車はCVT仕様。これを上手に使うことで動力性能を稼いでいるが、頻繁な変速が続くと余裕のなさが顕著に出てくる。性能的にCX-8に優れる部分は少なく、CX-8とは大きな差を感じる。

icon CX-8

近年、マツダ車の質感向上は著しいものがあるが、特にキャビンまわりの進化ぶりは顕著。パネルやソフトパッド類の触感が高まったほか、組み込み精度も強化。その結果、上級車に求められる静粛性も高まっている。ロングボディが生み出す恩恵は、主にサードシートに当てられる。もちろん格納時は広々とした荷室になるが、通常時の荷室容量はゴルフバック2個程度が精一杯。

  • 側後方の車両の接近を知らせてくれるBSMなども全グレードに標準装備。セーフティ・サポートカーSの「ワイド」に相当する高い安全装備を備えている。

  • 上質レザー仕様にアップグレードされる最上級のLパッケージの内装はイイモノ感で満たされる。カラー仕様も2タイプ設定するなど、高級感の演出にも余念なし。

  • CX-8に搭載される2.2Lディーゼルターボは、190PS/45.9kg・mとガソリン4リッタークラスの大トルクを発揮。分厚いトルクが生み出す走りは、一度味わうとヤミつきものだ。

icon ハリアー

キャビンまわりを中心とした質感の高さは、初代モデルから続くハリアーの伝統芸。プログレスなどの上位グレードともなれば、プレミアムブランド顔負けの上質素材が用いられる。豪華な内装はアイデンティティのひとつだ。全長は4725mmとCX-8より175mmほど短いが、2列シート車の恩恵もあって荷室長は奥行き1000mm前後が確保されるなど、かなりの広さを持つ。実用面でCX-8との差はさほど無い。

  • スポーティグレードとして設定されたターボ車は、全グレードにパフォーマンスダンパーが標準となるなど、走りの質感を高める装備も充実している。

  • 標準グレードでも十分豪華な内装だが、より高みを望むならばプレミアムナッパ本革仕様もオプションで選ぶことができる。上質感の巧みな演出はハリアーの大きな武器だ。

  • ハリアーターボに搭載されるエンジンは、レクサスモデルにも採用されている2Lダウンサイジングターボ。231PS/35.7kg・mを発揮するなど、スポーティな高性能ユニットだ。

CX-8 VS CX-5

3列シートは必要か? それとも2列シートで十分か? 完成度の高さに加えて、グレード体系や装備内容も似ているこの2モデル。その価格差は小さくはないが、出せない金額ではないだけに悩むユーザーも多いはずだ。

●CX-8(左側)
全高:1730mm 全長:4900mm ホイールベース:2930mm 
●CX-5(右側)
全高:1690mm 全長:4545mm ホイールベース:2700mm

 デザインでは「魂動」、走りでは「人馬一体」、走行メカでは「スカイアクティブ」でテーマ統一した車両開発を行っているため、マツダの同カテゴリー車同士を比較すると、どうしても大中小とか松竹梅のような関係になりやすい。そういった視点ではCX-8はCX-5の先行改良型、あるいはストレッチキャビンによる実用性向上型と捉えても的外れとは言い難い。
「大は小を兼ねる」の論理で見ればサードシートを持つCX-8のほうがメリットが大きいように思えるが、全長で350mm 、ホイールベースで230mm、最小回転半径も0・3mほど違う大きなボディサイズは、確実に狭い場所での取り回しに影響する。オプションで360度全周モニターを選べるとはいえ、取り回しサイズは小さくなるわけでもなく、都市部用途が多いユーザーには、「念のため」程度で選ぶには代償が大きい。
 車格設定はCX-8が上級に位置するが、車体サイズを除けば「半クラス」程度のグレードアップと考えるべきだろう。搭載エンジンはパワースペックを向上させているが、排気量も型式も同じであり、上級設定というより改良型と考えるのが妥当。また、向上したパワースペックの余裕は、主に増加した車両重量で相殺される。力感や静粛性の向上など、走り全般はCX-5よりも洗練感を高めているが、走行性能の魅力は大まかには同じ。格の違いというより同系メカの最新仕様の印象だ。
 だがXD同士で約39万円の価格差は、決して無駄とも言い難い。サードシートや荷室の実用性に投資価値を見出せるユーザー以外でもCX-8の室内は魅力的である。
 特にセカンドシートのスライド&リクライニングによる着座姿勢の自由度は寛ぎを確実に高めてくれる。CX-5の後席はバックレスト角が固定であり、座面の高さと角度に対して後傾角が強め。リラックスするにはいいが、風景を見たり前席乗員と会話するには不便だ。レジャードライブの様々な状況で適切な着座位置と姿勢を取れることは、CX-8のセカンドシートのアドバンテージ。また、セカンドシートは同価格でキャプテンシートの選択が可能。キャプテンシートの居心地はさらに向上し、最上級のLパッケージではVIPカーのようなプレミアムが味わえる。
 その一方で、余力感や快適性などの走りの質感向上を除けば、前席主体あるいはドライバーズカーとしてはCX-5と著しい違いはない。取り回しを優先するか? それとも後席のゆとりを取るか? これがCX-8とCX-5を選ぶ時の最大のポイントであろう。

