新型車比較・ライバル車対決
更新日:2026.08.20 / 掲載日:2026.08.20
ホンダ ヴェゼルのグレード選び完全ガイド! 装備の違いを徹底比較

運転しやすい小さな車体ながら、後席やラゲッジルームは広くて実用的。そしてデザインはスタイリッシュ。「ヴェゼル」はそんなコンパクトSUVであり、そのバランスの良さから人気モデルであり続けるのも納得です。
しかし、いくつかの仕様があるので実際に購入する際はグレード選びで悩むかもしれません。「中級グレードの『e:HEV X』と上級グレード『e:HEV Z』はどう違うのか?」「『e:HEV RS』って誰とマッチングのいいグレード?」「『HuNTパッケージ』や『PLaYパッケージ』ってなに?」など、いろんな迷いがあることでしょう。
自分にとって良好なマッチングとは言えないグレードを選んでしまうと「思ったより装備が足りなかった」「価格の割に使わない機能ばかりだった」なんて後悔に繋ることも。そこで本記事では、現行型ヴェゼルの全グレードの装備差や価格帯、さらにはどんな人にどのグレードがピッタリなのかをわかりやすく解説。あなたに最適なヴェゼルを選ぶサポートをします。
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ヴェゼルには6つのグレードがある
現行型ヴェゼルほグレードは6つ。装備の差だけではなく、異なるキャラクターが用意されていて、ライフスタイルに合わせて選べるようになっています。
唯一のガソリンエンジン仕様の「G」

新車価格:275万8800円(4WD)
ハイブリッドを搭載するベーシックモデル「e:HEV X」

新車価格:299万8600円(FF)、321万8600円(4WD)
ハイブリッドを搭載する装備充実モデル「e:HEV Z」

新車価格:326万8100円(FF)、348万8100円(4WD)
ハイブリッドを搭載する都市型スポーツ「e:HEV RS」

新車価格:374万8800円(FF)、396万8800円(4WD)
アウトドアテイストの「e:HEV X・HuNTパッケージ」

新車価格:374万8800円(FF)、396万8800円(4WD)
パノラマルーフなど上質装備をセットにした「e:HEV Z・PLaYパッケージ」

新車価格:369万9300円(FF)、391万9300円(4WD)
「G」「e:HEV X」「e:HEV Z」の違いは?

ベーシックグレードの「G」に対し、中級グレードの「e:HEV X」はパワートレインがハイブリッドに格上げされるのが大きな違い。ただし「G」にはFFの設定がなく、4WDしか選べません(「e:HEV X」を含むハイブリッド車はFFと4WDが選べる)。
ドライブモード切り替えスイッチなども追加されるが、快適装備に関しては大きな違いはないのも覚えておきたいところ。ハイブリッドを求めるかどうかが選択のポイントと言えるでしょう。

上級グレードとなる「e:HEV Z」は「e:HEV X」に対し、エアコンが左右独立温度コントロール式へアップグレードされるほか、電動テールゲート、運転席&助手席シートヒーター(4WD車は全車標準装備)、18インチタイヤ&アルミホイール(「e:HEV X」は16インチ)などを追加。快適装備が充実します。
「G」や「e:HEV X」でも一般的な装備は一通り備わっているので、大きな不満はないでしょう。しかし、「電動テールゲートが欲しい」とか「FF車でもシートヒーターが欲しい」、となると上級装備が充実する「e:HEV Z」を選びたくなってきます。
グレードごとの主な違いを表にすると次のようになります。
| G | e:HEV X | e:HEV X・HuNTパッケージ | e:HEV Z | e:HEV Z・PLaYパッケージ | e:HEV RS | |
| キャラクター | ガソリンエンジン+4WD | ハイブリッドのスタンダード | Xにアウトドアテイストの装備を追加 | 快適装備が充実した上級モデル | Zに専用装備や専用カラーなどを追加したモデル | 立体駐車場に対応する都市型スポーティSUV |
| 価格帯 | 275万8800円 | 299万8600円〜321万8600円 | 374万8800円〜396万8800円 | 326万8100円〜348万8100円 | 369万9300円〜391万9300円 | 374万8800円〜396万8800円 |
| パワートレイン | ガソリンエンジン | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド |
| WLTCモード燃費 | 15.0km/L(4WD) | 26.0km/L(FF)、21.5km/L(4WD) | 26.0km/L(FF)、21.5km/L(4WD) | 25.3km/L(FF)、21.3km/L(4WD) | 25.3km/L(FF)、21.3km/L(4WD) | 25.4km/L(FF)、21.4km/L(4WD) |
「e:HEV RS」は何が違う?

