新型車比較・ライバル車対決
更新日:2026.02.28 / 掲載日:2026.02.28
新型RAV4 vs ライバル完全比較〜メカニズム&装備〜
勢力図激変!?《2026最新版》ミドルSUV完全比較
《新型RAV4vs ライバル先取り対決》
人気と実力でミドルSUVカテゴリーをけん引してきたRAV4の新型がデビュー! そこで今回は気になるライバルを3車種ピックアップ。横並びの比較を敢行し、各車の強みを探った。
●文:川島 茂夫
※写真はプロトタイプや海外仕様を含む。
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
新型RAV4vs ライバル先取り対決・メカニズム&装備
性能や装備・機能では決定的な差がつかない
動力性能と燃費の両立という点からミドルSUVではHEVの標準化が進み、別項でも述べたように比較4モデルでガソリン車を選択できるのはフォレスターのみ。フォレスターも車種展開上はHEVが主と考えていい。
HEVと言っても形式はそれぞれで、RAV4とフォレスターはスプリット式、エクストレイルはシリーズ式、アウトランダーはシリーズ/パラレル式のPHEVとなる。また、4WDシステムはフォレスター以外はツインモーター式を採用。電動駆動範囲の広さは正確な駆動力配分制御でも大きな長所であり、エクストレイルとアウトランダーは乗り心地や操安面で積極的にHEVシステムと電動4WDを活用する。
今やクルマの基本性能のひとつとなったADAS機能は後発モデルほど有利で、有料道路渋滞走行でのハンズフリーなどの限定条件での自動運転はRAV4とフォレスターには設定されるが、他の2車は非採用。RAV4は最新モデルだけあってスマホを利用した車外からのリモート駐車&出庫機能など、運転補助機能ではミドルSUVをリードしている。
前席パワーシートやハンズフリー機能付パワーテールゲートなどの利便快適装備はいずれのモデルも充実。前記2装備は4モデルとも中間グレード以上に標準装着される。また、プレミアムオーディオはフォレスターとエクストレイルはBOSE、アウトランダーはヤマハを採用。RAV4はDA(ディスプレイオーディオ)を標準装着するが、オーディオブランドのシステムは今のところは非設定となっている。
こうして4モデルを比較してみると装備面の単純な用途適性では意外と差が少ない。性能や装備の過不足よりも嗜好的な要素による相性やコスパがミドルSUV選びの要点と考えるべきだ。
TOYOTA 新型RAV4
トヨタのお家芸たるHEVシステムと高機能な装備が魅力
HEVシステムは2.5ℓを核としたスプリット式を採用。動力分割機構によりシリーズ式とパラレル式を融合させた制御が特徴だ。4WDは前後独立した電動駆動系を用いたツインモーター式のE-Fourを採用。上級設定のZには自動車専用道渋滞時ハンズフリー機能を標準、OPでリモート駐車機能を設定するなどADAS関連もクラス最高水準だ。






SUBARU フォレスター
ストロングハイブリッドやアイサイトX搭載車が選べる
HEVは従来型のe-BOXERとは別物。トヨタと同形式のスプリット式を採用。2.5ℓエンジンとの組み合わせで動力性能と燃費を大きく改善した。また、比較車では唯一となる1.8ℓターボのガソリン車も設定する。4WDは全車とも電子制御カップリング式で、全グレードに自動車専用道渋滞時ハンズオフ機能などを備えたアイサイトX仕様を用意している。







NISSAN エクストレイル
エンジンは発電専用で、電動走行の制御が強みだ
エンジンを発電機として用いるシリーズ式HEVのFFと4WDの構成。4WDはツインモーター式を採用し、踏破性だけでなくHEVシステム、操安補助としても稼動して動力性能や操安性、乗り心地の向上が図られている。高速道路ハンズフリーなどを備えたプロパイロット2.0は非設定だが、プロパイロットやSOSコールなどADAS機能は充実。









MITSUBISHI アウトランダー
充電・給電機能は大容量電池を搭載するPHEVならではだ
高速巡航時のみパラレル制御を行うシリーズ/パラレル式ツインモーター4WDのみの構成。全モデルとも大容量バッテリーと外部充電・給電機能によりBEV的な運用も可能なPHEVを採用する。ADAS関連はハンズフリーなどの目立った機能はないものの、全車速ACCやLKAなどの必要性の高い機能を網羅的に採用している。






ミドルSUVライバル パワートレーン一覧 ※数値はオプションを含まず

ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。