両車のドライバビリティ比較

乗り比べてみても、CX-8とCX-5のディーゼル車の大きな差はない。あえていうならば、車両重量の差が生み出す、慣性の微妙なかかり具合が違う程度。両車とも走りの質感はトップクラス。

●CX-8 VS CX-5ディーゼルターボ車
最高出力/最大トルクともにCX-8より劣るが、車重は約190kg軽く、重量比ではCX-5のほうが優れている。しかし走ってみると、CX-8は踏み込み直後の加速反応の向上やローギヤード化された変速比の効果で、余力感も加速もわずかに上回る。ディーゼル車同士の比較では、ほぼ互角と考えてもいいだろう。

●CX-8 VS CX-5 2.5Lガソリン車
190PSの最高出力こそCX-8に匹敵するが、最大トルクはディーゼルの6割ほどしかない。全開近くまで高回転を用いれば同等の加速性能を発揮するが、緩加速でのダウンシフトや巡航ギヤ維持能力で大きな差が出てしまう。低中速の速度変化が多いシーンでは差はわずかでも、高速や山岳路での余力感で大きな隔たりが出てくる。

●CX-8 VS CX-5 2Lガソリン車
CX-5で最も安く入手できる2Lガソリン車。動力性能も150PS/20.0kg・mとトルク不足は否めず、常用回転域の上昇やダウンシフト頻度が非力感を強める。CX-8のライバルとしては少々厳しいだろう。

icon CX-8

  • セカンドシートの快適性を優先するならキャプテンシート仕様が優位だが、ベンチシート仕様もサイズ的なゆとりは十分。ファブリックシートになるが、CX-5より明らかに快適だ。

  • サードシートはお世辞にも余裕はないが、足のつま先をセカンドシート下に納めることができる。たまに使う程度ならば、これで十分というユーザーも多いだろう。

  • 全高を低くとったプロポーションのおかげもあり、荷室床面の高さも低い。リヤゲートの開け閉めもグリップまでの高さは約1780mmなので、小柄な人でも苦にしないだろう。

  • サードシートのシートバックはワンタッチで格納可能。この状態の荷室床面の奥行きは1150mm(編集部計測値)とCX-5よりも大きく使える。床下には深さ300mmほどのサブトランクも備える。

icon CX-5

  • マツダ車らしい前席優先の設計もあってか、サイズの割に後席スペースのゆとりは少ない。後席の居住性を重視するなら、CX-8を選ぶべきだろう。

  • 荷室はクラス平均より手狭な印象。アレンジなども平凡レベル。ただ、よっぽど大きな荷物を積むのではなければ、実用性で不満に思うシーンは少ないだろう。

  • 標準仕様のXDでも一定以上の質感を持つ。手触りの良いステアリングや見栄えあるダッシュボード面は、従来のマツダ車の認識を超えている。

CX-8 vs ハリアーvs CX-5 注目4大ポイント比較

いずれも渾身の自信作ゆえに、隙のないキャラクターを持つが、どれが一番良いのか?はやはり気になる。ここではプレミアムSUVに求められる4つの要素に絞って3モデルの優劣を確認してみたい。

icon ●チェックポイント1 走りの質感

マツダ2車のバランスの良さはアドバンテージ
 3モデルとも走りを強く意識したキャラクターを売りとしている。なかでも低回転域から大トルクを発生するターボの動力性能は、ガソリン車もディーゼル車も優秀だ。だが、そのことを踏まえても40kg・m超級の最大トルクを発生するマツダ2車には大きなアドバンテージがある。ハリアーはHV車ならば燃費とゆとりでさらに上を行くが、ターボ車はスポーツ性が勝ちすぎる印象が強い。フットワークは3車ともスポーティ。ドライビングの手応えはハリアーに分があると感じるが、肩肘張らずに気楽に走れる安心感や走りの質感は、マツダ2車が勝っている。