ヴェゼルのラインアップの中でもっとも高額なグレードとなる「e:HEV RS」。快適装備は「e:HEV Z」と基本的に同水準ですが、同グレードではオプション扱いとなるカーナビも標準装備となるのが大きな違いです。
ハニカム形状のグリルなどでスタイリングをスポーティにコーディネートしているのに加えて注目は、専用のサスペンションを装着していること。運転する楽しさをさらに磨いているのです。




しかし、特徴はそれだけではありません。他のグレードでは1580~1590mmある全高を1545mmに抑えたことで、ロールーフ車用の機械式立体駐車場への入庫を可能としているのです。自宅の車庫が背の高いクルマに対応していない機械式立体駐車場だったとしても購入できるSUVと言っていいでしょう。

「HuNTパッケージ」「PLaYパッケージ」は何が違う?

「e:HEV X」に用意される「HuNTパッケージ」は、アクティブな雰囲気を高めた仕様。スタイリングはルーフレールをはじめアウトドアレジャーが似合いそうな雰囲気をコーディネートし、インテリアは水拭きで簡単に掃除できることもあって濡れたり汚れたままの服でも気兼ねなく座れる撥水・撥油のシート表皮を組み合わせるのも魅力です。




「HuNTパッケージ」はルーフレールが標準装備になるほか、シート生地が撥水・撥油機能付きの「FABTECT」になります。キャンプやスキーなどに出かける人とのマッチングも良好で、そういった活動的なユーザーにおすすめです。もちろん、スタイルが気に入って選ぶのもいいでしょう。

「e:HEV Z」に用意される「PLaYパッケージ」はカラーバーオーナメント付フロントグリルなどPLaYパッケージ専用のエクステリアを身に纏ったうえで、インテリアはライトブルーをアクセントとしたグレージュで明るくコーディネート。上質さを強調した仕立てです。

そのうえで、パノラマルーフやカーナビ、ETC2.0車載機、そしてワイヤレス充電器などを標準採用として装備を充実。ヴェゼルのなかでもっと上質な雰囲気を持ちつつ、装備水準の高いグレードとなっています。
「車体は小さくても装備が充実したSUVがいい」という人に最適なグレードといっていいでしょう。

グレードごとのエクステリアの主な違い

ここではグレードによって異なるエクステリアの違いを表としてまとめています。これからもわかるとおり、ヴェゼルはキャラクターを表現するべく細やかに作り込まれているのです。
●:標準装備
| G | e:HEV X | e:HEV X・HuNTパッケージ | e:HEV Z | e:HEV Z・PLaYパッケージ | e:HEV RS | |
| LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント) | ● | ● | ● | |||
| フロントグリルガーニッシュ | ブラック | ブラック | シルバー | ブラック | シルバー/ブラック | 専用デザイン・クリアブラック |
| バンパーガーニッシュ(フロント・リア/サイド) | ブラック/ブラック | ブラック/ブラック | ブラック/ブラック | クリアブラック/クリアブラック | シルバー・ブラック/クリアブラック | クリアブラック(RS専用)/クリアブラック |
| シャークフィンアンテナ | ● | ● | ● | ●(ルーフ同色) | リアガラスにプリントアンテナ装着 | ● |
| 16インチアルミホイール | ●(ベルリナブラック+切削) | ●(ベルリナブラック+切削) | ●(シャークグレーメタリック) | |||
| 18インチアルミホイール | ●(ベルリナブラック+切削) | ●(ベルリナブラック+切削) | ●(ベルリナブラック+ダーク切削クリア) |
自分好みのキャラクターが見つかるヴェゼルの良いところ

ヴェゼルの仕様は駆動方式の違いまで含めると11タイプ。しかし実質的な選択肢は、「パワートレイン(ハイブリッドか純エンジンか?)」、「装備グレード」そして「駆動方式(FFもしくは4WD)」の3つが大きなものです。
グレードは単に装備水準だけでなく、アクティブな雰囲気の「HuNTパッケージ」や明るいインテリアカラーで装備充実の「PLaYパッケージ」など、明確に魅力がわかるパッケージも選べるのが嬉しいところ。その方向性が自分のライフスタイルに合致しているのなら、積極的に選ぶことをお勧めします。
グレード構成はシンプルだけど、方向性がいろいろあって幅広いユーザーにマッチする。それがヴェゼルなのです。
文/工藤貴宏、ユニット・コンパス 写真/ホンダ、ユニット・コンパス