icon ●チェックポイント2 ユーティリティ

ハリアーの荷室は細かな部分にも目配りが効いている
 CX-8のサードシートは、ワンタッチ操作でシートバックが前方に倒れる扱いやすい構造。多少傾斜は気になるが、気軽に荷室容量を高めることができる。CX-5の荷室は深さに余裕はあるものの、奥行きはCX-8(サードシート格納時)とハリアーには及ばない。一方でハリアーの荷室は、一般的なカーペット仕立てのマツダ2車とは異なり、加飾レールを備えるボード仕立てになっている。積載時の作業性の向上に加え、荷室下のサブトランクへのアクセスも良好で、常載品の整理などもしやすい。細部の煮詰めはハリアーの方が明らかに上だ。プレミアム性ばかりに注目が集まるハリアーだが、トヨタらしい丁寧な造りも併せ持っている。

icon ●チェックポイント3 ユーティリティ

高機能システムを採用しているCX-8&CX-5にアドバンテージ
 今や先進安全装備の三種の神器とも言えるAEBS(先進緊急ブレーキ)/ACC(追従型クルーズコントロール)/LKA(レーンキープアシスト)は、3車とも採用。いずれもAEBSは歩行者対応型、ACCは全車速型、LKAは半自動操舵型と最新機能が備わっている。またマツダ2車はこれらに加えて後側方検知が可能なBSM(ブラインドスポットモニター)やRCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)も採用。ウインドウ投影型のカラーHUDなども備わっている。ハリアーもクラス平均以上の装備機能を持つが、マツダ2車には一歩譲る格好だ。

icon ●チェックポイント4 プレミアム&快適性

ハリアーに一日の長があるがCX-8との差はわずか
 CX-5とハリアーを比較すると、キャビンスペースは明らかにハリアーに分がある。全長はハリアーが180mmほど大きいが、後席のゆとりも一回り大きい。ショートワゴン的なCX-5と上級ワゴン的なハリアーといえるほどの差がある。一方、ハリアーとCX-8の比較では、後席(セカンドシート)は両車ともにリクライニング機能を備えるが、素材感とレッグスペースはハリアーが勝る。ただし、CX-8のセカンドシートはキャプテンシートを選ぶことができることはアドバンテージ。このゆったり仕様ならば、ハリアーよりも快適なドライブを楽しめるだろう。

最終結論!ズバリ選ぶならどれ?おすすめグレードは?

 ハリアーの外観は、プレミアムSUVの魅力のひとつがスペシャリティにあることを雄弁に物語る。悪路踏破の視点からすれば長いフロントオーバーハングは禁物だが、スペシャリティ感覚の演出は抜群である。悪路対応しても悪路踏破性にこだわらないことが昨今のSUVの特徴であり、デザインや加飾などのプレミアム感の演出にしてもハリアーは勘所を上手く押さえている。
 一方、マツダの2車は走りもデザインも強いこだわりを見せるが、あざとい演出はない。走りは懐深さと安心感であり、デザインは機能感を基調とする。品のいいプレミアム感とも言えるが、ハリアーと比べると薄味だ。
 ただ、CX-5とハリアーの比較では嗜好の違いが主になるが、CX-8は少々事情が異なる。プラス2席の実用性もあるがキャプテンシートの寛ぎは、他2車にはないプレミアム感を生み出している。リッチな気分と実用性の両立ができるCX-8は、ハリアーに勝るとも劣らない魅力がある。

icon CX-8 XD Lパッケージ

  •  実用性とコスパではプロアクティブを薦めたいが、プレミアムにこだわるなら最上級グレードのLパッケージがいい。安全&運転支援装備やHUDはプロアクティブと共通設定だが、専用の内装加飾や大型センターコンソール付きキャプテンシートで、車内のプレミアム感が大幅に向上。パワーテールゲートも標準装着も魅力だ。

  • Lパッケージで選べるレザー仕様は、ディープレッドと写真のピュアホワイトを選択できる。いずれも質感に富んだ内容で豪華さを際立たさせてくれる。

icon ハリアー(ターボ) プログレス

  •  ターボのゆとりあるドライブフィールとスポーティな走りの味付けはハリアーのキャラに似合いである。プレミアム&スペシャリティを求めるなら内装のグレードアップを図ったメタル&レザーパッケージがお薦めだ。この仕様はプレミアムにも設定されるが、純正ナビが標準になるプログレスの方が買い得感がある。

  • インテリアとの一体感を求めるならば、純正ライン装着ナビを選びたい。プログレス以外はOP扱いなので、これ目当てでプログレスを選ぶのはアリだ。

icon CX-5 XDプロアクティブ

  •  内外装の加飾も含めてXD・Lパッケージが最も高級な仕様になるが、CX-8ほどグレード間の格差がなく、またCX-5のキャラからしてもプレミアムをことさら選ばなくてもいい。ガソリン車も選べるが、お薦めはディーゼル車。走りに余裕もあり、実用機能と価格のバランスが良いプロアクティブがベストだ。

  • あえてガソリン車を選ぶならば上級仕様の2.5L車を選びたい。ガソリン車特有の抜けの良い加速感は、ディーゼル車では味わえないものだ。

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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